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関大がワンツーフィニッシュ!

関大がワンツーフィニッシュ!

◇第58回関西学生賞典障害大会、第60回関西学生選手権大会◇7月16日◇於・三木ホースランドパーク◇

【障害個人成績】
1位 漆原・カリエーレ組 減点0 タイム65.26 (JO:減点0 タイム43.93)
2位 島村・千蘭組 減点0 タイム64.59 (JO:減点0 タイム46.59)
仁部・千香組 減点8 タイム65.55
光森・ドルス組 減点8 タイム69.73
中沢・千駿組 減点12 タイム61.33
清水・ナレッタ組 減点20 タイム69.48

【馬場馬術競技】
光森・千令組 最終得点率 48.593%

【団体成績】
1位 関大

関西学生賞典障害大会 (夏学)。障害を得意としている馬の多い関大は昨年果たせなかった団体優勝を果たしたいところ。バーを落とし、悔しい減点で試合を終えた選手たちがいた一方で、1,2位となり、再び強さを示した。

真夏の日差しが照りつける中、トップバッターで登場したのは清水奨真(文2)・ナレッタ組。序盤にバーを2つ落とすと、その後も各障害につきバーを1つずつ落としてしまう。減点は膨らみ、総減点は20となった。

△清水・ナレッタ組

次に登場したのは、光森美絢(人3)・ドルス組。最初のバーを軽々飛び越えると、その後6連続ミスなく障害をこなしていく。落としたバーは2つのみで、総減点は8。人馬息のあったコンビネーションを見せた。

△光森・ドルス組

関大勢3番手に登場したのは、中沢壮(情3)・千駿組。最初のバーを綺麗に飛び越えると、軽快なリズムでその後も楽々と成功させる。落としたバーは合計で3本。総減点は12となったが、61.33という好タイムで競技を終えた。

△中沢・千駿組

次に登場したのは島村空音(情3)・千蘭組。ゆっくりとした走りで演技は始まった。余裕のあるジャンプで全ての障害を飛び越えていく。この日この競技で初の減点0に。観客からは歓声が上がった。

△島村・千蘭組

その後、仁部泰夢主将(情4)・千香組が登場。前半はミスなく障害を飛び越えていく。このまま演技を終えるかと思われたが、第7、8障害でバーを落とし悔しい減点となった。しかしその後は立て直し演技を終えた。

△仁部・千香組

関大から最後に出場したのは漆原竜吉(情2)・カリエーレ組。「試合を重ねるごとに腕が上がっている」とコーチから声が上がる漆原は、カリエーレとペアを組んで初の公式戦を迎えた。カリエーレは元気な様子で、演技開始。余裕あるジャンプを見せる。第7障害で足がバーに当たるも落ちず、減点0で競技を終えた。

△漆原・カリエーレ組

その後、総減点0の選手のみで競われる順位争いのジャンプオフ。全体で3人が進んだ。関大からは島村・千蘭組、漆原・カリエーレ組の人馬がジャンプオフに駒を進める。

最初に登場したのは島村・千蘭組。先ほどの演技と同様に、余裕のあるゆったりとしたジャンプで障害を飛び越えていった。馬が障害の前でつまる場面もあったが、立て直す。そして、圧倒的な飛躍力でカバーし再び減点は0だった。

最後が漆原・カリエーレ組の演技。カリエーレはゆったりとした美しい演技と、ジャンプで観客を魅了した。最後まで障害を落とすことなく漆原も減点0で演技を終えると、観客からは歓声が。表彰台の1番高い位置に立った。

△1,2位になった関大の人馬

結果は関大のワンツーフィニッシュ。入賞者のみに与えられるウィニングランでは関大2組の人馬の笑顔が眩しいほどに輝いた。

△1位にのみ与えられる2度目のウィニングラン

関大勢から唯一馬場に出場したのは、光森・千令組。最初の段階で指示に背く場面が見られるものの、直後の歩行で落ち着きを取り戻す。その後順調に演技を進め、大きなミスはなくそのまま終えるかと思われた終盤。H地点の右回りで側面にぶつかってしまった。これが大きな減点となり、最終得点率は48.593%。結果は悔しい最下位となった。

△光森・千令組

午後からは関大所属でない馬をどれだけうまく指示通りに。そして、美しく走らせることができるのかを見せる選手権大会が開かれ、仁部主将が出場した。序盤から主将としての貫禄を見せつける。ハミ(馬の口に噛ませている金属の馬具)に乗っている状態を保ち続けた。そして、ステップも一定で安定感を見せる。指示内容を馬に正しく伝え、メリハリのある動きを見せた。

△仁部主将

ワンツーフィニッシュで嬉しさあふれる結果を得ることができた今大会。しかし、まだ上位を狙える選手も多い関大は来月に秋学を控えている。喜び溢れる笑顔をさらに見せるために。人馬一体で、年内最後の関西での戦いに挑む。【文/写真:村中望乃、合田七虹】

▼島村
「(今日の滑走を振り返って)130というクラスが初めてだったのですごく緊張して大丈夫かなと思っていた。昨日のフレンドシップもあまりいい感じではなかったので心配があったんですけど、馬が頑張ってくれたので、130も満点で帰ってきて、ジャンプオフもミスなくできたので良かったなと思う。(今日に向けて今まで意識して取り組んできたこと)日頃コーチから言われてきたことを意識してスマホやメモに書いて、試合前に昨日の走行や自分がミスしたところを思い出したりして、日々の積み重ねでこういう結果になったのかなと思う。(全学の目標)今日は、たまたま運良く2位になれただけで、私の実力はまだまだ。馬が助けてくれたのでやっぱり自分の実力をもっと上げて、この調子で全学も頑張っていきたいと思う」

▼漆原
「(今日を振り返って)初めての130だったので、不安はいっぱいあったが馬に助けられた。(今日に向けて今まで意識して取り組んできたこと)足元があまり良くなかったんで、毎日管理を怠らずやってきたことと、障害の練習も足の関係であまり乗る回数を取れなかったので、1回1回の練習を大切にした。(カリエーレとの初のペアについて)馬それぞれの個性と特徴が全然違う。その馬に合った乗り方も大事なので、馬によって変えることは意識している。(次戦に向けて)今いい感じに来ているので、このままいいモチベーションで保ちながら、足の状態とかもあるので、本当にいい状態で臨めたらなと思う」

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