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◇2023年度第49回西日本大学男子選手権大会◇予選グループ戦◇対佐賀大◇6月21日◇ベイコム総合体育館◇

[第1セット]関大25―17佐賀大
[第2セット]関大25―11佐賀大
[セットカウント]〇関大2―0佐賀大

今年も西日本の頂点を懸けた熱き戦いが始まった。昨年ベスト16で終えた関大。狙うは昨年以上の成績のみだ。予選リーグ突破をかけて対峙(たいじ)したのは佐賀大。試合は第1セットから関大が押し込む展開に。クイックやブロックなど多彩な攻撃で攻めると、第2セットも攻撃の手は緩めない。終始相手を圧倒し、ストレート勝ちであすの決勝トーナメント進出を決めた。

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第1セット、関大は相手のサーブアウトにより幸先良く先制する。その後、中島康介(文2)のクイックや陰下雄太主将(情4)の打点の高いアタックなどで得点。主導権を握ったかのように思えた。しかし、相手は普段戦うことのない九州の大学。「(試合に)入りにくい部分もあったし、意外な攻めにやりにくさもあった」と陰下主将が話すように、その後は一進一退の攻防になる。それでも金子玄(人4)の強烈なアタックを皮切りに得点を挙げると、そこから一気に関大ペース。ブロックアウトなどを誘い9連続得点と突き放した。最後は金子が左からアタックを決め、難なく1セット目を奪う。

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△中島
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△陰下(左)と中島
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△久保田滉平(情4)

続く2セット目は大幅にメンバーを入れ替えて挑んだ。セッターに中村奨(社4)を起用。安平瑠也(商3)がアタッカーの位置につく。序盤はその安平が存在感を発揮。強烈なアタックで何度も得点をもたらした。その後も森歩夢(政策1)、山本大稀(経2)らサイドアタッカーが躍動。関大ペースで試合が進んでいく。安平のコート右隅へのアタックでマッチポイントをつかむと、最後は川合涼太(人3)のブロックで試合終了。ストレート勝ちで、あす以降の決勝トーナメント進出を決めた。

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△中島(左)と安平
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△森
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△山本
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△川合

たくさんの選手を起用しながら、圧倒的なスコアで予選リーグ突破を決めた関大。ベスト8以上入りを果たし、全日本インカレへの切符をつかむために、これ以上ないスタートとなった。まずはあすの決勝トーナメント1回戦を全力で戦い抜き、昨年超えることができなかった壁を打ち破ってみせる。【文:稲垣寛太/写真:中吉由奈】

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△下﨑大輝(情2)

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