◇第46回総合関関戦前哨戦◇対関学大◇5月17日◇於・関西学院大学上ヶ原キャンパス総合体育館2階
[第1Q]関大9ー12関学大
[第2Q]関大13ー27関学大
[第3Q]関大18ー16関学大
[第4Q]関大15ー23関学大
[試合終了]関大55ー78関学大
4勝2敗で迎えた関関戦前哨戦。さらに勝ち星をもたらすべく、強敵・関学大に挑んだ。第1クオーター(Q)では大きく点差は開かず。しかし、第2Q中盤には、関学大に11得点を許してしまった。試合は17点ビハインドで後半を迎える。ここで、関大の勢いが増す。フリースローやスリーポイントシュートで着実に点を重ねた。第3Qは関大が優勢に。しかし、最終Qで開いた点差をを縮め切れず、敗北を喫した。
関学大の先制点から試合は始まった。関大は日高さくら(人2)がゴール下から初得点。第1Q終盤には、1年生3人がコートに入った。石井花那(文1)が速い戻りで相手シュートを防ぐと、直後に山口愛(法3)が相手ディフェンスに当たられながらゴール。獲得したフリースローも決め切り、見事3点プレー。チームを勢いづけた。その後も大屋結芽(商3)から、上手くカットインした山口にパスがつながる。そして、冷静にシュートを決めた。第1Q最後には1年生コンビが魅せる。東紗希(政策1)のアシストから、川崎真子(人1)がシュートを決め、得点した。
第2Qは、関学大が速いトランジションの中、大量得点。中盤には、10得点を連取され、14ー31と大きくリードを広げられてしまった。残り3分を切ったところで、河野楓佳(人4)のスローインから、日高が合わせ得点。再び日高がドライブから決め、22ー39で試合を折り返した。
後半開始直後も関学大の勢いは止まらず。しかし、関大も反撃する。第3Q序盤は、両者が交互に得点。関学大のファールが徐々に増え、関大はバスケットカウントで点を重ねた。福井響(政策3)と石井がフリースローを2本とも、冷静に決める。さらに石井は、直後にスリーポイントシュートを連続で沈め得点を量産。ここにきて、18ー16と関大優勢に。
前Qよりもさらに勢いに乗りたい最終Q。しかし、開始から6本のシュートを許す。関大は日高がフェイント駆使し得点。また、大家から上手くカットインした石井にボールが渡り、そのままシュートを決めた。終盤には、田代伶奈主将(法4)がスリーポイントシュートを決め、チームを鼓舞。最後は試合を通して得点源となった日高がシュートを2本を決める。しかし、関学大の背中に追いつくことはできず、55ー78で敗北を喫した。
途中「足が止まってしまった」と田代主将。強敵・関学大との戦いを終え、課題も見えた。続く西日本選手権大会に向け、弾みをつける。【文 : 松尾有咲/写真 : 稲垣寛太】
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