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強豪相手に引けを取らず。男子総合団体優勝!

強豪相手に引けを取らず。男子総合団体優勝!

◇2023年度関西学生スポーツ射撃選手権春季大会◇5月3〜5日◇能勢町ライフル射撃場

〈個人本戦〉
[10mAR男子立射60発競技]
1位 古田純大(情3) 619.3
2位 松浦悠斗(法2) 616.6
3位 内原隆之介(商4)613.4
6位 山田崇太 (文1)610.3
13位 木村優世(シス理3)594.6
20位 前田一希(法3) 589.5
26位 水上雄太(経3) 582.9
27位 新蔵叶夢(文4) 582.5
32位 難波圭祐(情3) 564.5
40位 山口慶太(法3) 559.7
45位 栗原皐輔(法3) 554.9

[10mAR女子立射60発競技]
8位 栗林悠那(安全4) 611.6
11位 佐々木梨乃(経4) 608.7
12位 旭夏希(経2) 606.9
16位 後藤真依(法3) 602.2
18位 岩川歩希(文4) 600.1
20位 樋口彩希(文4) 592.0
30位 田中那海(法3) 590.3
32位 阿部実莉(化生3)588.5
34位 高並華鈴(人4) 585.0
40位 井上杏珠(文2) 578.3
63位 山下尚生(情2) 556.5

[10mAP男女立射60発競技]
4位 角江勝貴(シス理4) 540
6位 成山奈々子(経4) 516
8位 上田剛(社3) 501 

[10mBP男子立射60発競技]
9位 上田 506
13位 角江 492

[10mBP女子立射60発競技]
2位 成山 516
10位 井水志穂(経2) 486
11位 松本唯(社2) 485

[50mSB男子ライフル三姿勢(膝射、伏射、立射)]
1位 松浦 568
→関西学連新記録
4位 木村 557
8位 山田 541

[50mSB女子ライフル三姿勢(膝射、伏射、立射)]
4位 後藤 554
7位 佐々木 546
10位 栗林 536
11位 旭 525

[50mSB男子伏射60発競技]
1位 木村 605.0
4位 松浦 599.7
8位 山田 590.8

[50mSB女子伏射60発競技]
2位 後藤 606.2
6位 佐々木 596.6
8位 旭 589.3
16位 高並 465.1

〈団体成績〉
10mAR男子 (内原、古田、松浦) 1位 1849.3
10mAR女子(岩川、佐々木、旭) 3位 1815.7
10mAP男子 (角江、上田) 2位 1041
10mBP女子(成山、井水、松本) 2位 1487
50mSB男子(木村、松浦、山田) 1位 1666
→ 関西学連新記録
50mSB女子 (栗林、佐々木、後藤) 3位 1636

男子総合団体(内原、木村、古田、松浦、山田) 1位 3485.3
→ 関西学連新記録
女子総合団体(岩川、栗林、佐々木、後藤、旭) 3位 3451.7

〈ファイナル〉
[10mAR男子立射60発競技]
2位 内原 
4位 古田
5位 松浦
6位 山田

[10mAR女子立射60発競技]
8位 栗林

[10mAP男女立射60発競技]
4位 上田
5位 成山
7位 角江

[10mBP女子立射60発競技]
5位 成山

[50mSB男子ライフル三姿勢(膝射、伏射、立射)]
1位 松浦
6位 木村

[50mSB女子ライフル三姿勢(膝射、伏射、立射)]
4位 後藤 
7位 佐々木 

全3日間にわたって開催された春関。今年も関大から各種目多数の選手がエントリーした。自己ベスト更新、関西学連新記録樹立など輝かしい成績を残した関大勢。同大や立命大ら強豪校が集う中、男子総合団体優勝を果たし、確かな爪痕を残した。

初日は各種目本選が開催された。上位8名に残れば、ファイナルへ進むことができる。最初に登場したのは10mBP男女立射60発競技にエントリーの上田。序盤、システムトラブルなども起こる中、2シリーズ目で90点台をマーク。506点にまとめ、同組3位でのフィニッシュとなった。

△上田

続いて行われたのは50mSB男子ライフル三姿勢(膝射、伏射、立射)。晴天かつほとんど風のない良好なコンディションの中、松浦が躍動した。得意の立射では思うように得点が伸びなかったが、合計568点を記録。関西学連最高得点を樹立した。木村、山田もそれぞれ4位、8位の好成績でファイナル進出を決めた。

△松浦
△木村
△山田

最も出場者が多い10mAR男女立射60発競技では、自己ベスト更新を果たした選手、ファイナル進出を決めた選手が続出。男子では前田、新蔵が自己ベスト。難波は初めて1シリーズ100点越えを叩き出し、充実の内容となった。昨年から活躍が光る内原は1シリーズ目から100点越えの好成績。随所に足幅を測りながら丁寧に撃ち込んでいく。613.4点の好記録でファイナル出場を決めた。同組に登場した山田も1年生ながら同じくファイナル進出。実力の高さを証明した。また水上は序盤から真ん中の10点台を捉える好調の滑り出し。4シリーズ目では大台の100点に迫る記録をマークした。

△前田
△新蔵
△難波
△内原
△水上
△栗原

同種目女子も大会初日から開催。団体メンバーの佐々木は体調が芳しくない中、4シリーズ目以外は100点台の成績。確かな力を証明したが、不本意な内容となった。昨年、この大会で優勝を飾った旭も初日から登場。終盤にかけてシリーズ101点台をマークするがファイナル進出は叶わず。連覇には至らなかった。この日ファイナル進出者はいなかったが、そんな中一際輝いたのが3年生の後藤。前半は思うように点数を伸ばすことはできなかったが、後半にかけて調子は上昇。最終6シリーズ目では103点台の成績を収めた。ファイナル進出とは惜しくも届かなかったが、次につながる内容となった。

△佐々木
△高並
△田中
△山下

また 10mBP女子 には井水、松本がそれぞれ登場。ともに昨年秋に開催された秋関から大幅に得点が上昇。確かな成長を遂げ、今後の活躍に期待がかかる活躍となった。

△井水
△松本

午後からは 50mSB男子伏射60発競技 が行われた。 伏射姿勢の状態で50m先に離れた的に向かって撃つこの種目。松浦が5連続で10点台をマークすると、山田も負けじと10点台をマーク。松浦が4位、山田が8位と好成績を残した。しかしその好成績を上回り優勝を果たしたのが木村。1シリーズ目から最高得点の10.9を記録するなど絶好調。序盤から2位につけると、最終6シリーズ目で102点台に乗せる。見事同大の選手を抜き、1位の座を奪い優勝を果たした。

△松浦
△山田
△木村

2日目、初戦は10mAR男子立射60発競技が行われた。この日の松浦は調子が悪く、正確な撃ち抜きに苦戦する。弾を打つ間隔も遅く、焦りが目立つ。普段から620点を超える成績を残してきたが、616点と納得のいかない結果に終わった。この種目では古田が619点を獲得し、見事1位に輝いた。

△古田

10mAP男子立射60発競技では上田が501点を獲得。目標としている550点には届かなかったものの種目全体4位になった。

△上田

50mSB女子伏射60発競技では後藤、佐々木、高並、旭が出場。後藤がほとんどのシリーズで100点以上を獲得。全体で606.2点をマーク、23回的に命中させるなど好調を見せ、全体2位となる。

△後藤
△旭

10mBP男子立射60発競技では角江がビームピストルの調子が悪く、497点、全体では13位と振るわぬ結果となった。

△角江

10mBP女子立射60発競技では成山が516点を獲得、的への直撃が7発と他を圧倒する。しかし、同大・匂梅に惜しくも7点差負け。この競技では2位にランクインする。

△成山

10mAR女子立射60発競技には岩川、栗林、樋口、阿部が登場。栗林が611.6と全体8位にランクインする。

△栗林

午後からは、50mSBライフル三姿勢ファイナルが行われた。男子は木村と松浦が出場。午後の松浦は試射で平均得点3.45と調子が良く、本番でも9点台を連発する。伏射終了時点で4点リードした展開で迎えた得意の立射では9〜8点台を常に狙い撃つ。他を寄せ付けない試合運びで優勝を決めた。監督からは「よーやったぞ!!!松浦!!」と喜びの声が。

△入賞した松浦(左)と木村


その後の女子では、後藤が奮闘を見せる。伏射終了時点ではトップに躍り出た。しかし、立射で他大学の選手に点差を埋められ、4位入賞となった。

△後藤(左)と佐々木

迎えた最終日、この日最初に行われたのは10mAR男子立射60発競技のファイナル。本選を勝ち抜いた内原、古田、松浦、山田が出場した。山田は最初の10発シリーズでのミスショットが目立ち6位でのフィニッシュ。松浦はシングルショットで10点台を出すことが出来ず、5位という成績に終わった。本選1位通過を果たした古田は徐々に調子を上げ一時2位まで浮上するものの、力及ばず4位。表彰台には届かなかった。関大勢トップの成績を残したのは内原。終始安定した射撃を見せ見事2位に輝いた。

△山田
△松浦
△古田
△内原

同時刻に開催された10mBP女子立射60発競技には成山が出場。2回目の5ショットシリーズを終えて4位につける。だが、巻き返しを図ったシングルスショットでは10点台をマークすることができず。最終成績を5位とし悔しさの残る結果となった。

△成山

続いて行われたのファイナルは10mAR女子立射60発競技。本選8位の栗林が関大から唯一出場した。5発シリーズの全10発で4度10点台を記録するものの、上位との差を縮めることができず無念の8位フィニッシュとなった。

△栗林

大会最後の種目は10mAP男女立射60発競技。男女混合での開催となったこの種目には角江、成山、上田が出場した。角江は5ショットシリーズでのスタートダッシュの失敗が響き7位。成山は序盤3位まで浮上し、表彰台を射程圏内に捉えたが最後は5位に終わった。上田は2度の最高得点を叩き出し、勢いに乗るものの4位。表彰台にあと一歩届かなかった。

△角江
△上田

自己ベスト更新、関西学連新記録樹立など華々しい活躍が光った今大会。さらには男子総合団体優勝など関西で戦える力を証明した。それでも選手からは「もっとやれる」「ファイナルで勝ち抜くためにこういう練習しよう」などの会話が生まれていた。現状に満足する気はない。向上心高き樋口主将率いる関大射撃部。これからの躍進に期待が高まるばかりだ。【文/写真:稲垣寛太、丸山由雅】

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