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圧倒的な力みせ、団体・関関戦共に制す

圧倒的な力みせ、団体・関関戦共に制す

◇第58回全関西学生大会・第54回関西学生新人大会・第46回総合関関戦前哨戦◇5月4・5日◇於・三木ホースランドパーク

 【全関西学生大会】

[Lクラス障害飛超競技A(LA)]
[関大チームA]
漆原・カリエーレ組  減点0 タイム45.57
中沢・千駿組     減点0  タイム 46.67
仁部・千香組     減点0  タイム 48.89
島村・千蘭組     減点0  タイム 51.25
光森・ドルス組    減点4  タイム 58.54

[関大チームB]
清水・ナレッタ組   減点0  タイム 49.95
金折・ビリーカート組 減点0  タイム 51.35
島村・千功組     減点0  タイム 51.74
漆原・千優組     減点4  タイム 46.90
仁部・千翔組     棄権

[関大チームC]
中沢・千龍組     減点0  タイム 52.45
向井・千秀組     失権
清水・千渓組     減点16  タイム 53.83
金折・千明組     棄権

[LA団体順位](総減点・総タイムは各チームの上位3選手の合計)
1位 関西大学チームA 減点0 団体総合タイム 141.13
2位 関西大学チームB 減点0 団体総合タイム 153.04

[LA個人順位]
1位 漆原・カリエーレ組
2位 中沢・千駿組
3位 仁部・千香組
4位 清水・ナレッタ組

[Mクラス 障害飛超競技D]
1位 清水・千駿組     総減点 0 タイム56.97
2位 金折・千秀組     総減点 0 タイム 60.52
5位 中沢・千龍組     総減点 4 タイム 60.97
6位 仁部・ビリーカート組 総減点 4 タイム 69.39

[Mクラス 障害飛超競技C]
4位 漆原・カリエーレ組 総減点4  タイム 25.69
5位 光村・ドルス組   総減点4  タイム 26.04
6位 中沢・千駿組    総減点4  タイム 27.65

[複合馬術競技]
1位 漆原・千優組  馬場減点38.0 障害減点0 障害タイム110.22 総減点38.0 
7位 島村・千功組  馬場減点39.0 障害減点8 障害タイム111.80 総減点47.0

[馬場馬術競技B]
3位 光森・千令組 60.833%

[Mクラス障害飛越競技BⅠ]
3位 清水・ナレッタ組      72.20秒 減点5
4位 仁部・千香組        76.68秒 減点13
5位 中沢・千駿組        77.21秒 減点22
6位 光森・ドルス組       失権
7位 仁部・ビリーカート組    失権
   島村・千蘭組        棄権

[Lクラス障害飛越競技B]
2位 山本・千秀組     64.21秒 減点0
4位 硯・千騅組      68.41秒 減点0

【新人大会】
[馬場競技]
平田・千騅組 最終得点率52.692%
大石・千歌組 最終得点率54.231%

【関関戦】
1位 関大

【団体総合成績】
1位 関西大学       合計得点72点

関大馬術部の1年が始まった。選手、馬が息を合わせ多くの競技で上位入賞を果たし、この1年の良い始まりとなった。漆原竜吉(情2)は初日の障害飛越をミスなしで通過すると、2日目の馬場馬術へ。両競技の合計で争うこの複合馬術で1位を獲得した。様々な選手が馬と力を合わせた結果、関大が総合優勝も手にした。

全日本学生選手権大会は関関戦前哨戦ともなる、Lクラス障害飛超競技A(LA)から始まった。関大からは3つのチームが参加。関学大よりも1つのチームが高い順位を取ることができれば関大の勝利となる。バーを落とすことなく演技し、50秒に乗らない速さで競技を終えていく。漆原・カリエーレ組の45.57秒、中沢壮(情3)・千駿組の46.65秒の好タイムが特に関大を後押し。タイム、障害共に減点がなく、この競技の個人成績で4位までを関大が独占した。その結果、チームでは、1位、2位に入り、関学大に勝利。LAの上位を独占する形となり、伝統の一戦、関関戦でも白星獲得となった。

△漆原・カリエーレ組
△ 中沢・千駿組

次に行われたのは Mクラス障害飛超競技D(MD) 。関大からは4人の選手が出場した。仁部泰夢(情4)、漆原はバーの落下や馬の反抗もあり、順位を上げることができなかった。しかし、清水奨真(文2)は千騅と息の合った演技を見せ、この種目唯一の50秒台で演技を終え、1位。関大の金折真杜(情2)・千秀組は60.52で演技を終え、2位。関大が1,2位となった。

△清水・千騅組

Mクラス障害飛超競技Cは、LAの100㌢、MDの110㌢からさらに障害の高さが120㌢まで上がり、難易度は上がる。漆原は演技終盤にバーを落下させてしまい、減点。4位となる。光森美絢(人3)は余裕のあるジャンプで障害を越えて行ったが終盤でミスがあり、5位でこの種目を終えた。同日行われた競技で、首位を独占していた関大だが、ここでは個人の順位を落とし、MCの難しさが表れた。

△光森・ドルス組

初日最後に関大が登場したのは、馬場と障害飛越の合計得点で争う複合馬術競技の障害飛越。障害の高さはMDと同じだが、水濠やバンケットが加わり難易度が高くなる。関大からは3選手が登場したが、中沢は馬の反抗があり、失権してしまう。漆原、島村空音(情3)は馬と心を一身化し、華麗に障害物を飛び越えた。障害物を一つも落とさずスムーズに演技を終えた、漆原は笑顔で千優をなでた。2人が上位で次の日に行われる馬場へ挑む。複合馬術競技の優勝がかかった馬場では、まず漆原・千優組が登場。落ち着いた動きで演技を進めるが、馬の挙動の変化が多く見られた。それが減点に響き、馬場減点は38.0。馬場の減点としては大きくなってしまったが、初日の障害減点0がアドバンテージになり、見事優勝に輝いた。島村・千功組は、指示に過剰に反応してしまう様子が見られ、大きな減点に。馬場減点は39.0で、結果は7位となった。

△漆原・千優組
△島村・千功組

2日目最初は、馬場馬術競技Bからスタート。光森・千令組が登場した。ゆったりと余裕をもって入場。大きく首を振ることもなく、安定した動きを見せる。馬と人とのコミュニケーションが重視されるこの馬場馬術では、馬の挙動の変化で減点されてしまう。大きなミスはなく 、最終得点率は60.833%で3位表彰台となった。

△光森・千令組

次に行われたのは、Mクラス障害飛越競技BⅠ。数ある障害の中で、最もバーが高いのが特徴だ。練習をつんでいても、恐怖心により本番で反抗してしまうことも多くある。馬と心を合わせ、緊張に打ち勝たなければならない。まずはじめに登場したのは仁部・千香組だ。序盤から安定してバーを飛び越え、そのままミスなく終えるかと思われたが、終盤でバーを落とすミス。さらに最後のバーで反抗してしまい大きな減点に。減点は-13で、惜しくも表彰台とはならなかった。

△仁部・千香組

その次は中沢・千駿組。途中で足が止まってしまうアクシデントが発生。仕切り直してスタートするがバーを複数落とすミスが響き、-22の大幅な減点となった。

△中沢・千駿組

第3組は、清水・ナレッタ組。順調に進めるが、11番目のバーを落としてしまいマイナスに。しかし落としたバーはこれだけ。減点は-5で、結果は3位表彰台となった。

△清水・ナレッタ組

第5組に出場したのは、光森・ドルス組。スピードある滑り出しで快調にジャンプを成功させる。しかし最後のバーで、タイミングが合わず惜しくも落馬。失権となり、記録なしという結果になった。

△光森・ドルス組

最後に出場した仁部・ビリーカート組。ゆったりと競技をスタートする。5本目のバーで反抗してしまい、仕切り直し。だが再び同じバーを飛ぶことはできず、反則。失権となり、記録なしになった。

△仁部・ビリーカート組

表彰式を挟み、次に行われた競技はLクラス障害飛越競技B。先程のMクラス障害飛越競技BⅠよりバーが低いのが特徴だ。ミスを最小限に抑え、いかに早くフィニッシュするかが鍵となる。6番手に登場したのは、山本・千秀組。ゆっくりと慎重にスタート。スピードは速くないものの、丁寧にジャンプ成功させていく。1つもバーを落とすことなく、 減点を0に抑えた。減点0で終えた場合、フィニッシュラインを切るまでにかかった時間が短い方が順位が上になる。少しスピードが足りなかったことが響き、惜しくも1位とはならず。トップとは約5秒差で2位となった。

△山本・千秀組

12番手に硯・千騅組が登場。こちらもゆったりとしたスタートから。1つ目のバーを正確にジャンプすると、その後もなんなくクリア。しかしスピードは出ない。バーを落とさず減点0で抑えたもののタイムの遅さが響き、順位は4位となった。

△硯・千騅組

様々な種目で表彰台を独占。力を見せつけると、2位と差をつけ見事総合優勝に輝いた。そして関関戦でも圧倒的な差をつけての勝利。これからより高みへと突き進む。どれほどのタイトルを獲得するのか、関大馬術部に目が離せない。【文:村中望乃・合田七虹/写真:村中望乃・合田七虹】

▼仁部
「(1日目を振り返って)僕が主将になって初めての学生戦のシーズンで、やっぱり去年先輩たちが活躍していて、新チームで活動した中で僕が引っ張っていかないと思っていたんですけど、みんなに助けられた試合だったなと思います。(2日目を振り返って)納得できるところはなかったですね。直さないといけないことが多かったです。(主将として後輩に声をかけたこと)今回M+Bの障害があって、うん。僕以外の全員が初めてのその高さの障害だったので、ちょっとした、こうしようみたいなアドバイスをしました。(次戦に向けて)去年出させてもらって個人で優勝して団体も勝っているので、2連覇いけたらなと思ってます」

▼漆原
「(1日目を振り返って)LA団体から始まっていいスタートがまず切れました。そこからいい流れでダービーだったんですけど、MCで落馬して悔しかった分を、ダービーの障害で取り返せたかなと思います。(2日目を振り返って)1位でダービーの障害を通過したので、もう馬場はやるのみで。下との差が減点8だったので、ちょっと余裕ありながらも油断してはならない状況でした。その中で自分なりの馬場を踏むことはできたかなと思います。満足です。(次戦に向けて)ここからどんどんシーズンに入っていくので、今回の春学を期にもっと結果残していくのはもちろんですけど、コンビネーションだったりコミュニケーションというのをしていきたいです」

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