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春リーグは女子1部準優勝、男子2部優勝・1部昇格に

春リーグは女子1部準優勝、男子2部優勝・1部昇格に

◇2023年度関西学生春季リーグ戦◇5月1・2日◇長浜バイオ大学ドーム・長浜市民庭球場◇

【女子】
[第1戦]
●江口・川口2-4馬渕・高岡
○浅見4(7-3)3廣江
○近藤・川﨑4(9-7)3多田・白鳥
○関大2-1同大
[第2戦]
○谷口・西村4-2高木・三島
○浅見4(7-5)3澤井
○近藤・川﨑4-0満留・高橋
○関大3-0関外大
[第3戦]
●江口・川口2-4矢野・高松
●浅見2-4本間
●近藤・川﨑3(2-7)4藤井・永田
●関大0-3神戸松蔭大
[第4戦]
○谷口・西村4-2浪岡・安保
○浅見4-1島田
○近藤・川﨑4-1山田・筒井
○関大3-0天理大
[第5戦]
●近藤・川﨑0-4布施・大島
○浅見4-1岸浦
●江口・川口3(4-7)4木原・平岡
●関大1-2関学大
[最終結果]
1部リーグ準優勝

【男子】
[第1戦]
〇波多野・西端4-2松山・大江
〇石原・坊4-1堀谷・西村
〇山住4-0辰巳
●中別府・池田3(4-7)4小玉・富永
●飯田・内藤1-4市野・安川
〇関大3-2大商大
[第2戦]
〇波多野・西端4-2杉本・榎本
〇石原・坊4-2伊藤・森山
〇山住4-0黒田
〇中別府・池田4-1河村・齋藤
〇飯田・内藤4-2谷口・酒井
○関大5-0大教大
[第3戦]
〇波多野・西端4-2竹村・三好
●石原・木下2-4山﨑・阪口
〇山住4(7-5)3中島
〇中別府・池田4-2佐々井・川畑
〇飯田・内藤4-1大野・石村
○関大4ー1大成蹊大
[第4戦]
〇波多野・西端4-2南部・濱岡
〇石原・坊4(7-5)3浦田・山口
〇山住4(7-4)3三間
〇中別府・池田4-1村田・末野
〇飯田・内藤4-2横山・植田
〇関大5-0大体大
[第5戦]
〇飯田・内藤4-2杉本・上迫
●岡崎・木下2-4新田・松島
〇山住4-0小谷
〇中別府・池田4-2成田・久保
〇波多野・西端4-2高山・藤田
〇関大4ー1桃学大
[入れ替え戦]
●波多野・西端1-4清水・中川
〇飯田・内藤4(7-3)3片岡・前川
●山住3(5-7)4松原
〇中別府・池田4-0赤川・道淵
〇石原・坊4(7-3)3去川・中島
〇関大3-2近大
[最終結果]
2部リーグ優勝、1部昇格

昨年は男女ともに優勝を逃した春リーグ。今年こそはリベンジを果たすべく、大会に挑んだ。1部優勝を目指す女子だったが、第3戦で優勝候補の神戸松蔭大に痛い敗戦。最終的に3勝2敗で準優勝という結果に終わった。一方、今大会は2部での挑戦となった男子は順調に勝ち進み全勝優勝。1部5位の近大との入れ替え戦へ駒を進めた。厳しい試合展開となったが、粘り強く戦い3-2で見事勝利。悲願の1部復帰を果たした。

△試合前の選手たち

女子の1日目は同大、関外大、神戸松蔭大の3大学と対戦。3試合で2勝した方が勝利となる。1戦目の1番手である江口咲礼紗(社1)・川口真歩(文3)組は、序盤から落ち着いたプレーを披露。だが、ゲームカウント(G)2-4で惜しくも勝利には届かなかった。続く浅見今日子(人3)はファイナルゲームまでもつれ込む接戦を繰り広げる。だが、ファイナルでは順調に点差を広げ、勝利。勝負の行方は3番手の近藤衿奈(人4)・川﨑海奈(人4)組に託された。この試合も取って取られてのシーソーゲームになる。先に相手のマッチポイントとなったが、過去にあった同じようなシチュエーションでの経験を糧に追い上げを見せ、粘り勝ち。苦戦したもの重要な初戦で白星を飾った。

△江口・川口組

第2戦の関外大との一戦では、この日初出場の谷口虹波(人4)・西村ゆめ(社2)を含む、全3試合で勝利。2連勝で優勝候補の神戸松蔭大との試合を迎えた。1番手の江口・川口組は先に3ゲームを相手に先行された中でも巻き返し、2ゲームを奪取。その勢いのまま勝利を収めたいところだったが、一歩及ばずG2-4で敗戦を喫した。シングルスの浅見も両者譲らぬ試合展開を繰り広げたが、同じくG2-4に。なんとか1試合ものにしたい関大は最終の近藤・川﨑組が登場。ファイナルまでもつれたが、最後は点差を離され、3連敗。悔しい敗戦で1日目を終えた。

△谷口・西村組

挽回を図りたい2日目は天理大、関学大と対戦。3-0で幸先良く天理大に勝利を収め、今大会最終試合となる関関戦に挑んだ。勝って終わるために強い気持ちを持って挑んだが相手に押される展開も多くなり、なかなか勢いに乗ることができない。それでも、シングルスの浅見が安定感抜群のプレーで勝ち星をつかみ取り、1勝1敗で最終の江口・井口組へとつないだ。1ゲーム目、2ゲーム目を落としたものの3ゲーム目を取り、チームはこの日一番の盛り上がりを見せる。5ゲーム目までを終えてG2-3。ファイナルに持ち込みたい6ゲーム目はどちらも譲らない展開に。デュースが続く緊迫した空気感が漂う中だが、江口の強烈なボールが相手のミスを誘発し、12-10で長いゲームを制した。ファイナルでは流れは関大かと思われたが、相手の連続ポイントが続き、徐々に点差を広げられる。最後の最後まで執念を見せたが、わずかに届かず関関戦は敗戦。3勝2敗で大会を終えた。

△近藤
△ 川﨑

男子は2部降格を経験し、今大会は1部昇格を目指した。復帰のためには入れ替え戦勝利が必要。その出場条件は2部優勝だ。一戦も落とすわけにはいかない状況でリーグ初日は琵琶湖から吹く強風でボールのコントロールが難しい中、3連勝という素晴らしい結果となった。

△円陣を組む選手たち

初戦は大商大との対決。試合前半のダブルスとシングルで3ゲームを獲得。勝利を確定させる。シングルの山住尚也 (商4)が4ー0で圧勝するなど、順調な滑り出しを見せる。後半のダブルスでは中別府凌(商4)、池田匠吾 (人3)が3ー4で押し切られる結果となるも、チーム全体では5ー3と優勝に向けて順調な一歩を踏み出す。

△1ゲームを取り、喜び合う選手たち
△山住
△中別府

2戦目は大教大との一戦。1戦目より風が強くなり、フォルトが多い試合だった。1ゲーム目は波多野倫 (政策4)、西端隆汰(経4)ペアが2ゲームをあっさりと先取。3・4ゲームを奪われ、振り出しに戻る。しかし、2ゲームを取り返し、実力の差を見せつけた。石原仁(安全3)、坊龍樹 (人4)ペアは互いに1ゲームずつ取り合う試合となる。後衛の石原が坊に対し積極的に声をかけ、相手のペア間にレシーブするなど、積極的な試合運びを見せる。2ー2で同点になるも5ゲーム目では4ー0で圧勝するなどし、4ー2で勝利する。その後のシングル・山住も相手に1点も与える隙を見せず、1ゲーム目を先取する。1試合目と同じく4−0のストレート勝ちで、チームの勝利を確定させる。中別府・池田ペアも2ゲーム目を相手に奪われるも、3ゲームを連続で奪い返し、4ー1で勝利。初戦での不安を払拭した。最後の飯田昂平(政策2)、内藤拓磨(人1)ペアは1ゲーム目から1ー3のピンチを背負うなど厳しい戦いが予想された。相手に1ゲーム目を先制される。しかし、2、3ゲーム目は後衛・飯田がラリーで善戦する。前衛・内藤がネットプレーで得点を量産するなどし、4ー2で勝利する。2試合目、関大は5ー0のストレート勝ちを収める。

△波多野と西端
△飯田と内藤
△坊
△石原

3戦目は大成蹊大。1ゲーム目は波多野・西端ペアが1ゲーム目をサービスエースで取るなど、2戦目までの勢いそのままに4ー2で勝利する。2ゲーム目は坊に代わり木下颯汰(人1)が登場する。1ゲーム目から石原のダブルフォルトで失点するなど、なかなか試合の流れを掴めない展開が続く。ゲーム後半は相手に突き放され4ー2で敗北。チームに不穏な空気が漂う。3ゲーム目の山住は強風の影響もあり、ボールがラインを超えてしまうなどのミスが目立つようになる。今大会で初めて、ゲームを奪われると、一進一退の攻防が続く。仲間たちからはこの日1番の声援が送られる。声援に応えるように延長戦を制し、ゲームカウント4ー3で勝利する。山住の勝利で勢いづいた関大は、その後、順調にゲームを奪い4ー1で初日を終えた。

△池田
△木下

3戦全勝で迎えた2日目。第4戦は優勝に向けてターニングポイントの大体大と対戦した。絶対に負けられない一戦だったが、終わってみれば5-0でストレート勝利。4連勝を果たした。全勝優勝に向けて最後は桃学戦を迎える。4-1と安定した戦いぶりで2部リーグ5戦全勝。他大学を圧倒して優勝を果たした。

入れ替え戦の相手は同じ大阪の近大に。1番手の波多野・西端組が落とし、相手に先勝を許したが、2番手の飯田・内藤組が取り返し、1勝1敗でシングルスに。3-2で迎えた6ゲーム目では先に3ポイントを獲得し、勝負ありかと思われたが相手も最後まで集中力を切らさずにこのゲームを取ることができない。ファイナルも相手に軍配が上がり、勝利目前でまさかの敗戦となった。

△会場を圧倒した関大の応援
△応援する部員に挨拶する選手たち

それでも、中別府・池田組がストレートで白星を取り返し、3ー3で最終組へ。全員の思いを背負いコートに入った石原・坊組だったが、ペースをつかみ切れず3ゲームを先に取られる。「相手のマッチポイントまでいった時は正直やばいかもとは思った」と石原。それでも、やることを決めて切り替えたと冷静に1ゲームずつ返していく。3ゲームを取り返した頃には会場を完全に関大の空気に飲み込む。ファイナルでは4連続ポイントなどもあり、7-3で勝利。大逆転で入れ替え戦を制し、劇的な1部復帰となった。

女子は3勝2敗の準優勝で閉幕。目標の優勝には届かなかったものの堂々のプレーと笑顔で賞状を手にした。男子は圧倒的な力で2部制覇。そして悲願の1部昇格となった。今回見つかった課題を改善し、西カレやインカレでも昨年以上の成績を残すためにさらなる飛躍を目指す。【文/写真:大森一毅・丸山由雅】

▼川﨑
「みんな盛り上がって試合に臨むことができた。試合を振り返ると、一本の重みを感じることができた大会になった。(1日目を振り返って)やっぱり神戸松蔭に負けたところが痛手だった。0で負けてしまったことが一番悔しい。(2日目を振り返って)いつも以上に気持ちはリラックスしていけたが、うまくいかなかった印象。やっぱり最後ゲームを取り切れないところが弱みだと思う。自分の弱点を見直して頑張っていきたい。(大会全体を振り返って)練習でもうまくいかない場面もあって、投げ出したくなる時もあったが、春のリーグみんなで戦えるのは最後だし今までやってきたテニスを頑張りたいという思いもあった。正直うまくいかなかったところは多かったが、足を動かして誰よりも粘り強くボールを追いかけれたのは私自身の中では一番ほめられるところかなと思う。(改善点は)取り切る力と焦らないというメンタルのところ。自分が行動でみんなに伝えていかないといけないなと感じた。(今後に向けて)悔しい思いもして、涙も流して。次はうれしい涙で終われるように頑張っていきたい」

▼谷口
「結果的には負けてしまったが、全員で盛り上がって楽しくという目標は全員やり切れた。(自身のプレーを振り返って)初めは緊張もあったが、前衛の西村が落ち着いて楽しくやろうと言ってくれたので、自分の気持ちを落ち着かせながら戦えた。1試合目ということもあり、チームを勢いに乗せられる戦いをしようと思っていたことが、攻めの意識につながったのも良かった。(改善点は)チャンスの時のミスや相手に攻められた時のカバーの力が足りない点。守りの部分を改善していきたい。(今後に向けて)まずは西カレで全体に優勝するということと、それまでの練習に力を入れたい。今回一番感じたことはチームの一体感はどこにも負けていないということ。それを持ちつつも個々の技術も上げていって勝ち切れるようにしたい」

▼中別府
「体大が一番の勝負だと思っていた。そこで5-0で勝つことができたのが、入れ替え戦に向けてもいい流れができた。(苦戦した点は)風の強さを予想していたが、それ以上の強さでみんな苦戦した。調整して改善していけた点は良かった。(入れ替え戦について)去年も同じ5番勝負で負けてしまって、今年は絶対に1部昇格に向けて取り組んできた。石原・坊が頑張ってくれて勝ち切れて良かった。(自身の試合は)2-1か1-2で回ってくるとは思っていた。1-2で回ってきたので少し焦りもあったけど、前衛にたくさん助けてもらったし、応援の力も大きかった。(今後に向けて)去年の西カレはベスト4で今年はそれ以上目指していきたい。ここで勢いに乗って、その後に続くインカレでも上位目指してやっていきたい」

▼石原
「楽な試合は1つもなかった。いつ負けてもおかしくない状況だったけど、結果的には全勝で入れ替え戦に出ることができて良かった。(風の影響は)僕は、結構風が苦手で。いつも自分の思うようなプレーができないが、ビビっても仕方ないと思って最後までやり切ろうという気持ちで臨んだ。(入れ替え戦について)相手のマッチポイントまでいった時は正直やばいかもとは思った。でも、最後までまだいけるんじゃないかとも思っていたし、最後は勝てて良かった。(応援について)今までで一番自分たちの背中を押してくれる応援だった。応援があったから最後まで諦めずに試合ができた。(今後に向けて)去年は団体ベスト8だったので、今年はベスト4に入れるように頑張っていきたい」

▼坊
「リーグ戦で自分が出た3試合は全部勝てたが、風と試合独特の空気感に翻ろうされた。本調子は出なかったが、その中でも勝てたことは良かった。(入れ替え戦について)正直息できないくらい緊張していた。でも、試合に入る準備はしっかりできていたかなと思う。(先に3ゲームを取られた苦しい展開だったが)1ゲーム取った段階ではまだやばいかなという感じはあった。それでも、とりあえずできることをやろうという気持ちでいた。後半になるに連れ、相手にもプレッシャーがかかっていてチャンスだと思って生かせて良かった。(ファイナル前の監督からの指示は)冷静にということと、やることを決めてということくらい。シンプルなことだったが、それができれば勝てる試合だとも思っていたので、できて良かった。(勝利の瞬間は)安心が一番強かった。応援してくれる人たちもいてみんなが喜んでくれたのもうれしかった。(今後に向けて)団体戦続くので関大ならではの応援とチームで戦うというところを西カレや全国で出して自分たちの戦いをしたい」

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