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健闘するも大産大に敗北し、全関西終幕

健闘するも大産大に敗北し、全関西終幕

◇第44回全関西選手権大会◇対大産大◇4月29日◇於・尼崎ベイコム総合体育館

[第1Q]関大11-22大産大
[第2Q]関大15-14大産大
[第3Q]関大19-25大産大
[第4Q]関大19-16大産大
[試合終了]関大64-77大産大

決勝リーグ進出のためには、勝利が必須の今試合。相手は昨年の関西学生秋季トーナメント大会で優勝した大産大だ。予選リーグは難なく突破してきた関大だが、ここに来て最大の山場を迎えた。立ち上がりから15点を許し、苦戦する。しかし、積極的にドライブを仕掛けるなどして、巻き返しを図った。そして、第2クオーター(Q)や最終Qでは、関大がペースをつかむ場面も。しかし、相手の堅いディフェンスを突破しきることはできず、64-77で敗北を喫した。

試合は相手の先制点から始まった。関大はシュートまで持ち込むがなかなか決められず。相手のパスカットや徹底的なマークに遭い、開始から12点を与えてしまった。すぐさまタイムアウトを取り、立て直しを図る。日高さくら(人2)がミドルシュートを決め、ようやく沈黙が破られた。ディフェンでボールを奪い、松木りん(人2)が得点。続けて福井響(政策3)がドライブを仕掛けて決めた。福井は直後にスリーポイントシュートも沈めるなど、猛攻を見せた。また、第1Q終了間際に大屋結芽(商3)がスリーポイントシュートを決め、10点ビハインドでこのQを終えた。

△松木
△福井

相手の背中に追いつきたい第2Q。河野楓佳(人4)がドリブルから積極的にゴールを狙っていき、得点を重ねた。前のQとは打って変わり、勢いを見せた関大。中盤には相手にバスケットカウントを与えてしまうも、リバウンドから松木と日高が見事な連携で得点。最大3点差まで縮めることに成功する。しかし、終盤に相手はスリーポイントを含む連続得点を追加。背中をとらえることはできずに、試合を折り返した。

△河野
△日高

第3Q、相手はパスカットやリバウンドでシュートの機会を作り、次々と得点を重ねる。関大は日高が、獲得したバスケットカウントで2点を、松木のアシストから山口愛(法3)がシュートを決めた。また、終了間際に河野がスリーポイントシュートを沈める。しかし、第3Qは19-25と痛恨の点差をつけられてしまった。

△山口
△新島怜侑(社2)

16点差で迎えた最終Q。序盤から一進一退の攻防が続き、両者が交互に2点を重ねた。関大は、大屋や山口が得点。日高もディフェンスをかいくぐりながらシュートを放った。最後まで健闘したものの相手の背中をとらえることはできず、64-77で全関西の幕を閉じた。

△大屋
△田代伶奈主将(法4)

田代主将が率いるチームで挑んだ今季初の公式戦。決勝リーグ進出とはならなかった。これからチームは、次に控える慶応戦や関関戦に向け歩みを進める。関大女子バスケットボール部の、勝利の歓喜に沸く瞬間が待ち遠しい。【文/写真:松尾有咲】

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