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[なでしこ]秋季リーグ最終節は健闘で勝ち点1獲得

[なでしこ]秋季リーグ最終節は健闘で勝ち点1獲得

◇2022年度関西学生女子秋季リーグ第7節◇対追学大◇11月6日◇関西大学高槻キャンパス第1グラウンド◇

【前半】関大0-1追学大
【後半】関大2-1追学大
【試合終了】関大2-2追学大

▼スターティングメンバー
GK 井上沙
DF 真木、中尾、林祐、徳弘
MF 村上菜、塚原、𠮷尾、田中光
FW 田中杏、瀧沢雪

▼得点
3分 失点
50分 MF田中光
74分 失点
77分 DF林祐

ホームで迎えた秋季リーグ最終節は、4年生が全員スタメン出場。4年生にとって最後の公式戦だ。駆けつけた多くの応援に応えたいところだが、試合開始直後に失点を喫する。後半のMF田中光紀(安全3)の見事なロングシュートで振り出しに戻すも、またもや得点を許してしまう。しかしその直後、キャプテンのDF林祐里(人4)がヘディングを合わせすぐさま同点に。そのまま試合は終了し、秋季リーグ最終節は引き分けで終えた。

応援の太鼓が鳴り響く中、試合の火ぶたが切られた。最初に主導権を握ったのは追学大。前半3分に一気に関大のゴール前まで駆け上がるとそのままシュートを決められ、いきなり先制を許した。その後も自陣でボールを動かされる時間が続き、クリアをするのに精一杯でなかなか攻めへとシフトチェンジさせてもらえない。なんとか前線へボールを出そうとDF徳弘海羽(人1)が左サイドからFW田中杏実(人4)へパスを出すが相手にカットされてしまう。試合開始早々の失点をカバーするため、まずは1点を返したい。応援のかけ声が選手たちの背中を押す。前半15分にはFW瀧沢雪乃(人3)が右サイドを上がり、パスを受けたMF𠮷尾香音(社2)が少し離れた位置からシュートを放つがこれはGKの正面。ここから徐々に関大がリズムをつかんでいく。

△DF徳弘
△FW田中杏
△FW瀧沢雪
△MF𠮷尾

クーリングブレイク後すぐには、FW田中杏がサイドからパスを通し、MF田中光がクロス。これにMF𠮷尾が反応して飛び込むがうまくタイミングが合わない。このプレーで初めて相手ゴールのペナルティエリア内までボールを持ち込んだ。相手のカウンターにもDF中尾純菜(社3)が体を張った守備で対応。次第に関大がボールを保持する時間も増え、ゴールの兆しが見える。前半終了間際には2回のフリーキックを獲得するが、チャンスをものにすることができず、1点ビハインドのまま試合を折り返した。

△DF中尾

後半に入り、最初に流れをつかんだのはまたもや追学大。一気に関大のゴールまで接近するが、DF真木悠花(文4)が落ち着いて対応しクリア。そしてその後カウンターに移り、後半5分。MF田中光が放ったロングシュートは鮮やかな放物線を描きゴールの角に突き刺さる。待望の同点ゴールが生まれた。応援の太鼓もより一層力を増して鳴り響く。この直後もまた相手ゴールに接近。DF真木が上げたクロスにFW瀧沢が頭で合わせるが、これは惜しくもGKの正面に収まり追加点とはならない。今度は一転、相手のカウンター。1対1の決定的な場面をGK井上沙季(商4)がスーパーセーブで阻止。応援の歓声も沸いた。その後は両者共にボールの奪い合いに。勝利への1点を思う執念がぶつかり合う。

△DF真木
△GK井上沙

試合が動いたのは後半29分。空いた空間にクロスを決められ、勝ち越しを許してしまう。しかしその直後の後半31分。フリーキックを獲得し、DF真木が放ったボールにヘディングで合わせたのは、キャプテンのDF林祐。これがゴールに突き刺さり、すぐさま同点に追いついた。後半も残り少なくなり、両者引けを取らず攻め合う展開に。MF塚原碧衣(政策4)やMF村上菜月(人1)が積極的にボールを追いかける。応援の歓声も増すが、同点のまま試合終了のホイッスル。涙を浮かべる選手の表情にも、笑顔が見えた。

△DF林祐
△MF塚原
△MF村上菜

試合開始直後に失点を許すも、あきらめない執念で同点まで持ち込んだ。4年生にとってはこれが最後の公式戦。最後の集合写真の際には笑顔も。インカレ出場とはならなかったが、秋季リーグ7位という成績で1部残留を決めた。秋季リーグこそ最終節を迎えたものの、まだ練習試合など多く残されている。関大なでしこの歩みは、まだまだ止まらない。【文:合田七虹/写真:大森一毅】

▼DF林祐
「相手は今年リーグで対戦してないが、春に2部から上がってきて勢いがあった。1部でも自分たちが負けた相手にも勝っていて少しでも気が抜けていたら負けると思っていた。今年1年間やっていたボールをつなぐという部分は積極的にやっていこうと話していた。(駆け付けた応援について)昨日の関関戦で久しぶりの声出し応援をした。結果は残念だったが、関大っていいなと思える瞬間だった。今日はたくさんの人が太鼓や手をたたき続けてくれた。女子チームとして応援されるチームを作れたということは自信を持って言えると思う。(試合を振り勝って)立ち上がりのところで自分のミスもあり、失点してしまった。続けて2点目を取られなかったことは前節に続いて良かった点。(得点シーンについて)前半フリーキックのチャンスがあったが、あまり関われなかった。後半は全体に決めたいと思っていたので、得点につながって良かった。(今後に向けて)まだ今日で終わったわけではない。4回生として残りの練習や応援で残せるものを残して自信を持って卒業できるようにしたい」

▼MF塚原
「入りのところで良くない失点の仕方をしてしまったが、自分たちがやってきたことを出し切ろうという意識が強かった。恐れずにボールをつないで試合を支配できる時間を多くできたのでなんとか同点まで持ち込めたと思う。課題はまだまだあるが、最終節でしっかりチャレンジできたのは良かった。(応援について)今日は今まで見たことないくらいの数の部員が応援に来てくれた。うれしかったし、本当に力になった。(今後に向けて)インカレ出場と日本一を達成できなかったことが悔いに残っているので、来年以降は現状に満足せずにもっともっと強くなってほしい」

▼MF田中光
「練習試合では対戦していたが、粘り強くプレーする印象があって得意な相手という感覚はなかった。その中で結果は引き分けてしまったが、内容自体はそれなりに良かったと思う。(先制点のシーンは)今年多かったパターン。来季は改善していきたい。(自身のゴールについて)練習では取り組んでいた形だったので、結果に出て良かった。(今後に向けて)インカレ出場を逃した点は1番くやしいところ。来年こそは絶対にインカレ出場のために準備していきたい」

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