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大量得点でステップリーグ初戦快勝

大量得点でステップリーグ初戦快勝

令和4年 関西六大学連盟ステップリーグ ◇Aブロック第1試合◇11月5日◇関西大学高槻キャンパス第3グラウンド◇

関 大 202 054 4=17

阪 大 001 001 0=2

(関)伊藤脩、野村、鮫島、松岡―三浦
(阪)友定、小田、水野―中村

1(中)廣
2(遊)松田
3(一)今村
4(指)中野
5(左)坂木
6(右)谷田
7(三)橋本
8(二)西田
9(捕)三浦
先発 伊藤脩

リーグ戦で出場機会の無かった選手や新人選手の登用を目的に開催されたステップリーグ。だが、勝てばわかさスタジアム京都で開催される3位決定戦、決勝戦に進むことができる。初戦の相手は阪大。中盤に大量得点で突き放し初戦を快勝した。

初回、1番の廣隆太(社3)が中安打で出塁。廣は相手の中堅手が球を弾く間に二塁を陥れる。続く松田朋大(社1)の進塁打で走者を三塁に進めると3番の今村優真(経1)は初球から犠飛を放ち、先制に成功する。その後も中野寛都(人1)の中越二塁打から走者をためると7番の橋本昴来(安全1)が押し出し四球を選び、初回に2点を手にする。

△廣
△松田
△今村

関大の先発は伊藤脩太(社1)。伸びのあるストレートが高めに決まり、2三振を奪う立ち上がりを見せる。

△伊藤脩

3回表、2死から5番の坂木勇太(社1)が三塁手の横を鋭く破る左安打で出塁すると、続く谷田竜生(社3)が右フェンス直撃の二塁打を放ちチャンスを拡大する。ここで打席に入るのは7番の橋本。打ったゴロは上手く捕られてしまうが、相手二塁手の送球が大きくそれる。その間に2人が生還し、点差を4点とする。

△坂木
△谷田

その裏、伊藤脩は先頭打者に中安打を打たれると、盗塁を決められ得点圏に進まれてしまう。2死二塁の場面、相手が放った飛球は二塁者と中堅手の間に落ち、1点を返される。

5回表、1死から中野がカーブを捉えた打球は左越本塁打となり、1点を追加する。その後も坂木の安打から満塁のチャンスを作ると、西田光汰(化生1)の2点右適時打、さらに三浦太我(法3)と廣がスクイズを決めてこの回5点を追加する。

△中野
△西田
△三浦

その裏、マウンドに上がったのは野村健翔(化生1)。走者を許し苦しい投球となるが最後は力強いストレートで相手を一邪飛に打ち取り、無失点投球を見せた。

△野村

6回表、相手の制球が定まらず今村、柿沼曙音(安全2)が四球で出塁しチャンスを作ると代打・原澤優吾(安全1)の中適時打で1点を返す。その後も相手の暴投や代打・高塚修平(社2)の左適時打でこの回4点を追加する。

△原澤

6回に登板したのは鮫島大河(文1)。先頭打者に安打を許すと味方の失策からピンチを迎える。内野ゴロの間に1点を許すも、落差の大きいカーブを武器に後続を落ち取った。

△鮫島

7回表、代打の伊藤智泰(法3)、加藤拓真(シス理2)がフルスイングを見せ連続安打で出塁すると、三浦、福岡優太郎(社1)の適時内野安打などで3点を追加する。

△伊藤智
△福岡

7回に登板したのは松岡大将(環都1)。四球と安打で出塁を許すも最後は自慢のストレートで三振にきり、試合を締めた。

△松岡

打線が爆発し17得点で7回コールド勝ちを収めた関大。次の相手である同大に勝利すれば決勝戦に進むことができる。次戦も強力打線を見せつけ、同大を撃破したい。【文:荒川拓輝/写真:荒川拓輝・島田采奈・𠮷村虎太郎】

▼中野
「(試合を終えて)ずっと試合に出れてなかったメンバーで出て、勝てたのは良かったです。(長打が2本出ましたが)練習してきたことを出せたと思います。捉えた球はカーブです。甘いところに来たのをしっかり仕留められました。ホームランは狙ってなかったですが結果的に超えて良かったです。(将来の4番を嘱望されていると思いますが)関西大学の準硬式野球部を背負う打者になれるようにこれからも頑張っていきたいです。(同大戦に向けて)チャンスの場面での1本や4番から攻撃を作っていけるバッティングをしていきたいと思います」

▼伊藤脩
「(試合を終えて)この前のリーグ戦で阪大には打たれたので苦手意識はありました。でも抑えようという気持ちでいきました。(リーグ戦で登板を経験して学んだことは)甘い球は一発で仕留められるのでコースをつくことと、リーグ戦の雰囲気を味わえたのでこれから生かせるかなと思います。(捉えられたのは1球と相手打線が苦しんでいるという実感はあったか)今日は真っ直ぐで比較的押せるかなと思ったのでキャッチャーの三浦さんと話していけました。(将来頭を任せられる投手になることを期待されていると思いますが)そうですね。ある程度信頼してもらえてると思うので、その期待に応えれたらなと思います。(次戦以降に向けて)今日みたいなピッチングをできて、少しでもチームに貢献できたらなと思います」

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