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インカレ2回戦、劇的勝利でベスト8決める!

インカレ2回戦、劇的勝利でベスト8決める!

◇高松宮記念杯第65回全日本学生選手権大会2回戦◇対法政大◇11月4日◇スカイホール豊田◇

[前半]関大15-13法政大
[後半]関大13-13法政大
[試合終了]関大28-26法政大

最後まで勝敗の分からない手に汗に握る試合を勝利し、全国ベスト8を決めた。2回戦は関東地区の法政大と対戦。前半開始直後は相手のペースで試合が進んだ。しかし、徐々にディフェンスが機能し、速攻が決まり出す。2点リードで迎えた後半だったが、中盤に逆転を許す。しかし残り2分のところで逆転し、見事勝利を飾った。

相手ボールから始まった前半。開始直後は思うようなプレーができず、1ー5とリードを許してしまう。しかし山田凌裕(経3)の鋭いシュートや福島悠大(文2)のバウンドシュートで点差を縮める。そして、相手のミスから池原大貴(社3)の速攻や、セットプレーから川人龍之介(経4)のサイドシュートですぐさま同点に追いついた。中盤は両者互角の戦いを見せ、終盤には選手を交代しながら試合を進めた。開始21分のところで、山田がフェイントを混ぜながら7㍍スローを決め逆転に成功する。直後の守備では羽渕晴一朗(情2)や川人が相手を止めたり、GK廣上永遠主将(文4)がゴールを守り切った。そしてこぼれたボールをつないで、川人が速攻でリードを広げる。終盤はハイペースで攻守交代が繰り返されたが点差が大きく開くことはなく、15ー13で試合を折り返した。

△山田
△福島
△川人
△羽渕

後半は川人のサイドシュートで1点目を獲得。ディフェンスでは羽渕が前に出たり、東藤佑斗(人4)と川人が2人がかりで相手のシュートを防いだりと堅い守備を見せる。またGK廣上主将も何度も相手シュートを止め、得点を与えなかった。しかし、3分を過ぎたところから2分間退場や相手が6連続得点で逆転するなど、苦戦する展開に。相手にペースを握られる中、金津亜門(社4)のループシュートや池原の鋭いシュートで1点を追いかけた。

△東藤
△金津

中盤はセットプレーからの点の取り合いが増える。両者得点を重ね、互角の戦いが繰り広げられた。しかしここで均衡を破ったのは相手だ。7㍍スローを含めた3連続得点で、23ー25と抜け出した。なんとか悪い流れを切りたい場面。ここで池原が、ディフェンダーの密集するセンターから高さのあるシュートで得点。チームを盛り上げた。

△東藤(=左)と池原

残り8分のところで25ー26。失点を避け、同点に追いつきたいところだ。するとGK廣上が好セーブで守り切ると、セットオフェンスから池原が同点弾を決めた。しかし、直後に7㍍スローを与えてしまう。ピンチの場面が訪れるが、ここで1年生キーパー田中星矢(人1)が熱いプレー見せた。「最初の2本で相手の特徴が分かった」と読みが当たり見事セーブ。ピンチを切り抜ける。

△田中

同点のまま試合が進み、残り2分。決めれば勝ちに大きく近づく。ゴール前では激しい攻防戦が繰り広げられたが、ここで金津が空いたディフェンダーの隙間から逆転のシュートを決めた。そして直後の守備では廣上主将が相手の鋭いシュートを止め、リードを守り切る。そして残り1分を切ったところで東藤がポストシュートで得点。廣上の気迫のキーピングと、東藤の勝利を決定づける1点に会場が沸いた。そしてそのまま試合終了。28-26と最後まで勝敗の分からない接戦を制した。

△廣上主将
△試合後、喜ぶ
△試合後、喜ぶ

「本当にチーム一丸となった勝利だった」と廣上主将。「今年のチームは誰が出てもある程度みんな同じパフォーマンスができる」と強みを存分に活かし、4年生から下級生まで幅広く活躍した。この勝利で全国ベスト8が確定。翌日は関東の強敵・日体大との対戦だ。日本一を目指して、さらなる高みへと駆け上がる。【文:松尾有咲/写真:牧野文音】

▼廣上主将
「難しいゲームだったんですけど、下級生が苦しい時間帯も耐えてくれて最後4年生が力を出し切れて勝利を決められた試合だったので、本当にチーム一丸となった勝利だったかなと思います。(2点リードで折り返した前半について)前半の最初がちょっと硬い入りをしてしまって、自分たちのしたいハンドボールができていなかったんですけど、ディフェンスがしっかり機能してきて、速攻での点数だったり、徐々にできるようになりました。セットのオフェンスでもコンスタントに得点がとれていたので、それがあの点差につながった感じです。(選手の入れ替わりについて)今年のチームは誰が出てもある程度みんな同じパフォーマンスができるというのが強みでもあるので、やっぱり60分出続けるのは体力的にも精神的にもきつい部分があるのでそこはしっかり代わる代わるやっていったり、流れを変えたりという部分で。1年間やってきたことをしっかり出せたかなと思います。(終盤の自身のキーピングについて)この1年間キャプテンとして、守護神としてチームを勝たせる選手になりたいという思いがすごくあったので、勝負どころでのキーピングは1年間練習の中から意識してきました。それがしっかり試合の中で発揮できたので良かったです。(次戦への意気込み)自分たちは1年間日本一を目指してやってきたので、ここはあくまでも通過点だと思って、また明日しっかり1つ勝ってベスト4を決めたいと思います」

▼山田
「関東のチームと戦えるということでめっちゃ楽しみにしてて、実際試合に入ってもディフェンスのよりだったりとか関西の相手とはまた違う強さがありました。前半の前半は苦労するところがあったんですけど、自分が点を決めてから調子に乗れて、チームも乗ってきてくれたので良かったです。後半の立ち上がりは退場だったり速攻入れられて苦労するところがあったんですけど、永遠さん(=廣上主将)だったり4年生にバックアップしてもらってぼくら下級生も強い気持ちで臨むことができたと思います。(チーム最多得点ですが)もうちょっと決めたかったなと思います。前半で多分7点くらい取ってるはずなんですけど、後半は1点だったので、もうちょっと取りたいなという感じです。(今日の試合で意識していたこと)両エース欠いてる中で、自分が試合決めてやる、くらいの気持ちで、かといって個人プレーばっかりするんじゃなくてチームプレーの中で自分が起点となって周りを活かしたり自分で行ったりしていこうと思ってました。(次戦への意気込み)明日は日体大ということで、関東でも上位でとても強い相手なんですけど、高校の先輩と後輩が6人くらいメンバーで試合に出てくるので、楽しみ反面、負けたくないです。強い相手だとは分かっているので当たって砕けろじゃないですけど、それくらいの気持ちで、チャレンジャーで頑張りたいと思います」

▼田中
「(試合終盤、同点の場面で訪れた7㍍スローにどんな気持ちで入ったか)今日の試合を通して先輩たちがいいゲームを作ってくれていてい、同点の場面ですごく緊張があったんですけど、やるしかないなと思って。緊張したんですけど、先輩が優しく鼓舞してくれたので気持ち良く入れたと思います。(プレーについて)相手がどんな動きをするかが最初の2本で相手の特徴とか大体分かったので、どうしようかなみたいな感じ。(当たりましたか)当たりました。3本目でようやく。2本だめだったので3本目でようやく当たって一安心しました。(廣上主将や監督にかけてもらった言葉はあるか)常に、頑張れ、頼んだでというのをもらいました。(次戦への意気込み)明日対戦する日体大は全国レベル、優勝候補のチームだと思うので、今日みたいに全員で戦って勝つか負けるか分からないチームなので、明日のしっかり集中していい準備をして勝てるように頑張っていきたいと思います」

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