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西日本FS健闘、木科が最終結果2位

西日本FS健闘、木科が最終結果2位

◇第48回西日本フィギュアスケート選手権大会◇10月29・30日◇於・京都アクアリーナ

[ジュニア男子FS]
4位 片伊勢 115.16

[ジュニア男子最終結果]
4位 片伊勢 179.41

[シニア女子FS]
10位 鈴木な 94.50
21位 久保舞 77.14
24位 木下 61.78

[シニア女子最終結果]
12位 鈴木な 136.83
20位 久保舞 125.56
24位 木下 103.00

[シニア男子FS]
2位 木科 130.49
4位 須本 123.17

[シニア男子最終結果]
2位 木科 203.53
4位 須本 191.32

29日にジュニア、30日にシニアのフリースケーティング(FS)が行われた。6人の選手が持てる力を尽くした。その中でもショートプログラム(SP)に引き続き、まとまった演技を披露した木科雄登(安全3)が最終結果2位に輝くなど、実力を十二分に発揮した。

29日は片伊勢武アミン(法1)がジュニア男子に登場。序盤からダブルアクセル+2回転トーループや2回転フリップをミスなく着氷させる。音符が細かくなってきた演技後半には、高さのある3回転ルッツやコンビネーションジャンプを成功させた。そして長くて美しいスパイラルを含んだコレオグラフィックシークエンスに入る。最後は足換えのコンビネーションスピンをレベル4で決め、演技を終える。ジャンプのミスなどが得点に響き、3位と合計1.15点の差で惜しくも4位となった。

△片伊勢

30日のシニア女子FSでは、2番滑走で木下咲良(文1)が登場した。最初のジャンプの際にアクシデントや、転倒が重なってしまうも、3つ目のダブルアクセルをきれいに決めた。続けて回転の速いスピンを見せた。曲がバラードに変わったところでは、2回転ルッツ+2回転トーループやスピンを決めた。曲がアップテンポになったところでステップシークエンスに入る。回転の速いツイズルから全身を使って滑り切った。

△木下

次にリンクに上がった鈴木なつ(人1)は、一昨日のSPを巻き返す演技を披露した。冒頭の3回転ルッツを着氷させたものの、続く3回転サルコーは転倒してしまう。しかしその後は、ダブルアクセル+3回転トーループ、スピン、3回転ループと次々と要素を決めていった。そして中盤、穏やかな曲調になると、リンクの中心に向かって美しいY字スパイラルを披露。終盤にかけて、2本のコンビネーションジャンプや軸のぶれない華麗なスピンを決めた。スピンは全てレベル4を取り切るなど、ジャンプ以外でもまとまった演技を見せた。

△鈴木な

久保舞和(人4)は『宿命』で演技を披露した。序盤から3回転トーループやサルコー、2回転ループを着氷させる。中盤には一度氷上で静止してから動き出し、そのまま幅のあるダブルアクセルを決めた。ピアノのパートが終わり、バイオリンが響き出したところで優雅なスパイラルを見せた。最後は指先まで意識したスピンで、暗くて独特な曲の世界観を表現した。

△久保舞

第3グループに登場した須本光希(政策4)。冒頭のダブルアクセルを余裕のある着氷で決めた。続くジャンプは少し乱れがあったものの着氷。力強い男性ボールが入ってきたところで、3回転サルコーを決めた。速くてきれいなスピンを連続で披露すると、続けてステップシークエンスに入った。柔らかく丁寧なレベル4の滑りで見るものを魅了。最後はダブルアクセル+3回転トーループを決め切り、演技を締めくくった。

△須本

SPの結果により最終滑走の木科は、冒頭からトリプルアクセル+2回転トーループをきれいに決めるなど、好調ぶりを物語る。続く3回転ルッツも高さのあるジャンプとなった。中盤には緩急あるステップと特徴的な振り付けで表現力を見せる。演技後半にもコンビネーションジャンプや3回転ルッツを決めるなど、集中力を切らさない。ミスは出たものの、まとまった演技を披露。演技後にはやり切った表情を見せた。

△木科

この西日本選手権の成績より、片伊勢が全日本ジュニア選手権大会、木科と須本が全日本選手権大会(全日本)への出場を決めた。また、西日本選手権免除の三宅星南(情3)も全日本への出場を決めている。次なる舞台は日本最高峰。選手たちは大舞台での躍動を誓う。今後も関大アイススケート部から目が離せない。【文:松尾有咲/写真:貴道ふみ】

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