◇2022年度関西学生リーグ戦◇対大体大◇10月29日◇和歌山ビッグウェーブ◇
[第1Q]関大19−22大体大
[第2Q]関大14−12大体大
[第3Q]関大16−18大体大
[第4Q]関大20−13大体大
[試合終了]関大70−64大体大
現在3勝8敗でリーグ順位13位の関大。リーグ戦12戦目は現在リーグ7位の大体大と対戦した。リーグ上位の相手に対し、第1クオーター(Q)から多彩な攻撃を展開し応戦。終始1点差の激しい攻防が繰り広げられる中、接戦を制したのは関大だった。西村晴人(商4)を中心に得点を重ねて70―64で大体大を下しリーグ4勝目を挙げた。
試合開始すぐに、西村のシュートで先制点を挙げ、幸先のよいスタートを切った。さらに玉造大誠(人2)のゴール下、佐藤涼真(人2)のスリーポイントシュートで得点を重ねていく。しかし、相手も速攻などで得点し、なかなか点差を広げられない。第1Q終盤のタイムアウト後から相手に連続得点を許すと、西村、西田倫太郎(シス理3)のミドルシュートで応戦するものの、3点のリードを許したまま最初の10分を終えた。
相手の勢いは止まらず、第2Q開始直後からシュートを決め続けられ、10点差をつけられる。しかし、第2Q開始約5分の大内一慶(社3)のミドルシュートを皮切りに、試合の流れは関大に傾いた。松本隼汰(商4)、大内の連続スリーポイントシュートで得点を重ねていく。さらに、武村壮二郎(人4)のゴール下のシュートで同点に追いつくと、最後には武村がリバウンドショットを決めて逆転。スコアを34ー33とし、1点リードで前半を終えた。
後半、関大は松本のスリーポイントシュートで先制に成功。しかし、相手に同じようにスリーポイントシュートを沈められるとバスケットカウントも許し、再び逆転される。西村、西田のシュートで負けじと得点を重ねるも、点差は縮まらない。第3Q終了間際に佐藤がレイアップで50点目を決めるも、相手リードのまま今度は1点ビハインドで次のQを迎える。
迎えた最終Q、先制したのは関大。大内のスリーポイントシュートが決まり、一気に逆転すると、続いて西村の連続得点で相手を突き放す。相手はたまらずタイムアウトを要求し、流れを変えようと試みるも、関大ペースの試合展開は変わらず西村、佐藤を中心にさらに点差を広げていく。最後は佐藤がフリースローをきっちり沈めて70得点目を挙げて、試合は終了。リーグ4勝目を手にした。
リーグ終盤の一戦、関大らしいバスケを展開してつかんだ1勝。試合後、選手の表情には笑顔がうかがえた。特に西村はチームのエースとして24得点を決め、チームを勝利へ導いた。リーグは残り2戦、この勢いのまま次戦も必ず勝利をつかむ。【文:石井咲羽/写真:中山秋桜津】
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