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秋関での課題を克服し、チームでさらなる高みへ

秋関での課題を克服し、チームでさらなる高みへ

◇第69回秋季全関西学生選手権大会/第28回秋季全関西女子学生選手権大会◇9月1~4日◇能勢町国体記念スポーツセンター

<本選>
[10㍍エアライフル男子立射60発競技(AR60M)]
2位 内原隆之介(商3) 615.7
4位 松浦悠斗(法1) 612.1
6位 古田純大(情2) 609.9
17位 水上雄太(経2) 591.2
23位 共田怜央(化生4)  577.8
27位 向井辰海(法4) 572.9
36位 難波圭祐(情2) 562.1
37位 北川玄(法4) 562.0
38位 植松大貴(シス理3) 559.3
40位 木村優世(シス理2) 555.2
46位 前田一希(法2)  548.9
56位 山口慶大(法2)  530.8
棄権 新蔵叶夢(文3)  記録なし
→内原、松浦、古田ファイナル進出

[10㍍エアライフル女子立射60発競技(AR60W)]
3位 旭夏希(経1)  612.5
5位 後藤真依(法2)  610.0
12位 佐々木梨乃(経3) 601.1
16位 高並華鈴(人3)  596.9
21位 岩川歩希(文3) 589.5
22位 樋口彩希(文3)  589.1
26位 栗林悠那(社安3)  587.6
32位 田中那海(法2) 579.7
33位 阿部実莉(化生2) 578.1
→旭、後藤ファイナル進出

[50㍍ライフル男子三姿勢60発競技(FR3×20M)]
9位 北川 513

[50㍍ライフル女子三姿勢60発競技(FR3×20W)]
7位 佐々木 557
8位 後藤  537
9位 栗林  524
棄権 高並  記録なし
→佐々木、後藤ファイナル進出

[50㍍ライフル男子伏射60発競技(R60M)]
8位 北川 578.1

[50㍍ライフル女子伏射60発競技(R60W)]
6位 栗林 583.8
9位 高並 534.1

[10㍍ビームピストルデジタル男子立射60発競技(BP60M)]
9位 角江勝貴(シス理3) 509
12位 上田剛(社2)  502
48位 栗原皐輔(法2)  374

[10㍍ビームピストルデジタル女子立射60発競技(BP60W)]
8位 宮﨑環(安全4)  499
32位 松本唯(社1)    414
38位 井水志穂(経1) 378
→宮﨑ファイナル進出

[10㍍エアピストル男子立射60発競技(AP60M)]
5位 角江 539

[10㍍エアピストル女子立射60発競技(AP60W)]
3位 宮﨑        516
4位 成山奈々子(経3) 500

<団体戦>
[AR60M]
2位 内原、古田、松浦 1837.7

[AR60W]
2位 旭、後藤、佐々木 1823.6

[FR3×20W]
2位 栗林、佐々木、後藤 1618

[BP60M]
3位 角江、上田、栗林 1385

[BP60W]
7位 宮﨑、松本、井水 1291

[AP60W]
2位 宮﨑、成山 1016

<ファイナル>
[AR60Mファイナル]
1位 内原 242.2
3位 古田 221.2
5位 松浦 176.8

[AR60Wファイナル]
4位 旭  199.7
7位 後藤 136.2

[FR3×20Wファイナル]
7位 後藤  381.3
8位 佐々木 380.4

[BP60Wファイナル]
7位 宮﨑 117.4

本選の結果によりインカレ出場が決まる今大会。2日目の関大の先陣を切ったのは宮﨑。BP60MWに登場し、第1シリーズから徐々に調子を上げる。第4シリーズでは射群内唯一の90点台をマーク。朝早くの試合にも関わらず、高い集中力で上位8名が進出することができるファイナルへの出場を決めた。同時刻、 AR60MWには植松と内原が出場した。植松も第3シリーズで97.9をマークするなど存在感を残す。内原は本選1位とはならなかったものの、全シリーズで100点台を記録する好成績で堂々のファイナル進出を決めた。

△宮﨑
△植松
△内原

FR3×20Mには北川主将が登場。第1シリーズでは思うように得点が伸びなかったものの、第3シリーズと第4シリーズで立て続きに90点台を記録。主将としての意地を見せる。AR60MWには栗林、佐々木、岩川、樋口の4選手がエントリー。出場した4選手全員がいずれかのシリーズで100点台を記録する充実さで強さを見せつける。特に佐々木は全6シリーズ中4シリーズで100点以上をたたき出し安定感のある射撃を披露した。

△栗林
△佐々木
△岩川
△樋口

宮﨑に続きBP60MWに出場したのは上田。全シリーズ80点以上という安定した射撃を見せ、12位となるも上位を同大に独占される結果に。悔しさの残る結果となった。2日目最後の種目はR60MW。関大からは北川主将、栗林、高並の3選手が出場。北川は FR3×20Mに続いてこの日2種目目の登場となったが、集中力を切らすことなく全シリーズ90点以上を記録し全射撃を終えた。栗林も終始安定した射撃で90点台後半をマークする第3シリーズ、第5シリーズでは98.0を記録し、大台の100点に迫った。高並は上位を狙うべく挑んだが、思うように得点を積み上げることはできない。それでも笑顔を絶やすことなく射撃を終え、次の大会へとつなげた。

△北川主将
△栗林
△高並

大会3日目は12人の選手が登場した。AP60Wに挑んだ宮﨑は80点台をキープ。第5シリーズでは91点と高得点をたたき出し、あすのファイナル出場を決めた。成山は第1シリーズから90点を出し好調かと思われたが、第2シリーズで78点と振るわない。それでも、以降は80点台の安定したシューティングを見せ、500点に乗った。角江勝貴は昨年のBPエントリーから飛躍を見せAP60Mに。89点を4シリーズ、他のシリーズも90点以上の高得点でスコアを積み上げる。539点で試合を終えた。

△宮﨑
△成山

BPには栗原、井水が臨んだ。両者ともに冷静なスタートを切るが、中盤、デビュー戦ということもあり不安を見せる瞬間が。それでも、後ろからの仲間の声かけで気持ちを取り戻し最後まで撃ち切る。ともに300点台後半を記録した。

△栗原
△井水

ピストル競技のあとにはライフル競技が行われた。高並、後藤からは大会を楽しむ姿がうかがえた。心を落ち着かせ撃てたことで序盤から高得点を連発。後藤は全体の5位に入り、ファイナル出場を決めた。

△高並
△後藤

この勢いに男子も乗る。特に松浦はルーキーながらに他選手を圧倒する射撃で4位となり、ファイナル進出を決める。共田、木村も中心を10以上射止め飛躍を見せた。

△松浦

FR3×20Wファイナルの舞台には、ファイナル常連の佐々木と、6月の西日本にはファイナル出場がかなわなかった後藤2人が立った。1つ目の姿勢・膝射では第2シリーズで後藤が最高得点を記録し、会場は盛り上がる。佐々木も2つ目の姿勢・伏射で第3シリーズ最高得点を出し両者好調を見せた。しかし、2人以上のスコアを他選手が量産。悔しくも、後藤が7位、佐々木が8位で幕を閉じた。

△佐々木
△後藤

大会最終日となった4日目。ファイナルに6名が出場した。AR60Mファイナルに出場した内原は5ショットシリーズでは8点台を記録し、首位と点差を付けられたが、後半のシングルショットで勢いを見せる。10点台をマークし、2位と0.3点差という激闘を勝ち抜いた。「今までのファイナルの中で一番緊張した」と振り返る内原。ファイナルの射場の雰囲気と後半での修正力が功を奏した。

△内原

古田は5ショットシリーズで1位、松浦はシングルショット第2シリーズで1位となるが、他選手が10点台をたたき出す中、8、9点台が順位に大きく響く。それぞれ3、5位という順位となった。古田は「自分の意図せない射撃をしてしまった中、なんとか3位になれたので良かった」。松浦は今までのファイナルと比べ「順位自体は1つ上がったので、結果だけ見たら良かったと思います」とファイナルを振り返った。

△古田
△松浦

AR60Wファイナルに出場した旭と後藤。旭は5ショットシリーズでは安定の10点台を見せる。しかし、その後のシングルショットでは着弾が右にそれ始め、9点台を記録する。メダル獲得とはならず、4位という結果となった。後藤は5ショットシリーズから上位と差がつき、7位に終わった。

△旭
△後藤

BP60Wファイナルには宮﨑が出場。ファーストカップシリーズから1位と約10点差を付けられる。セカンドシリーズでもその差を埋めることができず、7位となった。

△宮﨑

夏合宿でさらなる強化を図りたかった射撃部だったが、コロナの関係で合宿は中止。大会直前にチームとして心がけていくことも、急な夏合宿中止のため言うことができず、「練習はおのおのに任せる形となった」と北川主将は話す。秋関で得た課題を各自克服し、次こそチーム全体でさらなる高みに向けて始動する。【文/写真:島田桜介、木原綺音、稲垣寛太】

▼北川主将
「(4日間を振り返って)結果としては個人の成績は全員良くなかったと思います。(コロナで夏合宿ができなかったことについて)急にコロナで夏合宿をすることができなかったので、チームとして何か心がけようということも言う暇もありませんでした。やれることはあったかもしれませんが、部活動が再開できた日がもともとオフの日だったので、人数が全員集まることもできず大会(今大会)を迎えたので、全員で何か行うということについては日数的に正直少なかったと思います。しかし、全体練習ができたお盆(夏合宿前)までは「大会が近づいてきているから、各自コロナなどの生活の面で気を抜かないように」ということをチームで話し、大会に合わせてモチベーションを上げることができたと思っています。(今後に向けて)インカレなど今後も大会が続いていきますが、この秋関でダメだったところを反省して、それを活かし、チーム全体の士気を上げるというところを集中してやっていきたいと思います」

▼内原
「(ファイナルを振り返って)今までやってきたファイナルの中で一番緊張しました。ファイナルの会場のみんなが楽しむ雰囲気に徐々に慣れていったことが後半中心に当たるようになったのだと思います。(本選について)本選当日は天気の方も晴れていたので、自分が今できるパフォーマンスはできるように、心がけました。(夏合宿ができなかったことついて)秋関に近くはなっていたので、自主練習になっても基本を忘れずに、忠実に練習をしてきました。(今後に向けて)今後も自分のベストが尽くせる練習をしながら、試合の方にも備えていきたいと思います」

▼古田
「(ファイナルを振り返って)最初10発の時点で1位でしたが、自分も含めみんな当たってなかったので、「やった」と思っていました。しかし、1発ずつになってからは自分の意図せない射撃を引いてしまいました。なんとか3位になれなので良かったです。(本選について)自分の中では今回の成績はだいぶひどく思いました。自分ができるパフォーマンスはしたかなと思っていましたが、点数的に低く、納得できる点数ではないですね。 (夏合宿ができなかったことについて)自分自身がコロナになって8月は試合前1回しか練習ができず、試合前1ヵ月の練習で「こんな練習がしたい」というプランがあったのですが、それに取り組むことができなかったので、悔しい部分がありますね。(今後に向けて)大きな大会であるインカレがあるので、それまでに自分の中で仕上げようとしていた本番で撃てる撃ち方を完成させたいと思います。練習をたくさんして本番でいいパフォーマンスができるように頑張りたいと思います」

▼松浦
「( ファイナルを振り返って )大学に入学してのファイナルと比べて、6、7、8位という結果でしたが、順位自体は1つ上がったので、結果だけ見たら良かったと思います。(本選について)最近、調子が悪く、練習でもうまくいってなかった中、緊張もありましたが比較的うまく撃てたのではと思います。(夏の過ごし方)すごい瞑想していた時期だったので、正直何を試したらいいのか分からない状態でした。なので、一から。基礎的なところから今まで試したことやノートを見ながらあらかた試せることは試した夏になりました。(今後に向けて)インカレ目指してここから練習期間が約1ヶ月あるので、そこでしっかりと調整していい成績が残せるよう頑張っていきたいと思います」

▼旭
「 (ファイナルを振り返って )5ショットシリーズはいつものように安定していたんですけど、だんだん、最初の試射の時から右寄りになっていることが目に見えて分かっていたんですけど、試射で直せたと思っていましたが、セカンドコンテンションの時から9点が増え、10点台を取ることができなかったので悔しかったです。(本選について)今までの大会では618点とか取っていたので、結構スコアが落ちてきていると思います。順位的には上の方ですが、点数だけ見るとあまり嬉しくないですね。(今後に向けて)本射で1位または自己ベスト。ファイナルではメダルは取りたいですね」

▼後藤
「(ファイナルについて)自分の調節が試射の時にできたので良かったなと思います。(AR60W本選について)点数は上がっていたので良かったです。8点を2回出してしまって、それが心残りにあります。最終シリーズはすべて10点で終わることができたことが印象に残りました。(夏の過ごし方)地元の大分に帰省し、高校の時のコーチに姿勢の改善をし、練習をしました。春よりも今の姿勢の方がしっくり来ていて、それが本選でいい結果を出せた要因の一つだと思います。(今後に向けて)本選でもっと点数を上げること。ファイナルに残れたら今回のファイナルが悔しい結果に終わったので、後悔しない楽しめるファイナルにしたいです」

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