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松本、嶋谷が2連覇!4日間の関カレ有終の美

松本、嶋谷が2連覇!4日間の関カレ有終の美

◇第99回関西学生対校選手権大会4日目◇5月28日◇たけびしスタジアム京都◇

[男子200㍍決勝]
濱田澪(法2) 2位 21.06 
山田雄大(経1)  6位 21.31

[男子800㍍決勝]
松本駿(社4) 1位 1:48:86
藤原悠帆(人4) 4位 1:50:72
富岡紋人(法3) 8位 1:54:06

[男子400㍍障害決勝]
京竹泰雅(1) 8位 52.03

[男子3000㍍障害決勝]
嶋谷鐘二郎(法4) 1位 9:06.46
谷川啓斗(シス理4) 7位 9:21.42

[男子4×400㍍リレー決勝]
関大 6位 (山田、濱田、藤原、阪本育(人4)) 3:08.95

[男子走高跳決勝]
藤井蓮也(1) 10位 1㍍95

[女子200㍍決勝]
井上晴稀(法2) 3位 24.86

[女子走幅跳決勝]
八田真奈(政策4) 7位 5㍍74

[女子砲丸投決勝]
江草帆乃佳(文4) 10位 10㍍69

長いようで短かった関カレもいよいよ最終日。多くの決勝種目が開催され、自己ベスト更新や表彰台入を果たすなど、出場した選手それぞれが力を出し切った。

関大最初の競技、男子400㍍障害決勝には1年生の京竹が出場。序盤からスピードに乗り、前を走る選手に食らいつくが惜しくも8着フィニッシュとなった。続いて行われたのは200㍍決勝。100㍍では準決勝敗退となった井上晴が、200㍍で決勝の舞台に立った。一斉にスタートを切り、4番手でホームストレートに差し掛かる。向かい風が吹く中、ラスト50㍍から順位を上げ前方の選手に迫ったものの3着でゴール。100㍍の悔しさを晴らし、短距離女子エースとしての強さを見せつけた。男子の部には濱田と山田が出場。スタート直後、前へ抜け出した濱田は外側のレーンからさらに追い上げ、2着でフィニッシュする。山田も力走を見せ6位入賞。男子も負けじと実力を発揮した。

△京竹
△井上晴
△濱田
△山田
△山田(左)と濱田
△濱田(左)と井上晴

男子800㍍決勝には、昨年王者の松本、藤原、富岡の3名が登場した。スタートから飛び出し、オープンレーンに入ると松本が先頭でレースを引っ張る。1周を53秒で通過すると、残り300㍍あたりでさらにギアを上げた。後続を引き離し、圧倒的な走りで優勝。「2連覇するという目標は達成できて良かった。関西学生新(記録)を塗り替えることができなかったことが悔しい」とよろこびの中にも悔しさをにじませた。また、藤原が4位、富岡が8位入賞とミドルパートの強さを見せた。

△松本
△(左から)富岡・松本・藤原
△松本

続く競技は男子3000㍍障害決勝。松本と同様、昨年王者の嶋谷に加え谷川がエントリーしている。「前回優勝者として恥じない走りを」(=嶋谷)と意気込み挑んだレース。その言葉通り終始先頭でレースを展開した。中盤で2番手以降と差を広げたものの、徐々に詰められ、ラスト1周の場面で真後ろまで追いつかれる。しかし、焦ることなく落ち着いてレースを組み立て、バックストレートで一気にスパートをかけた。その後は追いつかれることなく走り抜き、1着でフィニッシュラインを切る。2連覇を達成し、スタンドで応援するチームに向かって拳を突き上げた。

△谷川
△嶋谷
△谷川(左)と嶋谷
△嶋谷

フィールド競技では3種目に出場した。女子走幅跳には、2日目に三段跳に出場した八田がエントリー。1回目に5㍍72をマークし、5番手で4回目の試技へと進んだ。4回目で5㍍74まで記録を伸ばしたが、他の選手がそれを上回る跳躍で7位まで順位が下がってしまう。その後記録を伸ばすことができないまま競技は終了した。男子走高跳に出場した藤井蓮は、1㍍90を一発でクリアすると1㍍95も2回目で成功させる。しかし、2㍍は越えられず、10位に終わった。女子砲丸投には江草が出場。1回目の投てきで10㍍69を記録したが、その後伸ばすことはかなわず10位となった。

△八田
△藤井蓮
△江草

関カレ最終種目は、予選とは異なるメンバーを組んだ4×400㍍リレー。1走の山田は後半に伸びる走りで2走の濱田へつないだ。オープンレーンに入ると5番手につき、先頭集団に食らいつく。4番手とほぼ同時に3走・藤原へバトンを渡した。びわこ大に抜かれたものの、その後は順位をキープし、勝負の行方はアンカー阪本に託された。前方の選手に迫る力走を見せたが、順位を上げることはできず。6位フィニッシュとなった。

△山田(奥)と濱田
△濱田(奥)と藤原
△阪本
△松本主将(左)と阪本副将

4日間に渡る関カレが終幕。6種目でタイトルを獲得し、男子は昨年に引き続いて総合3位に輝くなど昨年を上回る好成績を残した。これから始まる全国レベルの大会に向けさらなるレベルアップを図る。関大の『超戦』はまだ始まったばかりだ。【文:小西菜夕/写真:小西菜夕・横関あかり】

△4年生たち
△松本主将(左)と次期主将・宮内和哉(文3)

▼松本主将
「優勝することは大前提で、2連覇するという目標が達成できて良かったです。でもその反面、タイム的には関西学生新(記録)を狙っていたので、大会新も塗り替えることができなかったのが悔しい点かなと思います。でも1人で引っ張り切ってこのタイムなので、自信につながったレースになりました。(レースの作戦)タイムをとりあえず狙いたかったので、周りがどうとかはあまり関係なくて。最初にハイペースで入って、そのまま耐えてという形で、自分のペースで行こうと考えていました。(今日のレースに点をつけるなら)2連覇できたというところも含めて、80点ぐらいですかね。(プレッシャーはあった?)そうですね。やっぱり昨年優勝したというのも1つのプレッシャーに感じる点であり、主将という立場柄、次の主将の宮内(和哉)くんも100㍍で優勝していたので、現主将が負けるわけにはいかない、勝たないといけないというプレッシャーもありました。その2つのプレッシャーがすごく自分の中で大変だったかなと思います。今日で僕は主将として最後、任期満了です。(次に向けての意気込み)2週間後に日本選手権があったり、9月には全日本インカレがあったりで、全国レベルの試合が続きます。この大会ぐらいのレベルじゃないので、そこでもきちんと結果を出せるように調整して、練習もさらに強度を上げてレベルアップしていけるようにしたいと思います。(次期主将・宮内選手へのエール)僕自身、背中で見せるタイプの主将というリーダー像を掲げてずっと主将を務めてきました。宮内くんも、自分の理想のリーダー像みたいなものを確立して、今とはまた違った色の関大を仕上げていってくれたらなと思っています」

▼嶋谷
「昨年優勝したというのもあって、後ろから行くレースも考えてはいたんですけど、前回優勝者として恥じない走りをしようと思って、最初からとばしていきました。途中きつかったんですけど、後半に並ばれたときにしっかりと勝つしかないという思いでいけたのが良かったかなと思います。(最初から首位で進めていたが)作戦ではないんですけど、最初から突っ込んで(体力が)もてば優勝、もたなかったら負けというふうにいきました。(ラスト1周で追いつかれたときに焦りはあったか)正直、2分台で入ってそのまま押していけるかなと思っていたんですけど、10000㍍に2日前に出たというのもあって、あまり足が残っていなかったというところで。ビジョンを見ながら走っていたら、大経大の選手が近づいていたので、じわじわ追いつかれるよりも、追いつかせてからもう1回スパートしたほうがいいかなと思いました。ラスト2周は結構冷静に考えて、きちんと追いつかせてからいけたのは良かったかなと思います。(ラストスパートについて)ラスト2周のときに少しペースを上げました。大経大の選手が関大北陽高出身で、自分も関大一高出身で並列高なので、知っている選手で。どこでスパートしたら勝てるかなというのは走りながら考えていました。ラスト100㍍とかは強いんですけど、300㍍からはいけない選手だということは知っていたので、そこで仕掛けるしかないと思っていきました。(今日のレースに点をつけるなら)80点ぐらいかなと思います。タイムは、暑さもあったんですけど、ちょっと物足りないかなというところはあって。でも松本主将が自分の目の前で800㍍の先頭を引っ張って勝つというレースをしたので、自分も負けられないというところで、波に乗れたのは良かったです。(予選会への意気込み)予選会は、関西インカレで入賞した選手もいますし、チームとして戦える集団になってきていると思うので、長年行けていないですけど、今年こそ全日本と出雲に行けるように頑張りたいと思います」

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