◇第99回関西学生対校選手権大会1日目◇5月25日◇たけびしスタジアム京都◇
[男子100㍍予選]
宮内和哉(文3) 1組1着 10.38 準決勝進出
垣内慶紀(1) 3組4着 10.47 準決勝進出
藤井恒輝(人3) 4組2着 10.60 準決勝進出
[男子400㍍予選]
阪本育(人4) 1組7着 48.22
和田一真(化生2) 2組6着 49.04
増田潮音(経3) 3組7着 48.70
[男子10000㍍決勝]
嶋谷鐘二郎(法4) 5位 30:27.29
大髙肇(社4) 12位 30:56.81
坂本亘生(化生2) 24位 32:56.34
[男子110㍍障害予選]
安達匠(人2) 2組6着 15.03
[男子4×100㍍リレー予選]
関大 2組2着 (宮内、藤井、濱田澪(法2)、山田雄大(1))39.87 決勝進出
[女子100㍍予選]
澤田佳奈(1) 2組7着 12.57
永野朝希(人4) 5組9着 12.94
井上晴稀(法2) 6組2着 12.21 準決勝進出
[女子400㍍予選]
粟津志帆(人3) 3組4着 59.58
亀澤舞(人4) 5組7着 1:00.37
[女子1500㍍予選]
池﨑萌絵(1) 1組6着 4:33.64
伐栗夢七(法2) 2組3着 4:28.93
木下茜(人4) 3組11着 4:42.35
[女子1500㍍決勝]
伐栗 4位 4:27.26
池﨑 10位 4:37.65
[女子10000㍍決勝]
近藤来那(人3) 15位
石松空(文2) DNS
磯野美空(社3) DNS
[女子4×100㍍リレー予選]
関大 1組4着 (澤田、井上晴、中島杏奈(安全2)、野川明莉(1))47.46
3年ぶりに通常開催となった関カレが満を持して開幕。晴れ空となった1日目では、表彰台にのる選手こそいなかったものの、多くの選手が次のステージへと駒を進めた。
関大最初の競技は女子1500㍍予選。3名の選手がそれぞれの組で奮闘する。第1組の池﨑は序盤で先頭集団に食らいつくが、ラスト1周で6番目と順位を落としフィニッシュ。タイム順で決勝への出場権を得た。続く組には伐栗が登場。スタート後、2番目につけるとそのままレースを進める。3人での上位争いとなり惜しくも競り負け3着となったが、着順で決勝進出を決めた。最終組の木下も先頭集団につく力走を見せる。しかし、徐々に引き離されてしまい決勝を逃した。
続く400㍍には男女計5名がエントリー。粟津は好スタートを切り4着、亀澤と阪本は自己ベストに迫る記録を出したが両者決勝進出とはならず。和田、増田もハイペースなレースに追走するも、タイムは振るわなかった。その後行われた100㍍では白熱した戦いとなる。短距離女子エースの井上晴が着順で準決勝進出を決めると、男子もそれに続いた。大会記録を更新するなどトップレベルの選手がそろう中、出場した3名全員が準決勝へと駒を進める。余裕を見せながらゴールした宮内、1年生ながら好タイムを残した垣内、自己記録を更新した藤井。勢いそのままに決勝まで駆け上がる。
男子110㍍障害に出場した安達は無念の予選敗退。女子1500㍍決勝では伐栗が大健闘。序盤から前方につき、予選のタイムを上回る力走で4位フィニッシュ。表彰台は逃したものの、自己ベストを更新し実りのあるレースとなった。同じく出場した池﨑は後方でのレース展開となったが、最後までペースを大きく落とすことなく走り切った。
初日のレースも残すところあとわずか。女子4×100㍍予選はフレッシュなメンバーで挑んだ。1走者の澤田が好スタートを切り井上晴へとバトンをつなぐ。園女大や同大に離されるも、トップスピードのまま中島、野川へ。4着でフィニッシュし決勝進出は逃したものの、全日本インカレの標準記録を突破するなど輝かしい記録を残した。同種目男子は安定の走りを見せ全体2位で決勝進出を果たす。期待の新人・山田を4走に迎え、新メンバーでのリレー。バトンパスでのロスを無くし、予選を超える好タイムに期待だ。
この日、関大の最終種目となった10000㍍決勝。女子には近藤が出場した。序盤は後方で出方をうかがい、3000㍍を過ぎたあたりから徐々に前へ出る。しかし、先頭集団のハイペースなレース展開についていけず、再び引き離されてしまう。粘りを見せたが、15位でのゴールとなった。男子には昨年の3000㍍障害王者・嶋谷、大髙、坂本の3名がエントリー。嶋谷は序盤から先頭集団に入り、大髙は真ん中をキープ、坂本は後方でレースを進めた。中盤で嶋谷が前に出るも、関学大の3選手がスピードを上げ抜き返し、徐々に引き離されてしまう。その後は順位をキープしたまま、5位でフィニッシュ。30分台を切ることはできなかったが、次につながるレースとなった。
優勝・表彰台入りの選手は出なかった初日。だが、伐栗・嶋谷が入賞、100㍍で準決勝、リレーで決勝進出など、明日以降につながる1日だった。明日は決勝種目に加え、フィールド競技にも出場。自分を超える戦いはまだまだ始まったばかりだ。【文:小西菜夕/写真:小西菜夕・横関あかり】
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