◇第45回総合関関戦団結式◇5月18日◇関西大学千里山キャンパス悠久の庭◇
伝説の一戦が戻ってくる。経験したことのある学生は4年生のみと、まさに「伝説」と化していた総合関関戦(関関戦)。待ちに待った戦いは来る6月12日から開催されるが、それに先立って団結式が行われた。
最高気温は27度と5月中旬にして夏日。関関戦を熱き戦いにしようと燃えるカイザーズの思いそのままだ。式のオープニングは応援団吹奏楽部が担う。華やかに幕開けをすると、悠久の庭には学歌が鳴り響いた。
次は芝井敬司理事長、前田裕(ゆたか)学長があいさつ。関関戦を行うにあたって携えてほしい思いを語り、体育会全体の士気がさらに上がった。さらに、登壇したのは今大会実行委員長・城野吏哉(社3)だ。「カイザーズとしてのつながりを強め、一致団結し、第41回以来の単独総合優勝を目指します」と誓いを立てた。
一人一人の体育会学生の気持ちを代弁したのは弓道部・奥野早紀主将(化生4)だ。弓道部は多数の全国レベルの大会で好成績を残す、関大で有数の強豪部活。部だけでなく、大学を背負って活躍する奥野の言葉は心に刺さる。式の盛り上がりは頂点に達した。
この大会は行いたいという思いだけでは開くことができない。こうして団結式まで走ってこれたのはさまざまな団体、人々の支援があったからこそだ。その中でも多大なるサポートをしてくれているのは校友会。体育会の代表として里見柊音(しゅうと=経4)が目録を受け取り、謝辞を述べた。
式はいよいよクライマックス。応援団が演舞を行った。カイザーズを応援する気持ち、自分たちで勝利へ導いていこうという思いを演技にのぞかせた。
全プログラムが終了し団結式は閉会を迎える。短い中ではあったが、体育会が1つになった30分間だった。次に待ち受けているのは 、28日10時30分から千里中央駅せんちゅうパル広場にて行われる前夜祭。 今度は応援団が主役になる。普段はスポットが当たらない応援団が明星のごとく輝く瞬間を見逃すな!【文/写真:木原綺音】
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