◇第45回総合関関戦前哨戦◇5月15日◇服部緑地陸上競技場◇
[男子100㍍決勝]
濱田澪(法2) 3位 10.88
名原大樹(人4) 5位 11.03
岡田寛人(シス理2) 6位 11.18
[男子200㍍決勝]
山田雄大(1) 1位 21.64 大会新記録
坂東日向(法3) 5位 22.28
北凌伎(経3) 6位 22.33
[男子800㍍決勝]
石丸尚弥(環都3) 1位 1:52.97
東野祥士(商3) 2位 1:53.93
市林佳育(経4) 3位 1:54.53
[男子1500㍍決勝]
田辺恒大(政策3) 4位 4:09.14
佐々木健人(安全4) 5位 4:11.35
濱宏太(シス理3) 6位 4:20.04
[男子5000㍍決勝]
居林和輝(社2) 3位 15:31.55
英唯明(文2) 4位 15:37.94
遠藤瑞季(1) 5位 16:21.13
[男子走幅跳決勝]
坂部海太(経2) 2位 6㍍52
高岡秀次(人2)3位 6㍍50
[男子三段跳決勝]
杉山慧(1) 1位 14㍍53
梅野真生(人2)2位 14㍍52
[男子4×100㍍リレー決勝]
関大 1位 (宮内和哉(文3)、藤井恒輝(人3)、濱田、山田)40.42
[総合結果]
関大72―72関学
3年ぶりに開催となった総合関関戦。在校生の中では4年生しか経験しておらず、多くの選手が初めての対抗戦だ。少ない競技での戦いとなったが、出場した選手それぞれがベストを尽くし、次週の関カレにつながる結果となった。
最初の競技は男子5000㍍。2年生の居林、英、1年生の遠藤などフレッシュなメンバーが出場した。一斉にスタートを切り、好ペースでレースを展開する。しかし、徐々に関学2人が集団から抜き出し、差をつけられてしまう。追いつくことはできず、居林が3位のフィニッシュとなった。続いて行われた男子200㍍では大型ルーキーが力走を見せる。1年生の山田が21.75の大会記録を破り21.64をマーク。他を寄せ付けない余裕の走りで大会新記録を樹立した。
男子三段跳びには2名が出場。杉山が1本目に14㍍53を跳んだものの、その後は足が合わず記録を伸ばすことはできなかった。梅野は6本目で14㍍52をマーク。1㌢差で杉山には届かなかったが、関大が上位を占めた。男子1500㍍は関学大に首位を独占される。関大も必死に食らいついたが、逆転はかなわずレースが終了した。男子100㍍では濱田、名原、岡田の3人が力走を見せる。3着の濱田は自己ベストに迫る10.88を記録し、関カレにつながるレースを展開した。
男子走り幅跳びでは、坂部が2本目で6㍍52を出し、徐々に調子を上げたが6本目までに超えることはできず。高岡は最終跳躍で記録を更新。6㍍50で3位につけた。男子800㍍は混戦となる。1周目は関大勢が集団後方につき出方を伺っていたが、2周目で一気に加速。石丸、東野祥、市林の順で首位に躍り出ると、そのままフィニッシュ。関大が強さを見せた。
関関戦最後の種目となった男子4×100㍍リレー。1走者の宮内が好スタートを切りバトンをつなぐと、藤井、濱田、山田とリードを保ったまま順調につないでいく。関学大にはバトンミスがあったが、関大は余裕のトップでゴール。勝利で締めくくった。
総合得点は72―72と、今年の関関戦は引き分けで終了。対校戦以外にオープンでの参加もあり、両校が楽しみながらレースを行った。「チームの中ではいい経験になった。関カレでは上を目指して臨んでいけたらなと思う」と松本主将。今月25日からは関カレが始まる。各選手が勝ちにこだわり、チーム一丸となって挑む。【文:小西菜夕/写真:小西菜夕・牧野文音・貴道ふみ】
▽松本主将
「1年生の時に僕が関関戦を経験してから、2年間空いての対抗戦でした。全体的に対抗戦を知らない下級生が多かったので、そういう意味でもまず対抗戦の雰囲気を感じ取ってもらったり、他パートを見る機会もあまりないので、応援したり知る機会だったり、チームの中ではいい経験になったと思います。(引き分けという結果について)勝ちにこだわって、目標を立ててやっていたので、複雑な感じです。でも、引き分けということは戦えているところにもつながります。また、関西インカレになってからは他の大学も出てくるので、関学大含めて、他の大学にも勝ち切れるようにしたいです。(関カレの目標は)昨年も優勝しているので、2連覇してチームの勢いを加速させたい。チーム総合としては男子が昨年総合3位に入れたので、その順位を落とさないように、はるかその上を目指して臨んでいけたらなと思います」
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