いまロード中
×

女子ダブルスカルが朝日レガッタで初優勝!

女子ダブルスカルが朝日レガッタで初優勝!

◇第73回朝日レガッタ◇5月1日〜4日◇滋賀県立琵琶湖漕艇場◇

[一般男子シングルスカル]
<1日目>
能登 予選4組 4位 4:01.86
<2日目>
能登 敗復3組 2位 4:27.15→準決勝
<3日目>
能登 準決3組 5位 4:06.52

[一般男子ダブルスカル]
<1日目>
予選1組 S:落合 B:札埜 6位 4:14.08
予選2組 S:齋藤 B:川口 4位 3:50.72
予選4組 S:直井 B:長嶋 2位 3:38.44→準決勝
<2日目>
敗復4組 S:直井 B:長嶋 5位 4:06.46
敗復4組 S:齋藤 B:川口 1位 3:44.47→準決勝
<3日目>
準決1組 S:齋藤 B:川口 3位 3:28.32
準決2組 S:直井 B:長嶋 5位 3:32.14

[一般女子ダブルスカル]
<1日目>
予選1組 S:新川 B:細野 1位 3:49.78
<4日目>
決勝 S:新川 B:細野 1位 3:37.85

[一般男子舵手つきフォア]
S:井上
3:城野
2:向原
B:松村
C:藤尾

<2日目>
予選4組 3位 3:48.92
敗復3組 2位 3:50.12

[一般女子舵手つきフォア]
S:横山
3:秋田
2:村上
B:井元
C:杉山

<2日目>
予選 5位 4:08.37→決勝
<4日目>
決勝 4位 4:02.42

[男子エイト]
C:黒田
S:吉岡
7:池内
6:永島
5:若松
4:武井
3:虻川
2:古川
B:光村

<1日目>
予選1組 3位 3:29.89
<2日目>
敗復 2位 3:21.64→決勝
<4日目>
決勝 5位 3:19.27

2年ぶりに開催された朝日レガッタ。慣れない琵琶湖特有の横波に苦戦するも、一般女子ダブルスカルに出場した新川真梨(文4)・細野花歩(安全2)組が今大会初の女子選手優勝を収めた。

一般男子シングルスカルに出場した能登亮(人1)は1000㍍のレースのペース配分に失敗し、4着でフィニッシュ。敗者復活戦に回る。予選での課題点を修正し、挑んだレースは2着でゴール。準決勝に進んだ。準決勝ではラスト、スパートをかけ速度を上げるも決勝進出には至らなかった。

△能登

一般男子ダブルスカルに出場したのは落合善(経2)・札埜力丸(政策2)組と齋藤恵介(シス理4)・川口祐輝(文2)組、直井祐介(政策3)・長島鷹治郎(人3)組だ。初日は天候が荒れる中、落合・札埜組が流れに乗れず6着で敗退となった。齋藤・川口組は予選のスタートダッシュで出遅れ、琵琶湖の横波で思うように艇をこぎ進めることができず敗者復活戦に回る。敗者復活戦は予選の反省を生かし、落ち着いて艇を運ぶことを意識する。1位でゴールラインを切った。準決勝では予選と同じような横波に合うも、反省点を生かし、自分たちのレーンを真っ直ぐこぎ切り3着でゴール。惜しくも決勝に進出とはならなかった。予選最後は直井・長島組だ。スタートで他艇に遅れを取るも、巻き返そうとオールを必死でこぐ。だが距離の短さに苦戦し、1着の滋賀大を追い越せず。2着で終え準決勝に駒を進めた。準決勝では速い艇に500㍍までついていくはずが、スタートダッシュが遅れ、他艇についていけず5着となった。

△落合・札埜組
△齋藤・川口組
△直井・長島組

女子ダブルスカルの予選は雨が降られる中でのスタートとなった。相手の情報が全くない中での戦いとなる。自分達の意識するポイントを常に考え、周りを気にせずこぎに集中する。それが功を奏し、スタートで他艇より前に出ることに成功。常にリラックスし、リズム良く横に艇を動かすことを意識すると、ラストでは隣に艇が見えないほど引き離しゴールする。予選を1位通過した。予選では2位通過とのタイムの差は1秒。決勝は予選1位通過ともあり、緊張しながらのレースとなった。それでもスタートダッシュに成功する。艇がすぐ横まで迫っていたが、力まずにボートをこぎ進める。予選ではスピードを上げることができなかったが、スピードをあげ堂々の1着となった。

△M4+
△W2X
△W2X

一般男子舵手付きフォアは6着となり、予選で敗退となった。女子舵手つきクォドルプルは予選、普段練習している神崎川とは違い、経験したことがない横からの風と波に苦しめられ、スタート位置につくこともままならなかった。艇が流され斜めの状態のままのスタートとなる。右側をこぐ2人がレーンに設置されているブイにオールのブレードが何度も当たってしまい、思うようにスピードを上げることができない。500㍍地点から一気に他艇に離される。立て直せないまま5着でゴールとなった。決勝戦は、無理に高いレートのまま漕ぐのではなく、その時自分たちが出せる1番いいレートで大きく長くこぐことをレース前に確認し合う。そして迎えた決勝は、予選とは打って変わり、風もなく波も穏やかなまさしくレース日和だった。予選での反省点を生かし、決勝戦のスタートダッシュは成功。しかし500㍍付近から崩れ始めるも、全員で「リラックスしよう」「長く大きく」など水上で声を掛け合い、ラスト200㍍地点で加速し、順位を1つあげ、4着でレースを終えた。

△W4+

 最後に登場したのは本大会のメイン種目である男子エイトだ。予選はスタートダッシュがもたついてしまい、同志社やレジェンドK島根に大きく出遅れる。そこからスタミナが切れ、ラスト300㍍地点で離されてしまい3着でゴール。敗者復活戦に回ることとなった。敗者復活戦では、予選とは違い落ち着いてスタートを切ることに成功した。しかしラストスパートであげ切ることができず。なんとか2位でゴールし、決勝に進出。決勝戦では落ち着いて思い切りこぐということをクルー全体で統一してレースに挑んだ。スタートはまっすぐ出ることに成功するも、他艇にリードを奪われる。流れや両サイドの出力差を把握しきれず、真っ直ぐ進めることができなかったもののゴールまで粘り、瀬田漕艇クラブAを追い上げ、5着でレースを終えた。

△M8+

女子ダブルスカルでは朝日レガッタ、女子選手初優勝と来年迎える創部100周年という歴史に新たな1ページを刻んだ。2年ぶりの開催ともあって、ほとんどの部員が経験したことのない土地での試合となった。だがおのおの、実力を出し切り、朝日レガッタを終えた。【文:中山秋桜津/写真:木原綺音・中山秋桜津】

▼能登
「(結果を受けて)準決勝でもうちょっと上までいけたかなと思います。決勝はやっぱりレベルが高いので、満足はしていないんですけど、最低限の結果だと思います。(課題点)高校のときは1000㍍のレースばっかりで、2000㍍の体力をつけるっていうのが課題でした。体力が落ちているので体力をつけた方がいいと思いました。(良かった点)高校よりきれいにこげたので、丁寧にこぐという点では良かったと思います。(これまでの練習)こぎのきれいさというのを求めていました。丁寧に、大きくこぐということを目標にして、それはできてたよと監督に言われたので、良かったと思います。(次戦に向けての意気込み)次戦は多分エイトとかフォアとかクルーボートになってくると思うので、しっかりみんなに負けないよう体力をつけていきたいなって思ってます」

▼長島
「(結果を受けて)1番は悔しいですね。まずこのダブルは先週と今週でこの大会に向けていろいろ準備をしたのですが、けんかとかいろいろあって、それでも良くなってきて、昨日や今日でアップとか練習とかで結構いい感じのこぎをできるようになったのですが、試合でそれが体現できませんでした。それが実力ですけど、それが1番悔しいですね。(良かったところ)いろいろこの2週間、山あり谷ありでした。やっぱり同期なのでいろいろ言い合い摩擦が起こりましたが、そのおかげで、逆に試合までにいろいろユニホミティが上がったと思います。(反省点)やっぱり試合の難しさ、試合は練習の80%や70%しか出せないっていうのが本当に身に染みました。もっとこだわらないとダメっていうのは強い相手って基本やその動作だけでもこだわりっています。もう自分は全然ダメで、そこをもっと高めていきたいと思いました。(次戦に向けての意気込み)次は1週間後、全日本があるので今回出た課題をつぶせるように、まだ自分たちは3年であと1年間あるので、この悔しさをバネにして、来年はせれるように食い下がれるように頑張りたいです」

 ▼直井
「(結果を受けて)前の大会が終わって短い間でできることをやりましたが、足りなかった。試合で出せなかったのがすごく悔しいです。(良かった点)2人のユニホミティ、統一感が長い間、同じところでやっていたので、やっぱりそこがさらに出てきたなっていうのがこの1週間で良かったところです。(課題点)丁寧さと1本だす出力、1本の強さですね。弱かったと思います。(次戦に向けての意気込み)ボートの試合は2000㍍漕ぎ切るだけなので、試合は見せる場、いわゆる発表会なので、試合を発表会のように感じ、緊張せず100%の力を出し切りたいです」

▼齋藤
「(今大会を振り返って)今はもうひと頑張りっていうか、決勝まで届く距離だったからこそちょっと悔しい思いはあります。だけどしっかり予選でダメだったことを敗者復活戦で修正して、準決勝でもそれを生かして戦えたというのは大きく成長できたかなと思います。(良かった点)予選ではうまくいかなくてお互いに声が出せなかった。声出して高め合うことができなかったのですが、他のレースではしっかり自分たちから声出して盛り上げて、いい雰囲気で行けたことが良かったかなと思います。(課題点)いろいろツメが甘かったです。まだまだ技術不足のところがあるのでそこですかね。(次戦への意気込み)次の大会は全日本選手権で日本のトップクルーたちが集まる試合なので、正直どこまで戦えるかっていうのは未知数ではあります。だけどしっかり全国のレベルに食らいついていけるように、今日の経験を生かしたいと思います」

▼川口
「(今大会を振り返って)悔しいです。他の艇を見て、自分には足りないものがたくさんあると思いました。いろいろな試合をこれからも重ねていくだろうし、練習もあるので、そこで自分を一層高め、技術を高めて、大会で入賞できるようにこれからも頑張りたいというモチベーションになりました。(良かった点)2人でここって決めるところでしっかりと伸ばせました。またレートをあげようってなったところで、2人で一緒にレートを上げることができたのは良かったです。最初はしっかりと立て直して全力を出し切れて2人で同じ意識でこげたっていうのは僕がうれしいというか、そこは何かこいでいて楽しかったです。(次戦への意気込み)来週は日本のトップレベルの人たちが来るので、ただこいで悔しかっただけじゃなくて、いろいろなこぎが見流ことができると思うのでそこから盗んだりとか、いろいろ見て勉強したりとか、いろいろな五感を使ってレースをもちろん頑張りますが、自分を高める良いきっかけにしたいなと思います。がんばります」

▼新川・細野
「(どんな練習をしてきましたか)このクルーを組んでからレースペースではなく、基礎の部分の練習を1ヶ月間みっちりしようと思いました。レースペースでの練習は例年に比べてあまりしていなかったので、お互いに共通して意識するポイントと個人で意識するポイントを共有して毎回練習していました。(どのようなレースプランでしたか)スタートスパートからそのまま駆け抜けました。いつもの2000㍍と違って1000㍍のレースだったので、最初から飛ばしてそのままの勢いで最後まで全速力でこぎました。(結果を受けて)率直に嬉しいです。もうすぐ創部100年を迎えますが、この朝日レガッタで優勝をしたのが今回初めてでその歴史に結果を刻めたのが嬉しかったです。(良かった点)予選も決勝も初めから(前に)出ることができていたので心の余裕を持ってレースできました。意識していたポイントのリラックスもできました。みんなの期待に応えることができてよかったです。(課題点)ラストスパートでもう1段階上げ切ることと、いつも試合の予選で良いこぎをすることが出来ていないのでいつも同じレベルのこぎをレースでできるようにすることです。(次戦に向けての意気込み)来週、1番レベルの高い大会の全日本選手権があるのでそこで決勝に行き結果を残したいです」

▼杉山天音(法4)
「(どんな練習をしてきましたか)とにかく大きく長くこぐ練習と、そのパワーをつけるためにウエイトトレーニングを増やしました。(レースプランは)スタートで他の艇に遅れないことを意識しました。また500㍍地点からさらに加速すること、ラスト200㍍は限界まで追い込みスピードを上げました。(どんな気持ちで挑んだか)クルーとしては、とにかく焦らず、最後まで全力で悔いの残らないレースにしようと思いました。私はコックスとして、艇をゴールまでまっすぐ進められるように集中して挑みました。(結果を受けて)まず2レース目に順位を上げることができて嬉しかったです。今回出場したスイープという種目を始めてまだ2か月ほどしか経っていませんでしたが、レースで闘えるほどまでに成長できたことが嬉しかったです。最後のインカレに向けて、もっともっとみんなでレベルアップしていきたいです。(良かった点)1レース目の反省点を2レース目で改善できたことです。(課題点)自分たちの最大限の力を1レース目から出せなかったことです。まだまだパワー、持久力、技術を向上させていかなくてはならないと思いました。(次戦に向けての意気込み)今回のレースを糧として、次のレースはさらにレベルアップした状態で挑めるよう頑張っていきます!」

▼秋田莉子(政策4)
「(どんな練習をしてきましたか)練習で常に意識していたのは艇主体で大きく長くこぐことです。抽象的な表現ですが、これにはレンジ(ブレードを水中に入れてから水上に出すまでの長さ)を十分にとること、ミドルからファイナルポジションにかけて力強くドライブをかけること、悠々かつ全ての動作大胆にこぐことなどが内包されています。どうしたら艇速に繋がるのか、そのためにはどう道具を使えばいいのか、自分たちはどう動けばいいのかを考えながら練習に取り組みました。(レースプランは)回転数で上げるというよりはドライブから艇速を出していくこぎにチェンジするために、まずスタートスパートで200㍍地点くらいまでマックスで出たあと、そこからコンスタントまでレートを落としました。また、500㍍地点をすぎたあたりからミドルスパートを入れて気持ちを切り替え、他艇に引き離されないよう粘りました。そして最後の250㍍からラストスパートで、火事場の馬鹿力ではないですけど、出せるだけの力を気合でぶつけました。(良かった点)初戦を通して艇主体の意識をクルー全員で再共有し、決勝ではその意識をもとに1つステップアップできたところです。(課題点)ベストパフォーマンスを最初から最後まで試合で出せないことと単純にパワー不足なところです。(次戦に向けての意気込み)次戦は関関戦。クルーも艇種も変わるが艇主体の意識はそのままで、関大に勝利を収められるよう頑張ります!」

▼黒田詩織(社3)
「(どんな練習をしてきましたか)短い期間しか練習ができなかったのですが、ハイレートやスタート練習を中心に行いました。(どんな気持ちで挑んだか)練習期間が非常に短かったので、どこまで統一したこぎができるか不安がありました。決勝の前日の練習では、今までで1番安定したこぎができていたので、決勝でもこのこぎをできればいい結果が出るのではないかと思いました。自分自身としては初めてのエイトでの試合だったので緊張したが、とにかく真っ直ぐ艇を進めること、発言をし続けることを心がけました。(結果を受けて)5位という結果が今の実力だとは思いますが、やはり悔しい思いがあります。スタートと私のラダーワークの両方ともがうまくいっていればもっといい結果が出せたと思います。(良かったところ)短い練習期間だったにも関わらず、このクルーで練習し始めた頃に比べるとかなり良いこぎができて、成長を感じられました。(課題点)練習でできたベストなこぎをレースでは出来なかったところです。また、様々な課題を潰し切ることができないままレースに臨むことになってしまったところです。(次戦に向けての意気込み)さらに練習や経験を重ね、もっと良い結果が残せるよう頑張っていきたいと思います」

▼光村駿哉(情3)
「(今大会を振り返って)僕はまだ望んでいたクルーではなかったので。正直、しんどい思いもありましたが、その中で結果だけを求めて練習をみんなでしてきていたのでそのまま全員で入賞したいなっていう気持ちで取り組んでいました。(これまでどのような練習をしてきたか)このクルー自体が練習したのがだいたい1か月、1週間から2週間ぐらいしかなかったので、短い期間の中で合わせる練習をしていました。こぎを全員で統一して、一日一日でレースに近いこぎがどんどんできるように練習してきていました。(結果を受けて)もう少しいけたかなって個人的には思っています。練習のときに出せていたこぎっていうのは次では出せなかったのかなと思うので、入賞はできたのではないかと思いました。(良かった点)クルー自体はオフのときは仲良かったし、ほとんどみんな緊張してとかそういうのがなくて、クルー全体の中でも話し合いがスムーズに行われていたのはすごく良かったかなと思います。(課題点)そのほかのクルーのダブルとかフォアとかに比べたら、根本的な筋肉量や実力の面が足りてない人達が多いクルーだったので、安定性にかけていたのかなと思います。そこの部分はまず上回生に、僕もまだ追いつけていない部分はあると思うので全体の底上げをしなければいけないと思いました。(次戦への意気込み)僕個人としては怪我を克服して、今試合に出ているのでケアをしつつトップクルーに入れるようにしっかり記録を出してトップクルーで次は関西選手権を優勝したいなと思います」

Share this content:

コメントを送信