惜しくも園女大に黒星
◇第53回春季関西学生ソフトボールリーグ戦◇対園女大◇4月30日◇園田学園女子大学◇
関 大 000 000 0=0
園女大 000 003 X=3
1(左)柏原
2(右)渡邉
3(二)竹光
4(一)福嶋
5(投)岩﨑
6(DP)新屋
7(遊)佐々木
8(中)清水
9(捕)藤森
FP(三)勝目
3勝1敗で迎えた園女大。互いに出塁するも、固い守備に阻まれ得点にはつながらず、一進一退の攻防の試合展開が続く。しかし、6回に痛恨の3点を献上すると、逆転とはならず敗北を喫した。
先発のマウンドに上がったのは、岩﨑紗菜(人3)。初回に一、二塁間を抜ける安打を許すも、続く打者を併殺に抑える立ち上がりを見せる。その後、安打を許すも、チームメイトの堅実な守備にも助けられ、園女大を無得点に抑える。気迫ある投球でチームの援護を待つ。
一方、岩﨑の投球に応えたい関大打線だが、なかなか相手投手を打ち崩せない。関大が4回までに放った安打は、渡邉陽菜(人3)が放った2本。相手投手に苦しめられる展開が続く。
互いにスコアボードに0が並ぶ中、5回、関大にこの日最大の絶好機が訪れた。先頭の岩﨑が二遊間を抜ける安打を放ち出塁すると、代打・勝目結月(1)の内野安打で無死一、二塁に。しかし、続く打者が打ち取られ、得点することはできなかった。
均衡が崩れたのは6回裏。先頭を投ゴロに抑えるも、続く打者に右翼手の頭上を大きく越える三塁打を許し、1死、三塁とピンチを迎える。ここで打席に立った4番は生まれたチャンスを逃さず、二遊間へボールを運ぶ。これが適時打となり、先制点を献上することに。さらに、中越適時三塁打を許し、相手の猛攻を止めることはできずにこの回3失点となった。
3点を追いかける7回表の関大の攻撃。岩﨑が二遊間へ安打を放ち出塁するも、続く打者が併殺、遊ゴロに打ち取られ試合終了となった。
この日行われたリーグ4・5戦目で悔しい2連敗を喫した関大女子ソフト部。明日の大阪国際大戦では、必ず勝利を手にする。【文:石井咲羽/写真:中山秋桜津】
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