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フルーレは1部初勝利まであと一歩届かず

フルーレは1部初勝利まであと一歩届かず

◇令和4年度関西学生リーグ戦◇フルーレ男子1部・男子フルーレ男子新人戦◇4月23・24日◇大山崎町体育館◇

[1試合目]
●関大15-45同大
①伊藤  4(4)ー(5) 5 柏原
②小坂井 4(0)ー(5)10 田中
③田中  7(3)ー(5)15 大野
④R有働 7(0)ー(5)20 R吉田
⑤伊藤  8(1)ー(5) 25 大野
⑥田中  8(0)ー(5)30 田中
⑦小坂井 8(0)ー(5)35 大野
⑧田中 11(3)ー(5)40 柏原
⑨伊藤 15(4)ー(5)45 田中
 R有働        R吉田

[2試合目]
朝日大45-31関大●
①大塚  5(5)ー(2) 2 田中
②山口  9(5)ー(3) 5 伊藤
③阿部 15(6)ー(8)13 小坂井
④山口 20(5)ー(4)17 田中
⑤大塚 25(5)ー(3)20 小坂井
⑥阿部 30(5)ー(2)22 伊藤
⑦山口 35(5)ー(4)26 小坂井
⑧阿部 40(5)ー(0)26 田中
⑨大塚 45(5)ー(5)31 伊藤
 R森田         R有働

[3試合目]
関学大45-44関大●
①高杉  5(5)ー(1) 1 小坂井
②安井  6(1)ー(7) 8 伊藤
③吉田  9(3)ー(7)15 田中
④R佐藤18(9)ー(5)20 小坂井
⑤高杉 21(3)ー(5)25 田中
⑥吉田 23(2)ー(5)30 伊藤
⑦R佐藤31(8)ー(5)35 田中
⑧吉田 40(9)ー(3)38 R有働
⑨高杉 45(5)ー(5)43 伊藤
 R佐藤         R有働

[4試合目]
●関大37-45立命大
①伊藤  5(5)ー(2) 2 高田
②小坂井10(5)ー(5) 7 大竹
③田中 11(1)ー(8)15 西村
④小坂井14(3)ー(5)20 高田
⑤伊藤 24(10)ー(5)25 西村
⑥田中 27(3)ー(5)30 大竹
⑦小坂井30(3)ー(5)35 西村
⑧田中 31(1)ー(5)40 高田
⑨伊藤 37(6)ー(5)45 大竹
 R有働          R関谷

[5試合目]
愛知工大45-44関大●
①前田  5(5)ー(2) 2 田中
②有吉  9(4)ー(8)10 伊藤
③金森 15(6)ー(2)12 小坂井
④有吉 18(3)ー(8)20 田中
⑤前田 25(5)ー(4)24 小坂井
⑥金森 29(4)ー(2)26 伊藤
⑦有吉 35(6)ー(6)32 小坂井
⑧金森 40(5)ー(4)36 田中
⑨前田 45(5)ー(8)44 伊藤
 R井原         R有働

[フルーレ男子1部 最終結果]
1位 同大  4勝1敗 
2位 立命大 4勝1敗
3位 朝日大 3勝2敗
4位 愛知工大2勝3敗
5位 関学大 2勝3敗
6位 関大  0勝5敗

48年ぶりに1部に復帰した関大フェンシング部。初日は実力上位の2校と対戦。1試合目の同大戦こそ相手ペースで試合を進められたものの、2試合目は小坂井翼(法3)が7得点で巻き返すなど見せ場も作った。2日目は伊藤真吾(人2)の粘りで勝利まであと一歩まで迫る。しかし、1部校の意地を見せつけられる結果となった。

初戦は昨年王者の同大。いきなり伊藤が0ー4とされたものの、そこから4連続得点で巻き返し、4ー5と悪くないスタートを切った。3戦目の田中仁(商3)も2点を先取されたが、積極的な攻撃で3点を奪い返す。4戦目はリザーブ有働隆汰(商2)を投入し、ここから巻き返したい関大。主導権を握って攻め込むポイントもあったが、なかなか得点につながらない。中盤は点差を広げられる一方。8戦目の田中が相手の連続得点をストップする1点を獲得したが、ここも相手の距離に持ち込まれてしまい3点まで。9戦目伊藤がアンカー対決で遜色ない戦いぶりを見せた。攻撃権なしの判定で思うように得点を伸ばせなかったが、落ち着いたプレーで対応。しかし、中盤に許した連続得点が響き、15ー45と大差をつけられた。

△田中
△小坂井
△有働

2試合目は朝日大と対戦。リーダーの田中が円陣で声をかけ、1試合目と気持ちを切り替えて臨んだ。初戦から田中が果敢に攻め、2点先取。そこから相手に勢いに乗られ、2ー5とされたものの、2戦目伊藤が時間を使いつつ3ー4と食らいつく。そして、3戦目小坂井が巻き返しを見せた。1ポイント目こそ相手に譲ったものの、序盤から好感触。3ー3から一気に6連続得点で13ー12と一時は逆転。最後は相手が意地を見せ、13ー15と再び逆転されて交代となったものの、離された点差を縮めた。このまま流れに乗りたい関大だったが、思うように続かない。9戦目伊藤が5ー5と最後まで粘ったが、相手に軍配が上がった。

△田中
△小坂井
△伊藤

1日目は黒星が続いたが、強敵と対戦したことで収穫もあった。2日目初戦は関学大との関関戦に。1戦目は朝日大戦で好調だった小坂井だが、1ー5とリードを許す展開に。だが、そこから伊藤が7得点で巻き上げる。続く田中も積極的に仕掛け、15ー7とリードを握る。しかし、ここで相手がリザーブの選手を投入。2点差まで迫られてしまう。伊藤、田中が作ったリードで逆転はさせないままリレーをつないだ。しかし、8戦目で思うようにポイントがつけずついに同点にされてしまう。2点ビハインドで最終対戦に。残り1分で伊藤が42ー42の同点に持ち込みむ。しかし、そこから相手に2連続得点で王手をかけられ、苦しい展開に。すぐに1本取り返したものの、残り6秒で再開した瞬間を狙われ43ー45。6月19日の総合関関戦でも対戦する相手。ホームで雪辱を果たすに違いない。

4試合目は、今大会2位の立命大と対戦。10ー7と伊藤、小坂井がリードして試合を進める。3戦目の田中が1点に抑えられたものの、続く伊藤が怒とうの巻き返しで10ポイント。相手が24点と追い込まれてからも得点を重ねた。1点差まで迫ったが、再びじわじわと点差を広げられ、最終対戦を前に9点差。伊藤の3連続得点で6点差まで迫る場面もあったが、最後は相手にきっちり決められてしまった。

1つでも勝ちが欲しい関大は1勝3敗中の愛知工大と対戦。初戦で田中が2点に抑えられたものの、ここでも伊藤が落ち着いて8得点で10ー9と逆転。3戦目は相手に先に15点目を取られてしまったものの、今度は田中が同点に追いつくとそのまま20点目で再び関大がリード。5戦目、6戦目で再び点差をつけられたものの、続く2対戦では小坂井、田中が点差を広げさせない。全員で粘り込み、4点を追う展開で伊藤に勝負が託された。開始約1分で相手に1点も取らせないまま4連続ポイント。同点に追いつくと、そこからは一進一退の攻防に。先に勝利に王手をかけたのは関大。しかし、その後は攻撃がなかなか決まらず、1本勝負に。最後は攻め込んだところで背中を狙われ、1点差で涙をのむ結果となった。

勝利が見えていただけに、悔しい結果に終わった2日目。しかし、1部校相手に通用する部分も多くあった。秋のリベンジへ向け、まずは総合関関戦で関学大に強くなった姿を見せつける。【文/写真:牧野文音】

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