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粘り強く攻め続け、リーグ戦初勝利!

粘り強く攻め続け、リーグ戦初勝利!

◇2022年度関西大学連盟春季リーグ戦第3日◇対京産大◇4月16日◇

[第1セット]関大25―14京産大
[第2セット]関大30―32京産大
[第3セット]関大30―28京産大
[第4セット]関大27―25京産大
[セットカウント]○関大3―1京産大

開幕2連敗を喫している関大男バレ。第3戦は昨秋リーグでフルセットの末敗北した京産大と対峙(たいじ)した。第1セットは序盤からブレイクを連発し、相手を突き放す。危なげなくセットを先取した。第2セットは取っては取られる展開が続き、デュースへともつれ込んだものの、惜しくもブレイクを許しセットを奪われる。第3・4セットも同様にデュースとなるが、粘り強く攻め続けセットを連取。見事リーグ1勝目を挙げた。

第1セットは安平瑠也(商2)のブロックで先制。矢倉龍人(人1)がクイックとサービスエースでブレイクすると、陰下雄太(情3)がブロック上を通る高さのあるスパイクを決め、相手を引き離す。相手の攻撃を岡田大雅(経4)がワンタッチで後ろへとつなぎ、陰下がバックアタックで決めるなど連携の取れたプレーを見せた。相手のフェイント攻撃に翻弄(ほんろう)されるも安平がきっちり反応し、乱れたボールを金子玄(人3)が決め切る。タイムアウトを取らせ、4点差をつけるなど好調な滑り出しとなった。

△安平
△矢倉
△陰下
△岡田

タイムアウト開けも関大の猛攻は止まらない。安平が大きな助走からクロスへ切り込み得点すると、続くサーブで金子が相手リベロを吹き飛ばしサービスエースをもぎ取る。陰下のスパイク、岡田・池田・陰下のブロックで3連続得点となりさらにリードを広げた。セット終盤で岡田がノータッチエース。金子のクロスでセットポイントとなり、池田勇太郎主将(法4)がサービスエースを決めこれをものにする。25―14と大差をつけセットを先取した。

△(左から)安平・矢倉・陰下
△池田主将

勢いに乗りたい第2セット。安平と陰下がサイドから得点し、空いた相手コートの真ん中を池田主将がツーアタックで刺す。しかし、相手の巧みなクイックやサーブ、ブロックで4連続失点。陰下のバックアタックで流れを切ったものの、その後はなかなか点差が縮まらない。だが、16―21の場面から関大が意地を見せた。金子がレフトからエンドライン上へクロスを決めると、好返球、陰下のバックアタックで3連続得点。相手の強力なスパイクに対応できずとも、切り替えて次の攻撃へと移る。3枚ブロックで相手スパイクの導線を絞り、それを久保田滉平(情3)がきれいにレシーブ。陰下の攻撃へとつなぎ、同点に追いついた。

△金子
△久保田

先にセットポイントを握ったのは京産大。しかし、岡田が相手サーブをきれいに上げると、そのまま流れるように攻撃に移り、Aクイックを決めデュースへもつれ込む。ブロックアウトで淡々と取り返されたものの、乱れたボールを陰下が決めまたも同点に。その後もお互い譲らない展開が続いた。池田主将のアンダートスから岡田が得点し30-30。粘り強く戦ったが、最後は相手スパイクの威力に押されブレイクを許し、セットを落とした。

△池田主将(左)・岡田
△池田主将(左)・金子

取り返したい第3セット。相手の3連続得点でリードを許すも、金子や矢倉、岡田の得点で食らいつく。陰下のクロスと金子のブロックでブレイクし同点に追いつくと、安平のレフトからのスパイクや矢倉・金子のコンビネーション攻撃で追加点を挙げた。強烈なクロスやサービスエースを取られ、またも逆転されるものの、落ち着いて取り返す。相手の攻撃に反応しきれず失点もあるが、多彩な攻撃を披露し差を縮めていく。金子のバックアタックで1点差まで迫ると、ピンチサーバーとして出場した隅田嵐(社2)がサービスエースを獲得し同点へ引き戻す。先にセットポイントを握られるが、岡田がセンターからクイックを決め、第2セット同様にデュースへ。

△金子
△安平
△矢倉
△隅田

一進一退の攻防が続く。陰下が相手レシーバーを吹き飛ばすバックアタックを決め、安平が右手のみで相手の攻撃をブロック。岡田のAクイックで28―28の同点へ追いつくと、陰下がレフトからコート奥へと突き刺すスパイクを決めブレイク。セットポイントとなり、相手はタイムアウトを要求した。タイムアウト開け、これを決めればセット獲得。ボールを託された陰下はきちんとこれを決め、見事セットを取り返した。

△陰下

第4セットも勢いそのまま突き進む。しかし、序盤で4連続得点を許し、たまらずタイムアウトを取った。陰下がきれいにスパイクを決め、金子がアタックライン手前にクロスを決め込む。矢倉のダイレクトアタックも決まり3点差まで詰めた。ここでピンチサーバーとして登場したのは中村奨(社3)。1本目は相手を乱しミスを誘うことに成功し、2本目のサーブで崩れた相手の難しい返球を、見事上げて見せた。3本目のサーブ。放たれた無回転サーブを相手リベロは取ることができず、同点へと追いつく大きなサービスエースを決めた。チームの盛り上がりは最高潮に。

△中村

その後は拮抗(きっこう)した展開が続く。金子や矢倉が得点するも、相手にブレイクを許し同点と逆転を繰り返した。久保田の2段トスから陰下が決め、先にセットポイントとなる。しかし、ミスや相手のサーブでブレイクを許し逆転されてしまう。緊張感が漂うコート。岡田がミスを誘い同点となると、金子がレフトから得点しセットポイントに。あと1点で勝利が確定する場面で、またも金子にトスが上がった。レフトから鋭い1本を決め、選手たちは大きく叫ぶ。リーグ初勝利をみんなでよろこび合った。

△金子

リーグ2日目終了時点で1位に立っていた京産大を倒し、勝ち星を挙げた。「勝ちにいこうと声が出ていた」(=池田主将)と十分な士気の中、得た勝利。勢いを明日につなげ、2連勝を目指す。【文:小西菜夕/写真:石井咲羽・中村祐貴】

▽池田主将
「昨日からみんな勝ちに行こうと声が出ていたので、それがいい結果になって良かったかなと思います。(チームの雰囲気)ピカイチ(笑)ピカイチ良かったんじゃないかな。1戦目から悪くはなかったですけど、今日は本当に全員が良くて、途中から出てきた子とかも良かったので、持って行けたかなという感じですね。(2、3セット間)2セット目ずっと4、5点差で負けていたところを最後に追いつけていたので、『俺ら強いよ』とみんな声を出していたから、あんまり悪い雰囲気はなかったかなと思います。(金子、陰下について)相手のブロックも玄(金子)に寄っていて、真ん中空いているなと思っていたので、雄太(陰下)も調子よかったし、預けてもいいかなと思いました。(次戦への意気込み)勝った勢いをそのままつなげて、喜びすぎず、良いところは良いところで、悪いところもあったのでそれを踏まえて明日頑張れたらなと思います」

▽陰下
「京産大は現時点でランキング1位で、関大が11位やったんで、下剋上狙うかっていう感じでみんな勢い乗っていこうと話をしていました。前日の練習とかも最近はチームの流れが良く、今日は絶対勝つぞという雰囲気で挑めたので良かったと思います。(自身のプレーについて)今日は結構、苦しいボールとか池田さんが上げてくれたので信頼されているなと。それに答えようとしっかり打ちました。調子は良かったです。(チームの雰囲気)決めたら走って、勢いに乗ろうとする姿勢が今のチームすごくて。昨年のチームではできなかったこととかも前のリーグの反省を生かしてやっています。(次戦への意気込み)明日は金子がいないので、その穴を久保田がしっかりと埋めてくれることを信じています」

▽中村
「サーブその前にミスしたりとか、緩いサーブ打っちゃってどうしようかなという感じだったんですけど、最終的に自分なりのいいサーブが打てたので良かったと思います。(4セット目のコートインについて)最初はだいぶ緊張していて(笑)ここでかぁって感じやったんですけど、やっていくうちに慣れて自分のプレーが出せて、レシーブも上げて、盛り上がっていけたので良かったです。(サービスエース決めたとき)めっちゃ嬉しかったです。結構僅差で前も出させてもらってたけど、あまり仕事できないことが多くて悔しい思いをしていたので、今日でサービスエース取れて活躍できたのでこれからも頑張っていきたいと思います。(次戦に向けて)またサービスエース取ってやろうかな、流れ変えてやろうかなという気持ちでやっていきたいです」

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