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劣勢はねのけ女子今季初勝利!

劣勢はねのけ女子今季初勝利!

◇2022年度関西学生春季リーグ戦◇4月10日◇対立命大◇関西大学中央体育館

[前半終了]関大11-12立命大

[後半終了]関大14-6立命大

[試合終了]関大25-18立命大

新入生加入後、ハンドボール部にとっての初戦を迎えたこの日。女子が逆転勝利を果たし、今後に弾みをつけた。相手は立命大。西日本インカレ出場&シード権決定戦2021では、7位の関大に対して6位のチームだ。

△試合前

互角の力を持つ相手だけに選手には緊張が走るが、その緊張をも吹き飛ばす明るさを序盤から見せる。開始直後、村田七奈子(法3)が相手GKの右側から高さのあるボールを放ち先制点を手にすると、コートから数々の「うまい!」の声。勢いそのままに突き進もうという雰囲気で溢れていた。しかし、そこからはゴールを入れては入れられる時間が続く。冷静なプレーでメンバーの信頼を集める石坪彩瑛(社2)の2連続得点もあったものの、3-4と関大が劣勢。さらに、相手の守りの堅さでなかなかゴールのチャンスをつかめず、審判からパッシブプレーによる時間カウントを受ける。それでも、焦らず決めたのは再び村田。長身をいかしたプレーでチームを同点へ導く。

△村田
△石坪

ルーキーにも目が離せない。サイドポジションでチームを支える小嶋彩華(商1)は、開始10分、仲間にパスをしてすぐディフェンスに回る活躍。その守りの技術も高く「小嶋のところは1つも割られていない」と 中川昌幸監督も評価した。16分には、8-7と逆転をするとその差を広げたのは小田真子(法1)だ。ディフェンス時に最も負担のかかる真ん中のポジションを担うかたわら、オフェンス面でも貢献。「チームに貢献できるような守りに」と成長を誓う。

△小嶋
△小田

前半も残り10分を切った21分。好調だった関大だったが、相手のスピードについていけず壁はGK大西葵(商2)のみに。右から決められると残り5分にも同点ゴールを放たれてスコアを振り出しに戻される。ここで苦しい状況に立った関大は不意を突かれてボールを奪われるなどミスを生産。残り20秒でも得点され、11-12の1点ビハインドで前半を終える。

△大西
△ハーフタイムの様子

山根菜摘主将(人4)の開始1番のロングシュートで後半が幕を開けた。このゴールは苦境を断ち切る一打となり、連続得点、さらにはGK大西のキープにも影響し、完全に相手の勢いを制御。後半折り返し15分の時点で19-14と点差を5に広げた。18分には7㍍スローのチャンスを獲得。山根主将が力強いボールはネットを揺らし20点目をつかんだ。その後反撃の1点を食らうものの、村田、石坪を中心に着実にスコアを重ねていく。28分、小嶋が鋭いサイドシュートで25点目を奪い今季初試合が終了。

△山根

厳しい展開を切り抜けることはできたものの、苦しい時間の中ではミスを多発させてしまった。今後はその面を改善しつつ、「ディフェンスを強化したい」と山根主将。次戦はさらに力のある相手が待っている。持ち前の明るさで勝ち進んでいく。【文:木原綺音/写真:牧野文音】

▼中川監督

「(1年生に期待していること)できることしかできないので、緊張せず頑張りやと言った。(2人はどんな選手?)1人は今日ずっとサイドをしていたスピードのある小嶋さん。今日はなによりディフェンスをよく頑張ってくれた。小嶋のところは1つも割られていなかった気がする。もう1人は小田さん。1番きついポジションで体を張って守ってくれてありがたかった。(チーム全体の雰囲気)すごいいいと思う。自分たちで頑張ろうというのがすごくあるから、それが出ていてよかった。(悪かった点)前半が、緊張していた部分もあるがしょうもないミスいっぱいあったので、改善しなければならない。(劣勢のときの声かけについて)もう辛抱しよう。ディフェンスしっかりしようと。前半が速攻が全然出てなかったので。後半はしっかり出ていたので、それが最後の差につながったと思う。(今後の課題)攻撃力をもう少しあげたい。決めるべきシュートを外していたので。(次戦に向けて)相手は武庫川と強いが、今日の後半の試合ができれば変な試合にはならないと思う。そこをしっかり意識して戦ってもらいたい」

▼山根主将

「(1年生の活躍について)やっぱ、若くてフレッシュなので、チームに明るさや元気をくれる。力強いプレーをしてくれるところが1年生の魅力。今後期待していることは、ディフェンスが入ったばかりで組織的にできていないので、もう少しうまくハマれば得点が上がると思う。(チームとしての課題)ずっとディフェンスが課題だった。今日の前半はうまくいかなかったが、後半しっかり守れるようになってから速攻などもうまくいって点をつなげられるようになったので、次の試合までにディフェンスを強化したい。(自身の良かった点と悪かった点)良かった点は、後半にロングシュートが3本連続で入れられたのが良い流れにつながったと思う。悪かった点は、前半の出だしやミスが続いたときに絶ち切ることができなかった。(次戦に向けて意気込み)来週はすごくスピードも速くて力強いチームだと思うので、それでも一生懸命自分たちができることをして、1点でも多く取れるように頑張っていきたいと思う」

▼小嶋

「(チームの雰囲気)練習の雰囲気が良くて、毎日の練習が楽しい。(どんな感じで楽しい?)できなかったことをできたときに先輩方が褒めてくださるので、このプレーがいいんだなとその場でわかるのと、自分の気持ちが上がる。(試合を振り返って)初めてですごく緊張してシュートを外しすぎてしまったので、次は頑張りたい。(良かった点は)ディフェンスのときはしっかり足を動かせて守れていたのでそこは持続していきたい。(次戦に向けての改善点)空いている時間でシュート練習をして、シュートの確率を上げたい。(次戦へ意気込み)チームが勝てるように自分自身がチームの力になりたい」

▼小田

「(チームの雰囲気)先輩方が優しくチームのムードがすごくいい。上下関係はあるが、その中で親しみやすい話し方や自分たちを気にかけてくださるのでハンドボールをしていて楽しい。(試合を振り返って)最初の方のディフェンスで1対1のときに抜かれるところがあり、チームの雰囲気が下がったのでディフェンスを練習していきたい。(次戦に向けて改善点)中途半端なディフェンスをせず、チームに貢献できるような守りになれるよう先輩方と話し合って練習していきたい。(次戦へ意気込み)全員で笑顔で楽しく頑張りたい!」

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