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神戸大相手に7回コールド負け。次こそ勝利を!

神戸大相手に7回コールド負け。次こそ勝利を!

◇令和4年度関西六大学連盟春季リーグ戦第3節◇対神戸大2回戦◇4月1日◇わかさスタジアム京都◇

関 大011 100 0=3

神戸大001 126 X=10

(関)森田、所、西尾―谷村

(神)今岡―前田

1(中)加藤

2(捕)谷村

3(指)西本

4(左)諸木

5(遊)福留

6(一)立石

7(右)中川

8(三)日高

9(二)小玉

今リーグ、2敗2分と未だ勝ち星なしの関大。前日引き分けた神戸大相手に今日こそ勝利したいところだ。しかし、6回裏に6失点と大きく点差が広がり、7回コールド負けを喫した。

2回、無死で福留涼平(商2)が出塁。続く立石耀介(文4)が三ゴロを放つと、その間に福留が二塁へ進塁する。福留を送るかたちとなり、1死二塁と先制のチャンスを作った。「先制!先制!」とベンチが盛り上がりを見せる中、中川恒汰(人4)が左適時打を放ち、関大は1点を先制。仲間の期待に応えてみせた。

立石
△立石

その裏、本日先発としてマウンドに上がった森田大樹(情4)が、相手打者を三者凡退で抑える好投で、無失点に抑えた。

森田
△森田

3回、関大の攻撃は1番・加藤陽也(人3)から始まる。1回で内野安打を放った加藤は、この回も中二塁打で出塁する活躍ぶりを見せる。続く谷村駿也(人4)の犠打と、西本有希(情4)の右適時打で加藤がホームに生還し、関大はさらに1点を追加した。

谷村
△谷村

しかしその裏、先頭打者が四球で出塁すると、さらに失策と安打で、1点を返されてしまう。

西本
△西本

1点リードで迎えた4回、なんとか追加点がほしい関大。再び先頭打者の福留が中安打で出塁すると、続く立石が中適時二塁打を放ち1点を追加した。しかしその裏、2死一、三塁から左適時二塁打を放たれ、1点を返される。点差は変わらず、3対2で4回を終えた。

福留
△福留

5回裏、1死一塁と同点のランナーを許すと、続く相手打者に中適時二塁打を放たれ同点。神戸大に追いつかれてしまう。そこからさらに四球と右犠飛で1点を勝ち越される。

中川
△中川

6回、なんとか追いつきたい関大だが、三者凡退に終わる。その裏、森田に代わって前日にもリリーフとして登板した所知樹(安全3)と、西尾龍人(情4)がマウンドに上がる。しかし、失策や四球、安打が続き、一気に6点を追加されてしまう。

西尾
△西尾
所
△所

7回、代打・福山誠太(経4)が死球で出塁するも、得点には至らず、大会規定により関大は7回コールド負けを喫した。

永田
△永田夏樹主将(人4)

「やりたい野球はできなかった」と永田主将。次戦の対大阪大戦こそは、なんとか勝利を挙げたい。【文:吉田千晃/写真:荒川拓輝・永松愛】

▼永田主将

「(今日の試合を振り返って)先制を取って、2点目もうちが取りました。で、1点返されたあとの1点っていうのは取れたんですけど、その3対1やった時に複数点ではなく1点しか取れなかったので、そこで主導権をつかみきれなかったです。当ててくるバッターに対しては森田も苦手というか、振り回してくれる方がバッテリーも作りやすいと思うんですけど、それにこんこんと合わせられて追いつかれてっていうところまでは試合になってたと思います。やっぱり所には疲労もある中、これまでいっぱい負担をかけてきて、でも所しかいなかったんで送り込んだんですけど、やっぱり疲労が出ました。ブルペンとかでもいっぱい投げた後に行ってもらってるんで、こっちは万全の体制で行ったつもりでしたけど、ああいった大量失点となると誰も止められませんでした。本当に難しいなと采配してて思いましたね。(神戸大への対策)チームとか打線とかの徹底力っていうのは上げていこうっていう話はしてて、やはり低めのスライダーとかはちゃんと見ようって話はしてました。でも、やっぱり1死三塁とか2死三塁でヒットが出ない。8番、9番と2打席連続でヒットが出ず、2人とも三振だったんですけど、両方ともチャンスの場面やったと思うんで、そこで進塁打であったり、三塁であれば転がせば相手にプレッシャーがかかると思うんで、そこは下位打線でなんとか転がすっていうのは線でありチームであるっていうことだと思います。なので、そこはやっぱり相手がしっかり三振を欲しい場面で取られたので徹底力っていうのはできたんですけど、やりたい野球はできなかったんで、そこが敗因かなと思います。(次戦に向けて)応援団や保護者の方、友人など、応援していただいている方々がたくさんいます。多くの方々に足を運んでいただいているんで、その方々に見に来てよかったなと思ってもらえる試合展開にしたいです。自分たちのためではなくて来ていただいている方にとっていい試合になるようにしていきたいと思います」

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