◇全日本学生柔道 Winter Challenge Tournament 2022◇3月24日◇天理大学体育学部キャンパス武道館柔道場◇
[男子90㌔級]
宮部広大(人2)1回戦敗退
尾古礼夢(人1)1回戦敗退
今大会2日目は90㌔級の選手が出場した。1つでも多くの勝利を目指し、勝ち進みたい関大柔道部。だが、結果は振るわず、出場した2人の選手はともに1回戦敗退となった。
最初に登場したのは宮部。序盤から組み手を争い、激しく攻め続ける。相手も負けじと対抗し、技を掛けられそうになるも、なんとか粘る。しかし、最後は抑え込みから抜け出せず、惜しくも敗退となった。
尾古は、攻めの姿勢を見せ、積極的に技を掛けにいく。しかし、膠着(こうちゃく)した展開が続き、試合は延長戦にもつれ込む。延長戦でも果敢に攻め続け、袖釣込腰が決まりそうになる場面も。しかし、「ほとんど組み負けた」と話す尾古は、延長57秒のところで技ありを取られ、敗北を喫した。
「不完全燃焼」と試合を振り返る宮部。本日をもって今大会は幕を閉じた。満足のいく結果とはならなかったものの、今後開催される大会に向け、関大柔道部は精進し続ける。【文:吉田千晃/写真:松尾有咲】
▽宮部
「(今日の試合を振り返って)不完全燃焼。(どういう気持ちで挑んだか)この試合で勝ち進めば(関西学生の)校内試合が免除なので、勝ち上がりたいなという強い気持ちで挑みました。(相手の印象について)強かったです。(今後の意気込み)次の試合まで結構期間があるので、そこでしっかり調整と強化に励んで、次は完全燃焼できるようにしたいです」
▽尾古
「(今日の試合を振り返って)自分の組み手にできたところもあったんですけど、ほとんど組み負けて技を掛けられてしまったのが負けにつながったかなと思います。次はそういうことにならないように、体力をつけて、自分のしやすい組み方や、投げ技を掛けたりすることを心掛けたいと思います。(どういう気持ちで挑んだか)強い大学もたくさんいるので挑戦するという気持ちで挑みました。(相手の印象について)高校の時のイメージよりも圧があって強くなっていたかなと思います。(全日本ジュニアに向けての意気込み)ジュニアではしっかり勝ちにこだわるようにしていきたいと思います」
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