計7TDで近大を圧倒、11年ぶりに全日本へ
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◇2021関西学生リーグDiv.1第4節◇対近大◇11月13日◇於・ヤンマースタジアム長居◇
【第1Q】関大13-6近大
【第2Q】関大21-0近大
【第3Q】関大7-0近大
【第4Q】関大7-20近大
【試合終了】関大48-26近大
近大に勝利し、甲子園ボウル出場につながる全日本大学選手権の出場権を11年ぶりに獲得。開始早々先制点を許すものの、RB柳井竜太朗(社3)やFB前川真司(経4)などの計7タッチダウン(TD)で近大を圧倒した。
第1Q、開始24秒でTDを奪われ先制点を許してしまう。しかし、QB須田啓太(文1)からWR小川悠太(経4)へのロングパスが通り一気に前進。FB前川のランTDで逆転した。さらにWR増南繁哉(経3)がTDで決め、7点リードで第2Qを迎える。
第2Qでは、RB柳井が2TDを成功させ、点差を広げる。さらにQB須田が6㍎のランTDを決め、関大の勢いは止まらない。WR小川とK満田祐一(法3)がトライ・フォー・ポイントのキックを着実に成功させ、関大はこのQ 21点を追加した。
大幅リードで迎えた第3Q、RB一針拓斗(商3)のTDで7点を追加。近大のロングパスが通るも、DB野々村拓真(法3)のタックルで前進を阻止し、無失点に抑えた。
第4Q開始直後、近大が27㍎のランに成功し、TDを奪われる。しかし、QB濱口真行(法3)からWR吉識健祐(社4)のロングパスが通り、TD。奪われた分の得点をきっちり返した。だが、近大の攻撃はここで終わらない。TDを取られ、またもや点差を縮められる。試合時間残り30秒のところでインターセプトされ、42㍎走り抜かれTD。第4Qだけで20点も差を縮められた。なんとか逃げ切り、そのまま試合は終了。
全日本大学選手権大会初戦は20日に行われる西南学院大戦となった。この勢いのまま必ず勝利し、甲子園ボウル出場を目指す。【文・写真:中山秋桜津、吉田千晃】
▽ 岩本士主将(商4)
「(今日の試合を振り返って)ディフェンスに関してはゆっくりめで一発目でTDを取られてしまって、ああいうのはビッグゲームになると一気に相手の流れに持っていかれてしまって1番危ない形だったので、そういった点ではディフェンスに関しては反省点はありますし、オフェンスに関しても後半メンバーを下げたときに得点につなげられなかった、ロングダイビングできなかった。そういうところで反省点はあります。次戦に向けてそういうところは改善していきたいです。(試合開始の動揺とかはありましたか)チームとしての動揺はあまりなくて、いいところも悪いところも全て含めて想定内でした。すべてがうまくいくわけではないので、ああいった最悪の展開も常に想定していました。(QB 須田に関して)彼をフォローしていこうと言ってきたので、須田自身も1回生にしては落ち着きがあり、そう言った点では逆に僕たちが助けられました。(関学に負けてからどのように練習してきましたか)関学さんとの対戦をして、見つかった課題であったり、修正点であったり、そう言ったところは事前にわかっていたのでそう言ったところを正面から向き合っていました。(次戦への意気込み)期間としては1週間で決して長くはないのですが、西南学院大でここまで勝ち上がってきた大学なので、決して油断してはいけない。彼らを徹底的に分析して、かつ僕らの長所を伸ばしていきたいです」
▽QB須田
「納得はしきれてないんですけど、最後の方ゴール前のところをつなげられずにもたついてしまったところがあって、流れをよく最後までつなげられなかったことに心残りがあって、決めれるパス、ほとんどのパスが決めれたと思うんですけど、そこを完璧に決めきれなかったところが悔しかったです。(関学大との課題の修正点は)この前はプレッシャーが来たら投げ急いでしまったので、ちゃんとプレッシャーが来てもその来たディフェンダーを見ずにちゃんと自分のタイミングで投げるということは1つ自分ができたことなので、小さい課題ですけどつぶせたかなと思います」
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