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◇2021ムロオ関西大学Aリーグ第4節◇対京産大◇10月31日◇於・天理親里球技場◇

【前半終了】関大7-33京産大
【後半終了】関大17-26京産大
【試合終了】関大24-59京産大

第3節では関関戦を制し、勢い付く関大ラグビー部。今季リーグを未だ無敗で駆け上がる京産大に対抗すべく、強力な武器であるモールとスクラムを想定した練習を中心に行い、第4節を迎えた。

91E5947E-C1DC-441B-92AD-E207788DF743-300x200 後半追い上げ見せるも京産大に敗北

前半開始早々、関大の右側ディフェンスの隙を突かれトライを決められ、0-5となる。前半6分には関大のノットリリースザボールの反則がきっかけとなり、京産大に2トライ目とコンバージョンゴールを決められ0 -12となる。

その後も関大のハイタックルやスクラムによる反則などが目立ち、京産大の攻撃が続く。前半17分で0-19とするが、ここで関大にチャンスが訪れる。前半20分、京産大のオフサイドで関大の攻撃になる。チームでパスをつなぎSH溝渕元気(人2)の絶妙なパントキックにCTB立石和馬(人1)が飛びつきトライを決める。その後のコンバージョンキックをSO高桑基生(人4)が決め、7-19と点差を縮めた。

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△CTB立石
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△SO高桑

前半25分にも京産大のオフサイドにより関大がペナルティーゴールを選択。得点を重ねるチャンスだったが決めることができず、前半の攻撃はここまで。7-33 で前半戦を終えた。

迎えた後半。第1、2節の終始相手側の攻撃に呑まれる展開ではなく、初動を関大が握る。京産大のノットリリーフザボールやハイタックルと反則で関大が相手のゴールラインに近づく。後半13分、足の負傷により第2、3節を欠場していたPR龍田恭佑主将(人4)がトライを決め、チャンスをものにした。その後の高桑 によるコンバージョンゴールで14-33とした。

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△PR龍田

後半19分には溝渕がレイトタックルに遭い、相手選手1名が退場。その後のモールでこぼれたラグビーボールにNO.8池原自恩(商3)が反応し、そのままトライへと持ち込んだ。後半34分にもPR朝倉貫太(政策4)が決め、24-45と相手を追い詰めた。

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△NO.8池原
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△PR朝倉
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しかし、後半終了間際に2トライと2回のコンバージョンゴールを許し、24-59に。そのままノーサイドを知らせる笛が鳴った。1試合で4トライを決めたため、勝ち点1を獲得。これで合計の勝ち点を5としたが、リーグ順位は7位のままである。

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敗北はしたものの次節につながる試合内容だった。京産大のディフェンスを崩すため取り入れたキックは、後半の追い上げとなる要因になった。 日々の練習に一生懸命に取り組み、成長をし続ける関大ラグビー部。これから迎える後半戦で彼らの成長が花咲く姿をグラウンドで見れる日は近い。【文:島田桜介、中村祐貴/写真:島田桜介】

▼森監督
「前節から2週空いてのゲームだったので、しっかり京産大戦にかける準備をということで調整したのですが、立ち上がりのフィジカルの強さを受けてしまい、立ち上がりから京産大に流れを持っていかれたと思います。前半のラスト10分くらいで、関大らしいゲームができたと思ったので、後半また巻き返したかったのですけど、ラストに力の差を感じたゲームだったと思います。勝ち点1を取りに行くという準備はしていなくて、最低限のところはクリアできたかなと思います。勝負にこだわり勝ちにこだわる準備はしてきたのですが、思い通りのゲームができなかったかなと思います。(リーグ後半戦に向けて)リアクションを早くして、人数とディフェンスで有利に勝てる状況を作れるように次節から、修正したい。 日々学生が一生懸命に取り組んで成長を感じているので、このまま継続しつつ練習の強度と質をどんどん上げていって、残りの3節いい結果を出せるように頑張っていきたい」

▼SO高桑副将
「監督がおっしゃった通りのことになってしまうが、やはり前半の入りの部分で京産大の大きいフォワードに圧倒されたというところが、敗因の一つのきっかけかなと思っていまして、また、前半の最後にはいい形で終われたと思い、後半の前半部分は本当に関大らしいアタックとができたかなと思ったんですけど、やはり後半の最後の部分フィジカルが負けていき、後手に回ってしまい課題が残る試合で終わったと思います。(キックについて)狙いとしては、京産大がいいディフェンスをしていると前節の試合からおもっていたので、関大としてはキックで試合を作っていこうかなと2週間前から取り組んでいたので、結果として、前半から後半の前半にかけては、そのキックがはまって、関大の形になったかなとは思ったので、 いい結果(第4節)ではないが 、次節の摂南大戦に向けて、次につながる試合になったのではないかなと思います」

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