強豪・京産大に惜しくも敗北

◇2022年度関西学生リーグ戦◇対京産大◇10月15日◇甲南大学◇
[第1Q]関大12−30京産大
[第2Q]関大19−12京産大
[第3Q]関大23−24京産大
[第4Q]関大19−30京産大
[試合終了]関大73−96京産大
現在3勝5敗でリーグ順位11位の関大。リーグ戦9戦目は強敵・京産大と対戦した。高さのある相手に対し、多彩な攻撃を展開し応戦。強豪相手に好勝負を演じたものの、逆転はかなわず相手が一枚上だった。

試合開始すぐに、相手にフリースローで先制点を挙げられる。しかし、直後に大内一慶(社3)がジャンプシュートを沈めて得点を決める。さらに、西村晴人(商4)、大内のフリースローで得点を重ね、序盤は相手にリードを許さない試合展開を見せた。しかし、第1クオーター(Q)中盤から高さある相手にシュートを阻まれ、なかなか得点を決められない。その間に京産大はシュートを沈め続けて20得点を挙げ、大きく点差を離される。負けじと大内や松本隼汰(商4)のスリーポイントシュートで応戦するも、第1Qは12-30で終えた。


第2Qは大内の得点で先制。西山登馬(商2)や玉造大誠(人2)のシュートで得点を重ね、徐々に点差を縮めていく。さらに、佐藤涼真(人2)のパスから武村壮二郎(人4)や糸瀬公平(人4)が得点を決め、一時は7点差まで迫る。また、第2Qは相手の得点を12点に抑えるディフェンスを見せ、強豪相手に好勝負を演じた。



11点のビハインドで迎えた第3Q。開始直後から相手の多彩な攻撃に翻弄(ほんろう)され、立て続けに得点を許す。得点を離されるも、関大は西村のシュートで食らいつく。第3Q開始約1分後にスリーポイントシュートを決めると、レイアップやフリースローを含めた19得点を挙げてチームを勢いづけた。最後は武村が得点を決め、スコアを54―66とし試合は最終Qを迎える。


最終Q、開始から3本連続で西村がシュートを沈め、点差を6に縮める。玉造や佐藤のミドルシュートで確実に得点を重ねていくも、相手はスリーポイントシュートを次々にゴールへ沈めて突き放される。最後まで強豪相手に好勝負を演じたものの、逆転はかなわず相手が一枚上だった。



強豪相手に、西村30得点、大内20得点と応戦して力を尽くしたものの、勝利には届かず悔しい結果に終わった。次戦は23日に龍大との一戦を迎える。接戦が予想されるが、関大らしい自分たちのプレーで立ち向かう。【文:石井咲羽/写真:村中望乃】