逆転勝利で、無傷の7連勝!

◇2022年度関西学生秋季リーグ◇対天理大◇10月8日◇太陽が丘総合運動公園体育館◇
[前半]関大13-14天理大
[後半]関大19-11天理大
[試合終了]関大32-25天理大
秋開幕から6連勝中の関大は、5位の天理大と対戦。ここも圧倒して10日の大体大戦に弾みをつけたいところだったが、立ち上がりに4連続失点。すぐに関大リードに戻したものの、前半終了間際に再び相手リードに。後半は点の取り合いが続いたものの、白井祐登(人2)の攻撃を中心に点差を広げる。結局4点差で関大が連勝を7に伸ばした。互いにリーグ全勝中の大体大と対戦する10日の試合に勝てば、昨春以来の関大の優勝が決まる。

立ち上がりは攻撃が決まらず、相手ペース。相手に4連続得点を許したが、冷静に点を取り返す。白井のゴールで関大最初の得点を決めると、その後は松本大昌(文3)や上ノ原龍也(人3)の速攻を中心に得点を重ね、開始10分で7ー7の同点に戻した。

白井の3連続得点や、テンポの良いパス回しから川人龍之介(経4)がサイドシュートを決め、リードを広げる。しかし、ルーズボールなどから相手に得点を重ねられ、残り8分で再び同点に。交代で入った山田凌裕(経3)や有本晃人(法3)の得点もあったものの、関大のミスから相手の得点が続き2点ビハインドで試合を折り返した。


後半も開始直後に相手にパスカットから速攻を決められ、流れを作れない。だが、エース松本の連続得点で1点差にするとそこからは点の取り合い。交代で入ったGK田中星矢(人1)のシュートストップから、東藤佑斗(人4)、金津亜門(社4)のゴールで同点に。田中のロングパスから山田の攻撃も決まり、後半初めて逆転。


タイムアウト明けに羽渕晴一朗(情2)が決めると、そこからは関大ペース。白井を中心に、木村勇輝(社4)や山田も決め、4点差で勝利した。

関大はこれで開幕7連勝。好調をキープし続け、全勝でライバル大体大との一戦に進んだ。関大は1試合の延期があるものの、8連勝中の大体大に勝てば優勝が確定する。春の雪辱を果たし、日本一への弾みにしたい。【文:牧野文音/写真:松尾有咲】