前半は僅差も、終盤に引き離され惜敗

◇20220年度関西学生秋季リーグ第5日◇対びわこ大◇9月24日◇びわこ成蹊スポーツ大学
[前半終了]関大11-12びわこ大
[後半終了]関大8-13武庫女大
[試合終了]●関大19-25びわこ大
昨日から連戦となったびわこ大戦。チームは4連敗と苦しい状況が続いている。まずは勝利を目指し、起死回生を図る。前半、開始直後は1-3と相手がリード。点差の広がらない互角の戦いが続いた。しかし、中盤には関大が2点リード。終盤は再び相手の得点が増え、1点差で試合を折り返した。後半もスコアが大きく動くことはなかった。だが、残り10分のところから相手が連続で得点し、引き離されてしまった。

相手ボールから試合が開始。相手は開始直後に連続得点や速攻を決めたり、7㍍スローを阻止するなど、好調な滑り出しを見る。その中でも関大は、信夫麻希(経3)がGKを冷静に見たサイドシュートで1点目を獲得。そして村田七奈子(法3)の不意を突くストレートで得点を重ねた。そして、中盤にさしかかったところで相手の背中をとらえる。速攻のチャンスで井上真希(人4)が同点弾を決めた。続けて村田のセンターからのシュートで逆転。




このまま流れに乗りたいところだったが、直後に2分間退場で数的不利になってしまう。同時に7㍍スローを与えてしまった。なんとしても守り切りたいところでGK大西葵(商2)がファインセーブ。ゴールを死守し流れを渡さない。その後、小田真子(法1)が2連続で得点し、ついにリードを広げた。しかし、その後は再び2分間退場や7㍍スローが重なるなどで、相手の得点が増える。そして、1点ビハインドで試合を折り返した。



後半は村田の得点から始まった。相手が連続で得点する中、小田も追加点を挙げる。そして7㍍スローを獲得し、村田がフェイントを挟み、鋭いシュートで得点。互角の展開だったが、なかなか差を縮めることができない。9分のところでタイムアウトを挟み、ポジションを入れ替えるなどで巻き返しを図る。上川華奈(商1)のサイドシュートや小嶋彩華(商1)のディフェンスをかわしたシュートで点を重ねた。試合が大きく動くことはなく、1点差で進んでいく。しかし後半20分を過ぎたころから、相手の流れに苦戦。7㍍スローや速攻、ディフェンスの穴をついたシュートで連続得点を許してしまう。結果、19-25でびわこ大に敗北となった。【文/写真:松尾有咲】

