四天大下し、リーグ初勝利!

◇第54回春季関西学生リーグ戦◇対四天大◇5月3日◇J:COMサザンスタジアム◇
関 大 001 031=5
四天大 100 002=3
1(遊)吉田
2(中)寺田
3(捕)山口
4(一)田中
5(右)佐々木
6(DP)井上
7(左)永野
8(二)栗山
9(三)笹山
FP(投)杉本
春季リーグ2戦目は四天大との一戦。四天大に先制点を許すも、5回には打線がつながり一挙3得点。6回には吉田圭佑(社4)の本塁打も飛び出し、関大は今季1勝目を挙げた。

先にスコアが動いたのは四天大。1回裏、先発の杉本優太(情4)はテンポ良く2死までアウトを重ねるも、続く打者に6球目をうまく捉えられ、中越本塁打で先制点を奪われる。




関大に好機が訪れたのは3回。先頭の吉田が中越三塁打を放ち、山口葵育(社2)が死球で、1死一、三塁とする。田中大輝(情3)の中犠飛で得点し、試合は1-1と同点に。


5回、杉本の力投を援護するように、関大打線がつながり始めた。吉田の右前二塁打、寺田龍平(経4)の四球、田中の内野安打で1死満塁の好機をつくる。続く佐々木永羽(経3)が死球をあび、押し出しで1点。指名選手の井上裕斗(経4)が4球目をうまく左中間へ運び、さらに2点を追加する。




6回2死の場面、打席に立った吉田が捉えた初球は、左翼手の頭上を大きく越える左越本塁打となり、貴重な追加点を挙げた。


6回裏、この回からマウンドに上がったのは三浦航生(人1)。先頭打者を四球で塁に出すも、その後の打者を連続三振で打ち取り2死一塁とする。しかし、続く打者に中前安打、四球で走者を進められ、2死満塁のピンチを迎える。フルカウントから投じた6球目は惜しくもボールとなり、押し出しで1失点。ここで三浦は降板し、この日1試合目で登板した和田龍馬(法3)が再びマウンドに上がる。ボールが先行し2連続で押し出しとなり、もう1点を追加されるも、最後はゴロに打ち取りゲームセット。




2試合目も大会規定の100分ゲームにより、6回で試合終了となった。打線がうまくつながり今季1勝目を挙げた関大。明日の2戦も勝ちきりリーグ優勝へ弾みをつける。【文:石井咲羽/写真:貴道ふみ】