チーム新記録でリーグ3連勝!

◇男子第62回関西学生リーグ戦◇第3戦◇対立命大◇4月17日◇関西大学アーチェリー場◇
【試合結果】
[50㍍競技] 関大1514―1111立命大
[30㍍競技]関大1675―1420立命大
[G.T(グランドトータル)] 関大3189―2531立命大
※メンバー8人中、上位5名の記録
先週、リーグ戦で最も山場となる甲南大戦を逆転勝利で終えた男子。第3戦は、立命大と相まみえた。終始相手を圧倒し、雰囲気良く試合は進む。見事チーム新記録で、リーグ3連勝を遂げた。


応援の歌でメンバーを鼓舞し、50㍍競技から試合開始。1エンド目から6人が45点以上を記録し、好調な滑り出しを見せた。その後も、順調な行射で危なげなく相手を引き離していく。中でもひときわ高得点を連発したのが、住谷和輝(シス理2)だ。チームの得点源として、毎週安定した高得点を記録している住谷だが、今試合でも勢いは止まらない。57点や58点など、60点にも迫る得点を3度たたき出した。2エンド目こそ惜しくも50点に届かなかったが、36射計325点。ここまでの3戦で、最も高いスコアを記録した。


さらに、先週から大きく得点を伸ばしたのが川田主将だ。3エンド目を除く5エンド全てで45点以上を記録。50点以上も3度たたき出し、上位5名に名を連ねた。中山健世(文2)も高得点を相次いで記録し、300点をマーク。チームとしても前回を上回る得点となり、雰囲気良く前半を終えた。




後半30㍍競技でも、勢いを増す関大。多くのメンバーが30金をたたき出し、第3エンドでは住谷が60金を記録した。一樂直寿(商4)と住谷は、ここでもさすがと言える高得点を連発。ともに348点を記録し、チームの得点向上に尽力した。船本将大(経1)も、毎エンド55点以上の好記録。1年生ながら、頼もしい行射を見せた。





結果は、3189―2531の完勝。チームの記録も、ここまでの3戦で最高得点となった。リーグの折り返し地点を迎え、着々と調子を上げている関大。この勢いを崩すことなく、次戦は神院大を相手に挑む。連勝記録、チーム記録ともに更新を目指し、来週も的を射抜く。【文/写真:横関あかり】
▼川田主将
「チーム新として3189点という点数が出て、チームとしても調子が上がってきているので、次の試合も頑張っていきたいと思います。(自身の調子は)僕自身の調子としては、前回や前々回と比べたら点数は伸びています。でももう少し出せる点数ではあると思うので、そこを修正していきたいと考えています。(来週までに修正したいこと)1週間という短い時間なので、技術というよりは精神の方で、一射一射集中してうち込んでいきたいと思います。(次戦への意気込み)次の試合で王座(決定戦出場)がほぼ確定するという試合なので、それを絶対に落とさないように。あとは、チーム新をまた更新していきたいと考えています」
▼船本
「626点でまだまだ本調子ではないので、次からも頑張っていきたいと思います。(自身の調子は)練習での採点よりは上がっているんですけど、本来出せる点数にはまだまだ届いていないので、次からは660点を目標に頑張っていきます。(来週までに修正したいこと)試合形式が3本うちなんですけど、自分は3本うちが苦手で。6本うちの方が流れでうてるんですけど、練習でも3本うちで一回一回採点してみて、次の試合に臨めたらなと思います。(次戦への意気込み)今までの3戦ではそこまで点数が出ていないので、次こそは660点を出したいと思います」
▼一樂
「練習よりも低い点数なので、次の試合では練習通りかそれ以上の点数を出せるように頑張りたいと思います。(自身の調子は)「この1本を〇点に入れたら、自分の望む点数に乗せることができる」みたいなのがあったんですけど、その時にミスをしてしまったりして、詰めの甘さが目立った試合でした。そういうのをなくしたいです。(来週までに修正したいこと)試合と練習では射型の感覚が全然違うので、試合でも練習のような射型やテンポでうてるようにしていきたいです。(次戦への意気込み)今日が669点だったので、670点以上を目指して頑張りたいと思います」