牧野2種目制覇!新チームで関カレへ

◇2021年度大阪府民スポーツ大会◇12月5日◇於・丸善インテック大阪プールアイススケート場
[成年男子1000㍍準決勝]
〈1組〉
2位 川端 1”47’059→決勝進出
〈2組〉
3位 中道 1”49’762→決勝進出
[成年男子1000㍍決勝]
4位 川端 1”46’602
5位 中道 1”49’760
[成年男子(オープン)1000㍍準決勝]
〈2組〉
4位 岩田 2”01’597
[成年男子500㍍準決勝]
〈1組〉
3位 中道 52’382
〈2組〉
3位 川端 51’757
[成年男子(オープン)500㍍準決勝]
〈2組〉
4位 岩田 48’337
[二部女子1000㍍決勝]
1位 牧野 2”05’093
[二部女子500㍍決勝]
1位 牧野 1”02’887
[成年女子1000㍍決勝]
3位 木野 1”53’628
[成年女子500㍍決勝]
3位 木野 54’418
成年男子、女子では大阪府の代表としての国体出場がかかった今大会。成年男子に2名、成年男子オープンに1名、成年女子に1名、二部女子に1名が参加した。また、牧野有紗主将(安全2)とチームが新たに入れ替わった中で今大会を迎えた。
二部女子500㍍、1000㍍に出場した牧野。どちらのレースでも終始1位の座を譲らず、2位と約半周差をつけてゴール。出場種目全てで優勝を果たした。また、当日のプログラム変更により小学生女子500㍍、1000㍍と並走したこともあり、スタートに遅れが生じた。「小さな子は歩数が細かく、前に出るので一歩引いてしまった」と振り返る。

中道涼前主将(商3)と第44回全大阪ショートトラックスピードスケート選手権大会にてB級に昇格した川端博貴(経3)は成年男子500㍍、1000㍍に出場。1000㍍準決勝、3番手で滑り始めた川端は残り6周目の時点で相手選手の転倒により2位でとなるも、先頭に追い付くことができず最終的には1位と半周差以上付けられ2着となった。中道は2番集団で滑り始めるが、残り6周目で1位の選手と差がつき始め、3位争いに巻き込まれる。ゴール直前に追い抜かれ3着でフィニッシュした。各組上位2名及びレースタイムより川端と中道は決勝に駒を進める。

迎えた1000㍍決勝。共に下位グループからのスタートとなった川端と中道。残り4周の時点で1位と半周差を付けられる。ラスト1周ではAA級の選手に1周差を付けられ、それぞれ4位、5位と終わった。2人は成年男子500㍍準決勝にも出場したが、1位グループに追い付くことができず、準決勝敗退となった。

成年男子(オープン)1000㍍準決勝には岩田颯(商4)が出場。1位の後ろにつき滑ったが、残り7周目に入り転倒。成年男子(オープン)500㍍準決勝にも出場したが、下位グループでの走りとなり、2種目とも決勝進出とはならなかった。

成年女子1000㍍決勝、500㍍決勝には木野ななえ(情4)が出場した。しかし、序盤から1位と差を付けられ、2種目ともに3着という結果に終わった。

牧野主将が率いり、新体制で迎えた今大会で国体出場とはならなかった。また、 体力が全体的に不足していると言及する牧野。「今は合計で4000㍍ぐらいしか走っていないが、一本3000㍍の走り込みをした後に練習を行いたい」とこれから開催される大会や関カレまでに練習の量や質を見直し、模索しながら調整したいと話す。その成果がリンク上で花を咲かせる日は遠くない。【文:島田桜介/写真:松尾有咲】
▽牧野主将
「(チームを振り返って)練習回数はシーズンという事もあり増えたが、一つ一つの練習に対する取り組みであったり、陸上でのトレーニングが足りてなかったと思う。練習の量は確保できたと思うんですけど、質の部分が足りなかったと思ってます。(個人として)前回大会よりもベストを出せた距離もあったので、1か月練習してきて結果を出せたのかなと思います。ただ、今日見に来てくれた先輩方にも様々なアドバイスを頂いたので、それを活かして次の試合に挑もうと思います。(今後に向けて)関カレまでにあと数回試合が残っているので、そこで確かめていきながら試合の振り返りもしていきたい。練習の内容を変えていき、大会で試してみたいです」