全国体重別初日は豊永が出場。悔しさばねにさらなる高みへ

◇2021年度全日本学生体重別選手権大会1日目◇11月25日◇於・千葉ポートアリーナ
[男子60㌔級]
豊永奏太(人2)1回戦敗退
8月に行われた関西体重別でベスト7に入った選手が登場する今大会。1日目は男子60㌔級の豊永が出場した。
お互いに序盤から積極的に攻撃を仕掛け、投げに入る場面もあるが、相手の体をくずすことはできない。すると、41秒の場面で内またをかけられ技あり。そしてそのまま袈裟固めに持ち込まれ抜け出すことはできずに敗北となった。



「終始相手のペースで試合を進められてしまった」と豊永は試合を振り返る。初の全国で苦い思いを味わった。だが、この悔しさをばねに次は団体戦でリベンジを誓う。そして明日は100㌔級の小倉樹(法3)と奥野友輝(文4)が出場。より多くの勝利をつかみ、全国の舞台で躍動する。【文:宮本晃希/写真:吉田千晃】
▼豊永
「けっこうあっという間だったけど、終始相手のペースで試合を進められてしまった。大学に入って全国大会は初めてだったので何か爪痕を残したいなと思っていたけど、相手の思うようになってしまったなと思う。相手の動きやペースに苦しめられた試合。2週間後に体重別の団体があるので、それに向けて立て直していく」