10TDで快勝!

◇全日本大学選手権西日本代表校2回戦◇対西南学院大◇11月20日◇於・ベスト電器スタジアム
【第1Q】関大21-0西南学院大
【第2Q】関大28−7西南学院大
【第3Q】関大7−0西南学院大
【第4Q】関大16−0西南学院大
甲子園ボウル西日本代表校決定トーナメントの2回戦が行われ、関西3位の関大が九州代表の西南学院大から10TD(タッチダウン)を奪う猛攻で快勝した。

第1Q(クオーター)、いきなりWR吉識健祐(社4)のキックオフリターンTDで先制。その後もRB前川真司(経4)やRB柳井竜太朗(社3)のランでゲインを重ね、QB須田啓太(文1)からWR増南繁哉(経3)やWR西岡春人(文3)へのパスで2TDを追加した。


第2QでもRB前川がゴール前からボールを持ち込みTD。その後もRB柳井のランでTDを重ねる。しかし、その後相手大QBにランで抜けられTDを奪われる。無失点勝利とはならなかった。ここでQBが須田から濱口真行(法3)に。点差を広げるべくパスで着実に1stダウンを更新する。そして最後にRB小野原啓太(安全2)のロングランでTDを重ねた。直後の守備のターンでもディフェンスが光った。DL新倉達也(人3)のQBサック、DB吉山成幸(経3)のインターセプトで再び関大に攻撃権が渡される。QB濱口からWR岡本圭介(文1)へのパスTDが成功し、チャンスを生かした。



第3Q、相手がギャンブルに成功し、危うい場面も見られたがDB中田真成(環都4)のインターセプトでその猛攻を阻止。QB濱口からWR杉浦悠人(情3)へのパスでさらに得点した。その後の守備ターンでもDB松井将一(商1)がインターセプトし、相手に攻撃のチャンスを与えない。

攻撃の途中で第3Qが終了。陣地を変えての再スタートとなったが、関大オフェンスは難なくランでTBさせた。第4QではQB中島武(文3)が躍動。ギャンブルを成功させ、WR齊藤怜央(法3)へのパスでダメ押しTDを決めた。


この勝利により、今月28日に行われる準決勝で立命大と対戦することが決まった。勝者が来月5日の決勝で、関学大と激突する。次戦もこの勢いで必ず勝利し、甲子園ボウルへの道をつなぐ。【文:坂井瑠那/写真:中山秋桜津】