連勝ならず、Aブロック6位で順位決定戦へ

◇2021年度関西大学連盟秋季リーグ戦第7日◇対神院大◇10月24日◇
[第1セット]関大25ー19神院大
[第2セット]関大20ー25神院大
[第3セット]関大20ー25神院大
[第4セット]関大18ー25神院大
[セットカウント]●関大1ー3神院大
前日の大院大戦でリーグ戦初勝利を飾った関大男バレ。2連勝するべく神院大戦に臨んだ。第1セットは好調な立ち上がりで相手を突き放し、セットを先取。しかし、第2セット以降はリードを許す展開に。サーブミスやスパイクがアウトになるなど、失点が続きセットを取られる。逆転もかなわず無念の敗北となった。

第1セットは南本一成(商4)がレフトからのスパイクで先制すると、金子玄(人2)がサービスエースを決めてブレイク。安平瑠也(商1)のスパイクも決まり、立ち上がり3連続得点となった。相手の時間差攻撃やブロックアウトで失点するものの、リードは許さない。その後も岡田大雅(経3)のクイックや南本のバックアタックで差を開いた。前日からコートに入っている川合涼太(人1)は今試合で第1セットからコートインし、クイックやブロックで活躍。最後は岡田のブロードでセットを先取した。



第2セットは相手の多彩な攻撃に苦しめられる展開となる。サービスエースや長いラリーを決められ、徐々に差を広げられてしまう。南本・川合のブロックポイントや安平と岡田のクロス攻撃、金子の粘りの攻撃で得点するも追いつくことができない。サーブミスも目立ち、このセットを落としてしまった。



悪い流れを断ち切りたい第3セット。川合がセンターから決めると、安平が相手ブロックをうまく使って連続得点。1年生が活躍する。序盤こそリードしていたものの、相手の勢いに押され逆転される。金子が相手レシーバーを吹き飛ばすほどの強烈なスパイクを決め、南本のバックアタックや安平のレフトからの攻撃で点を重ねたが、相手の勢いを止められず連続でセットを落とした。



ここで勝たないと後がない第4セット。これまでピンチサーバーとして出場していた隅田嵐(社1)が金子に代わりコートインした。南本がブロックアウトで幾度となく得点し、安平が久保田滉平(情2)からの難しい2段トスを決め切るなど粘りを見せた。岡田のクイックや隅田のクロス攻撃が決まり関大がリードする。しかし、またもサーブミスが目立ってしまう。何とか失点を防ぎたいところだったが、終盤で痛い5連続失点。その後、空いた差を埋めることができず、3セットを連続で落とし試合終了となった。



1次リーグは今試合で終了となる。7試合中1勝6敗という結果は正直厳しい状況だ。しかし、ここで終わる関大ではない。1部残留に向け、全勝する気持ちでこれからの順位決定戦に臨む。【文:小西菜夕/写真:永松愛】