関西インカレ2日目、6人がサーブルに出場!

◇令和3年度関西学生選手権大会・令和3年度関西学生新人戦◇2日目◇サーブル個人戦◇10月14日◇大山崎体育館◇
【関西学生選手権大会/男子】
[1回戦]
〇浅田10-5川田(関学大)
●橋本6-10伊東(愛工大)
●木澤5ー10山田(京産大)
[2回戦]
〇加賀10ー8遠藤(朝日大)
●浅田8ー10鷲尾(立命大)
●村社 8ー10飯田(関学大)
[3回戦]
●加賀1ー10尾矢(中京大)
【関西学生選手権大会/女子】
[1回戦]
●飴谷4-10山下(同大)
【関西学生新人戦/男子】
[2回戦]
〇村社10ー1中村(阪大)
[3回戦]
●村社7ー10小幡(朝日大)
男子サーブルには5人の選手が出場した。1回戦で最初に登場したのは浅田悠耶主将(商3)。序盤は攻めることができず、4点を先取されてしまう。しかし、その後は一転して攻撃が効くようになり驚異の追い上げを見せる。連続してアタックが有効となり、浅田が1点目を獲得してから最後まで、相手に1点しか取らせない圧倒ぶりで初戦を突破した。


橋本拓磨(環都3)は、前半戦で1点も取れないまま相手に5得点を許した。その後1分間の休憩を挟み気持ちを切り替え、得点が入るようになる。しかし、10ポイントという少ない点数では追いつくことがかなわず敗退となった。フルーレに続き出場した木澤聡志前主将(環都4)も、相手が先にマッチポイントを握ってから2点を追加する粘りを見せたが勝利とはならなかった。




シードで登場した加賀匠馬(商3)。前半は、相手に1ポイントしか取らせない強さを見せ5点を先取した。だが、序盤で取っていた戦略を見破られ徐々に点数を詰められる展開に。それでも、「さらに対策をして勝ち切ることができました」と臨機応変な対応を見せて白星をつかんだ。

村社瑠輝也(人1)も2回戦からの登場となった。相手に先制点を許したものの、その後5連続ポイントで相手を追い込む。そのままの勢いを保ちたかったが、1分間の休憩後、相手が村社の攻撃に対応するようになり逆転を許す。悔しくも8-10で惜敗となった。


1回戦を勝ち上がった浅田も、2回戦で互角の戦いを繰り広げる。先制に成功し中盤までリードを保った。しかし、大きく差を広げることができず、終盤である7点目で同点に持ち込まれたところから相手が逆転。あと一歩及ばずここで敗退した。


唯一3回戦に進んだ加賀。高校時代の同期相手に懸命に攻撃を仕掛けたが、終始相手が優勢の展開。最後まで得点できないまま敗北し実力差を痛感する結果となった。

女子は、前日のフルーレにも出場した飴谷女織(人4)が登場。相手の猛攻にも耐え食らいつくが、先に5点を奪われ後半戦に移る。そこから相手の勢いに押され、4ー10で黒星を喫した。


新人戦には村社が出場。初戦は、スピードのあるアタックで相手に攻め入る隙を与えず、難なく勝ち星を手にする。さらに勝ち上がっていきたいところだったが、2回戦で朝日大の選手と対決することに。序盤は、有効面を攻撃したときに点灯する色ランプが4回連続で同時に光る場面で、全て村社に得点が入る。勢いそのままに7点目までリードを続けたが、そこから3点の差を一気に返され相手の流れに。応戦するも相手の勢いは止められず、悔しい敗北となった。


関西学生選手権大会では、3回戦までで関大の選手が敗退したものの、加賀、浅田、村社が全日本インカレの出場権を獲得した。大会3日目は、3種目目のエペが行われる。勝利を重ね、より多く選手が全日本インカレ出場を決める。【文/写真:森本明日香】
▼加賀
「初戦は前半結構リードする形で、自分から積極的に仕掛けられたんですけど、1分間休憩して後半戦の時に、前半で取っていたアタックが効くと自分で分かっていたので、単調にそれだけをやる動きが多かった。それを徐々に見破られて、相手にディフェンスされて、それで相手に点数が追いつかれる形になりました。最後は、相手に見破られたことを知っていたので、対策をしてきた相手のさらに対策をして勝ち切ることができました。(3回戦は)圧倒的にやられたので、ショックというか悔しかったです。その相手が高校時代の同期で、一緒に練習してきた相手なので、戦う前から強さというか、厳しい相手だと分かっていたんですけど、持てる力を出して立ち向かっていこうという意気込みでいったんですけど、見事にやられました。また動画を確認して、技術を磨いていきたいです。団体戦は最初からあたる相手が出ていて、今日も試合を見てあたる相手の癖とかどういうことをしてくるのかを研究はしたので、あとはそこに向けて、練習はもうできないのでイメージトレーニングであったり、チームでミーティングをしてチームワークを作っていきたいです」