牧野3種目、川端2種目で優勝 西日本、関カレに向けて
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◇第44回全大阪ショートトラックスピードスケート選手権大会◇10月10日◇浪速スポーツセンター◇
●二部女子500㍍
優勝 牧野 準優勝 岩元
●二部女子1000㍍
優勝 牧野 準優勝 岩元
3位 樋口
●二部女子1500㍍SF
優勝 牧野 準優勝 岩元
●二部男子500㍍、1000㍍
優勝 川端
●二部男子1500㍍SF
準優勝 川端
[選手権男子500㍍準々決勝]
〈2組〉5位 中村 53″316
〈3組〉3位 岩田 48″758
〈4組〉4位 中道 52″442
〈5組〉4位 芥川 51″402
[選手権男子1000㍍準々決勝]
〈2組〉5位 中村 1’49″372
〈4組〉3位 岩田 1’41″528
〈4組〉5位 中道 1’59″654
〈5組〉4位 芥川 1’42″139
[選手権男子1500㍍準決勝]
〈1組〉6位 中道 2’46″087
〈2組〉6位 中村 2’57″873
〈4組〉2位 岩田 2’39″125
〈4組〉3位 芥川 2’43″566
[二部男子500㍍準決勝]
1位 川端 52″609→決勝進出
6位 壇上 55″415
10位 吉永 58″171
[二部男子500㍍決勝]
1位 川端 52″410
[二部男子1000㍍準決勝]
4位 川端 1’50″362→決勝進出
6位 壇上 1’53″217
9位 吉永 2’01″608
[二部男子1000㍍決勝]
1位 川端 1’46″387
[二部男子1500㍍SF決勝]
〈A決勝〉
2位 川端 2’44″654
6位 壇上 3’06″701
〈B決勝〉
4位 吉永 3’18″420
[二部女子500㍍決勝]
1位 牧野 1’04″779
2位 岩元 1’08″111
4位 樋口 1’12″614
[二部女子1000㍍決勝]
1位 牧野 2’07″159
2位 岩元 2’20″209
3位 樋口 2’27″584
[二部女子1500㍍SF決勝]
1位 牧野 3’18″093
2位 岩元 3’36″408
4位 樋口 3’44″362
[バッジテスト女子500㍍決勝]
3位 大口 1’24″379→E級取得
[バッジテスト女子1000㍍決勝]
3位 大口 2’49″103→E級取得
コロナ禍によりチーム全体の練習ができないことから、中道涼(商3)主将が作成した練習メニューを各自で行い、士気を高めてきたアイススケート部スピード部門。チームとしては今季初の大会となった。選手権(AAA級~B級)4名、二部(C~E級)6名、バッジテストに1名が出場した。
3種目ともに優勝を果たした牧野有紗(安全2)。レースは各種目1レースしかなかったため、最初から全力を出しレースに挑んだ。常に上位グループに入り込みレース終盤になってもペースを崩すことなく、安定した滑りを見せた。また、 二部女子1000㍍では1位から3位を関大が独占し、強さを見せつけた。
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二部男子 500㍍では最初から全力を出すことを意識し挑んだ川端博貴(経3)。1000㍍準決勝では全力で滑ったが、体力消耗の影響か後半になりタイムが落ちていくレース展開となった。迎えた1000㍍決勝。最初から突っ込んでいかず、人の後ろに付き、後半からペースを上げる戦略が功を奏した 。1周目は下位グループで滑るが、残り4周の時点で2位グループに食い込む。さらにラスト1周でインに侵入することに成功し、1位に躍り出た。そのままフィニッシュし、関大から拍手・喝采が沸き上がった。これにより川端はB級に昇格。次回からは選手権で戦うこととなった。










シーズンはまだ始まったばかり。これから大きな大会と言われる西日本大会や関カレが2、3月に控えているが、強豪校も多数参加することから、ハイレベルな戦いが待っているだろう。チームの最終目標は関カレの男女リレーで勝つこと。チームとして、そして個人として結果を残せるよう、今よりもさらに成長した姿を見せてくれるはずだ。【文/写真:島田桜介】
▼中道主将
「(チームを振り返って)自主時間で練習時間、回数が限られている中、それぞれ目標を持ちそれを達成できた人も、達成できなかった人もいると思うんですけど、それぞれが頑張ってくれたので良かった。(自分自身)自分は、体力的にも筋力的にも課題が多いレースばかりとなり、最後のレースでは道具のトラブルがあって、ちゃんと滑ることができなかったので、そこを回避することも自分の力の1つと思うので、これからも頑張っていこうと思います。(チームでの目標)この大会が最大の目標ではなく通過点ではありますけど、自分それぞれの力を出し切ることを目標にしてきました。シーズンがこれから始まっていくので、そこに向けて夏休みは練習してきました。また、チームの最終的な目標は関カレで男女リレーで勝つことです。現実的にはめちゃくちゃ強い学校とかもいるので、自分たちのベストを出して1つでも上にいけたらなと思う。関大自身めちゃくちゃ強いチームではないのでそれぞれの力をしっかりと出していい結果につなげられたらなと思います。(今後に向けて)この大会がシーズン始まったばかりで、これから大きな大会があり、個人としては西日本選手権大会が、チームとしては関西インカレが2月、3月にあるので、そこに目指してチーム全体で得点を取れるように。また、今日は個人種目だけだったんですけど、関西インカレではリレー種目もあるので、そこでも得点を取って関西大学として名前を残せるようにチームとして頑張っていきたいと思います」
▼川端
「自分自身があがり症なのでそれをどう抑えて普段通りのレースをするのかという心持ちでレースに挑みました。(優勝の要因は?)練習での負けず嫌いが発揮できたこと。練習で僕より速い先輩と同期がいてその人たち何としてでも付いて行く気持ちが自分のタイムを早くしたり、ラップを0.1秒でも早くさせることができたのかなと思う。(コロナ禍での練習)普段通りにやる+αでみんながやってないことを1つということをしてました。練習メニュー(陸トレ)をオンライン上でみんなでやっていたんですけど、それに+αしてみんながしてないだろうなという練習をしたり、自分が苦手な練習や筋肉を付けたりしたというのがこの結果につながったのかなと思います。(今後に向けて)選手権に昇格したことで、やっと強い選手とかと張り合える場に立てたんで、今は練習とか先輩についていくことだけを意識してやるということと、自分はまだまだ筋肉がなく周りと比べても技術がないので、そこを西日本であったりカンカレでちょっとずつ付けていき、強くなりたいなと思います」
▼牧野
「とりあえず転倒なく普段の練習でしていたことが出せたという点についてはすごくよかったと思います。ただ、改善点というものもあって、すごく見えた部分もあったのでそこは次の練習に持ち帰ってまたやっていきたいなと思います。その方(改善点)の方が強いです。500㍍含め1回しかレースが無かったので、最初から全力を出し切らないとという気持ちがあったんですけど、そこが空回りして転倒しかけてしまったりというのもあったので、そこも次の改善点としてやっていきたい。(コロナ禍での練習)練習回数が単純に減ってしまった部分があったので、陸トレは各自が毎日メニューを課してやっていたという部分と、主将の中道さんがメニューを作成して、普段の練習で本当はやらなかったやらなきゃいけなかった部分を各個人のメニューとして課してくれたので、ホーム重視の分やったり、ラン重視の分だったりっていうのをやってもらってたんで、そこをしっかりこなして行くことで、チーム全体の士気も上がってたんじゃないかなと思います。(今後に向けて)最終目標は関カレで男女リレーで勝つことなので、そこに向けて、大会を積み重ねていき、今日得た改善点を練習で改善しつつ、見て行きたい」