接戦制しリーグ開幕2連勝!

◇令和3年度関西学生リーグ第2戦◇対甲南大◇9月26日◇関西大学弓道場◇
【試合結果】
関大64―60甲南大(全80射)
初戦で快勝を収めてから1週間。甲南大を相手に、リーグ2戦目が行われた。誰かが外しても他のメンバーが確実にあて、4立目では16射皆中を果たした。最後まで集中力を切らすことなく接戦を制し、リーグ開幕2連勝となった。

今回の先発メンバーは大前・植木鈴華(商2)、弐的・奥野早紀(化生3)、落前・髙平愛花(人4)、大落・三屋莉歌(法4)。初立の1射目は、植木と髙平の的中にとどまった。しかしすぐに切り替え、その後は調子を取り戻す。植木と髙平が皆中を見せ、12中を記録した。


2立目からは調子の奮わない奥野に代わり、リリーフとして角朋香(政策4)が出場。大きく崩れることはないが、2立目で皆中者は出ず。11中を記録し、2立連続で甲南大と同的中数となった。



その後も安定した行射を見せ、4立目では16射皆中を果たす。互いに譲らない接戦だったが、ここで関大がリードを広げた。5立目でも植木と髙平が皆中を見せ12中を記録。目標の65中にはあと1本届かなかったものの、64中でリーグ2連覇を果たした。


リーグ戦の半分を終え、順調に白星を重ねている女子。次戦は2週間後に行われる。最後まで気を抜かず、後半戦でも連勝を目指す。【文/写真:横関あかり】
▼植木
「初立いつもみんなで13中以上しようと話して入ってたんですけど、1本足りないというところからスタートして。挽回していこうという気持ちで後半入っていって、16射皆中も出せたし、結果的に勝てて、すごくよかったなというふうに思います。(この1週間意識したこと)先週の練習から、射技はよくなってるんですけど、ちょっとした時に矢を抜いてしまうというのが多くて。見た目は変わってないけど、ちょっと気が急って速く引いてしまったりとかすると、上に抜いたり前に抜いたりというのがあったので、それをなくしていこうと思って練習を続けてきました。(次戦への意気込み)今白星が2つついてるので、この調子で3勝して、勢いをさらにつけて自分たちが自信を持って王座にいけるように頑張りたいと思います」
▼髙平
「(今日の感想)あっという間に終わったなという感じです。勝ててよかったというのと、まだ半分しか終わっていないので、これからも気を抜かずに、あと3週間しっかりとやっていきたいなと思います。(この1週間意識したこと)暗くならないこと。今週もあたったりあたらなかったりで、私自身結構波があったんですけど、暗くなっても結局何もいいことはないなと感じだったので、明るく前向きにというのは意識してました。あと、不安な気持ちはすごく大きかったんですけど、自信がある雰囲気を出して、周りを不安にさせないというのを意識していました。(次戦への意気込み)気を抜かず、まだ半分しか終わってないので、次の試合もみんなを引っ張っていけるように、支えられるように自分があてるという気持ちでやっていきたいと思います」