立命大相手に2戦連続のコールド負け

令和3年度関西六大学連盟秋季リーグ第2節◇対立命大2回戦◇9月17日◇南港中央野球場◇
立命大000 2011=13
関 大000 010=1
(立)池田―吉村
(関)森田、長谷川、小林、山本倖、西尾―谷村
1(指)林
2(右)吉田
3(遊)今井
4(一)永田
5(捕)谷村
6(三)日高
7(左)諸木
8(中)加藤
9(二)藤澤
前日はコールド負けを喫し屈辱を味わった。同じ轍(てつ)踏むわけにはいかない。第2節を1勝1敗に持ち込むため、負けられない戦いだった。しかし、5回までは拮抗(きっこう)した戦いを続けるも6回にミスからの大量失点。大会規定により6回コールド負けと立命大相手に連敗し、苦渋を舐めた。
先発・森田大樹(情3)の立ち上がりは好発進。コーナーに集める投球で無失点に抑える。

初回の関大の攻撃は先頭の林風太(商2)が倒れるも、続く吉田凌馬(人3)がセンター前に弾き返し出塁。しかし、後続が倒れ先制点とはならなかった。

森田は毎回走者を許すものの、3回まで無失点の好投を続ける。
4回の表に試合が動く。先頭打者に安打を許すと、得点圏に走者を進められる。続く6番打者には厳しいコースを攻めるが四球となり、出塁を許す。絶対に先制点を渡したくない場面。しかし、7番打者に甘く入った球は強烈なレフト線への打球となる。2点適時二塁打となり2点を先制される。
5回の裏には関大が反撃する。日高涼汰(経1)がセンター前安打で出塁すると相手の暴投で進塁。さらには続く諸木大高(社3)も避けられた四球で出塁する。2死一、二塁のチャンスで代打に送られたのは西本有希(情3)。春リーグでは5番打者として好機での一打でチームを勝利に導いた。4球目を打った打球は詰まったもののレフト前へと落ちる適時打に。渋といバッティングで1点を返した。


次の守りでしっかり抑え、流れを持っていきたかった。しかし先頭に二塁打を許すと、森田から長谷川綜大(政策3)にスイッチ。だがバント処理のミスや四死球などで走者を溜める。センター前に2点適時打を許すと、その後は小林虎之介(安全3)、山本倖輝(安全2)、西尾龍人(情3)とつなぐもののミスが続きこの回計11点を失った。

その裏の攻撃では積極的な攻撃に出る。しかし、一矢報いることが出来なかった。
第2節ではミスにより狂わされ、大敗を喫した。しかし第2戦では捉えた打球も多く、今後の打線再起に期待が持てる。悔しさを味わった永田夏樹(人3)凖硬。次節に向けて原点に戻る。【文:荒川拓輝/写真:荒川拓輝・水野翔太】
▼永田主将
「(試合を振り返って)昨日の試合も3回で大量失点。バントの処理や守備面で雨で乱されています。自分たちの対策がたりなかったので対策をしていくことが一番大事だと思います。(昨日のミーティングでは打線について話されていました。今日は捉えた打球が多かったですが)真っ直ぐ一本に絞ることを話していて、その真っ直ぐを芯で捉えていたバッターも多かったのでその点は良かったです。でも1点しか取れてないのが現状なので次のリーグ戦までに詰めていければと思います。(次の節まで2週間空きますが)先頭バッターが出ないこと、バント処理などのミスも多く出た試合なので守備も面も含め、先頭バッターを出していくことをやっていかないといけないと思います」