サッカー部期待のルーキー、川島功奨

関西学生サッカーリーグでデビューを果たした川島功奨(社1)。デビュー初戦から、関学大相手に2ゴールを決めるなど大活躍を見せた。

サッカーを始めたのは小学1年生の時。兄の友達の影響だった。中学1年生の時には、京都サンガF.C.U18に所属。国際大会にも出場し、日の丸のついたユニホームを見て今まで頑張ってきてよかったと強く思った。しかし、中学2年生の時に出場した世界大会では準決勝で敗退。初の世界大会だったこと、今後は一緒に戦えない選抜メンバーであることから一層悔しさが増した。

大学の練習が始まってからは、今までの練習との違いに驚いた。以前は、頭を使いながら人に当たらずプレーするよう指導を受けていた。しかし、大学ではプレスをかけていくよう指導を受けたため、同じ競技の練習だとは思えなかった。だが「自分はまだ先輩方に比べると体格差があるため、そういった面での難しさは感じるが、自分は大学でもやっていけるのではないか」と意気込む。
川島の武器は攻撃面。戦術を理解し、狭い場所でもプレーできる。一方、スピード感や当たりの強さなど、今後はフィジカル面の強化に励む。

川島の目標は、パリオリンピックに出場し、世界で活躍できるサッカー選手になることだ。毎日の練習を大切にし、常に自分の課題と向き合いながら日々精進する。今後の活躍に期待だ。【吉田千晃】
◇川島功奨(かわしま・こうすけ)
2002年(平14)5月27日生まれ、京都翔英高出身、168㌢、64㌔。趣味は散歩と読書。最近は特にエッセイを読むことにはまっている。