健闘するも、成蹊大に黒星を喫する

◇令和3年関西学生秋季リーグ戦第3節◇対大阪成蹊大◇9月6日◇橋本体育館◇
[S1]○池田2(21―19 21―19)0永谷
[S2]●永井0(12ー21 20ー22 )2清水
[D1]●中田・高橋1(22ー20 19ー21 13ー21)2星呂・梶井
[D2]●池田・東0(19ー21 16ー21)2清水・大谷
[S3]●丸山0(17ー21 12ー21)2梶田
●関大1-4大阪成蹊大
秋季リーグもはや3日目、大阪成蹊大学との戦いだった。池田圭吾(人4)がS1で奮闘し、1勝上げるもそこから4連続黒星となり、敗戦となった。

S1に登場したのは池田。相手は池田のスマッシュを何度も拾い、得点のチャンスをなかなか作らせない。しかし、粘り強く対応し相手のネットアウトで得点したり、ネットインしたボールを素早くプッシュしたりと1点1点を着実に得点していき、2ゲームとも21ー19と僅差で勝利を得た。


S2の永井蛍(安全3)はドロップショットとスマッシュを使いこなし緩急ある球で攻め立てる相手に苦戦を強いられた。何度も前後に揺さぶられ劣勢のまま第1ゲームが終了。2ゲーム目は持ち直し、高い打点からのスマッシュや際どいコースのショット、連続スマッシュで相手にたたみかけるなど積極的なプレーを見せデュースに持ち込む。しかし後一歩及ばず、敗戦した。


続いて登場したのは中田悠貴(シス理3)・高橋快(文2)組だ。第1ゲーム、中田と高橋両者のスマッシュも決まりデュースに持ち込まれるが、このゲームをとる。しかし2ゲーム目、相手のフェイントや何度も攻撃を拾う防御に苦しめられ悪い流れのままこのゲームを落とす。ファイナルゲームも相手の気迫に圧倒されミスが続き、惜敗した。



次の試合で負けると敗戦が決まる大一番、任されたのは池田・東亮太(経4)の4回生ペア。第1ゲームは池田のスマッシュが決まる場面があるも相手が先にゲームポイントに。そこから驚異の5連続ポイントで2点差まで詰めるも、このゲームを落とす。2ゲーム目は東がフェイントし、池田が後方で強烈なスマッシュを放つなど息のあったプレーが見られる場面があるも敗戦。ここで悔しくも勝敗が決定した。負けが決定した後に出場したのは丸山慎太郎(安全1)だ。第1ゲーム序盤はリードするも相手に追いつかれそこから拮抗した試合になる。最後は相手のスマッシュが決まり第一ゲームは落とす。第2ゲームはミスが目立ち何度もネットに球がかかってしまい、思うように得点を伸ばせずストレート負けを喫した。





3日目も黒星を喫し、悔しい結果となった。しかし、各々に新たな課題が見えた試合にもなった。次の試合も1戦1戦を大切にし、まずは勝利を取りに行く。【文・写真:中山秋桜津】