相手を圧倒し今季初勝利!

◇2021年度西日本インカレ出場決定戦◇6月27日◇対天理大◇太陽が丘体育館
【前半終了】関大19―10天理大
【後半終了】関大11―12天理大
【試合終了】関大30―22天理大
前日は後半追い上げたものの悔しい敗戦となった。西日本インカレの出場権をつかむためにも負けられない。関大は試合全体を通してゲームを支配し、相手を圧倒。新チームでの初勝利をつかみ取った。
序盤は先制点を許すものの中川真侑(人4)が豪快なシュートを決め、得点を奪い返す。前半9分を終えた時点でスコアは5-5と両者一歩も引かない展開に。前半10分にはファウルで相手にボールの権利を許し、ゴール前まで攻め込まれる。しかし、GKの大西葵(商1)がゴールを守り切り得点を許さなかった。そこから流れは関大にやってくる。7得点を連続で決め、相手を大きく突き放す。前半終了10秒前には信夫麻希(経2)が得点を決め、スコアは19―10と大きく差を広げた状態で前半戦を終えた。

後半は速攻で果敢に攻めた前半と打って変わって落ち着いた試合さばきにシフトした。後半14分にはGK山下汐香(社4)が相手のシュートを足で止める好プレーで見せる。試合終盤には高岡咲良(法4)が速攻で相手のゴール近くに攻め込み得点を決めた。後半は相手に大量得点を許さない安定した試合運びで勝利を手にした。


「全員でのハンドをする」と吉川歩里主将(人4)。試合終盤の苦しい場面でも笑顔を絶やさずチームを鼓舞した。翌週の試合でも「ディフェンスからの速攻」で多くの得点を手にしたい。西日本インカレ出場に向け、女子ハンドボール部の戦いはまだまだ終わらない。【文:荒川拓輝/写真:堀池勝大】
▼中川監督
「今日は勝てて本当に良かったです。(良かった部分は)前半は守れたので速攻が機能しました。ディフェンスは1試合通して良かったです。(展開について)こっちがゲームをコントロールしていました。速攻でミスして取られる方が怖いので後半は前半ほど速攻でいかないようにしました。(来週に向けて)後半はシュートミスが多かったのでこれからは精度を上げていきたいです」
▼吉川主将
「ディフェンスが上手く出来なかった昨日の反省を生かしてできたのでよかったです。(良かった部分は)ディフェンスが上手く機能して、速攻で走れて点が取れた部分が良かったです。(試合中も笑顔を絶やさなかったが笑顔を大事にしてるんですか?)人数も少なくて、メンバーも固定されてないので全員でハンドをするという意味で笑顔を大事にしています。(来週に向けて)今日のようにディフェンスからの速攻。ディフェンスを固めて全員でのハンドが出来ればいいと思います」