関大ヨット部始動、次につながるレースに

◇2021年度関西学生オープンレガッタ◇6月26・27日◇新西宮ヨットハーバー◇
[470級]
〈1日目〉
井堰威瑠(人4)・田中剛志郎(化生1)
山田咲良(人2)・藤田愛菜(人1)
久保旬也(商1)・戸川屋陽生(環都2)
西川哲正(化生1)・笹木竜斗(総情2)
〈2日目〉
井堰威瑠(人4)・田中剛志郎(化生1)
久保旬也(商1)・戸川屋陽生(環都2)
西川哲正(化生1)・笹木竜斗(総情2)
1位 関学大162
2位 近大358
3位 神大505
4位 甲南大554
5位 関大609
[スナイプ級]
〈1日目〉
福田新之介(経3)・土師秀太(法1)
田代彩子(商3)・竹中麻結(社安1)
児玉沙耶佳(商3)・三品祐里子(社2)
増田光(経2)・松岡千咲(人2)
〈2日目〉
福田新之助(経3)・竹中麻結(社安1)
田代彩子(商3)・奥村悠大 (法1)
児玉沙耶佳(商3)・三品祐里子(社2)
増田光(経2)・松岡千咲(人2)
1位 関学大95
2位 甲南大137
3位 近大182
4位 関大198
両日とも風が弱く、不安定な天候のなか開催されたオープンレガッタ。1日目は風が出るのを待ち、無事11時45分から出艇が開始された。2日目は定刻通りの開催だったが、1レース後風が止み、この日のレースは終了となった。


遅れて開始された1日目。470級、第1レースでは下位についてしまったものの、井堰・田中ペアが第2レースを3位でフィニッシュし、続くレースも上位でゴールした。しかし、それぞれ奮闘するも、まとまってゴールすることができない。スナイプ級も上位につく場面が見られたが、リコールなどもあり、思うように順位を上げることができなかった。関大は470級6位、スナイプ級4位で1日目を終えた。




曇天の中開催された2日目。470級ではまとまって上位につけず。スナイプ級では、児玉・三品ペアが3位と好成績を残すが、風が弱まってしまったため、1レースで競技が終了。そのままオープンレガッタは幕を閉じた。




天候に振り回された今大会。新型コロナウイルス感染拡大の影響で練習がまともにできなかった関大にとっては、いい結果を残すことができなかった。「今回の大会でできなかったことを、自分たちの課題として受け止める」と井堰主将。まだまだ成長し続ける関大ヨット部のこれからに期待だ。【文:小西菜夕/写真:小西菜夕・松尾有咲】
▼井堰主将
1日目は4レース行ったんですけど、その1レース目でうまく風の振れや特徴をつかめず、あまり自分の力を出し切れなかったのが正直なところです。1レース目後、徐々に傾向がつかめてきて、2レース目以降につなげていけたので、その結果がついてきたのが良かったところです。2日目は風があまり安定しない中で1レースのみでしたが、序盤、自分が思っていた方の風があまり良くなかったので、どう修正しようか走りながら考えました。順位は良くなかったんですけど、振れをつかんだことで前に出れたので、そこは良かったのかなと思います。でも最初の滑り出しが良くなかったので、そこが反省点であり後悔している部分です。良くなかった点としては、スタート前に風の傾向をつかめていなかったのがあって、そこをうまくできていれば全体通して悪い順位が無くなったのではないかと思います。3回生が中心の部活なので、引っ張っていけなかったのは僕の反省点です。他の子たちはやれることはやってたと思うんですけど、歯車がうまく合わないことがあったと思います。できなかったことを次につなげていけたらいいなと思います。次回は、今回の大会でできなかったことを自分たちの課題として受け止め、次のレースでは同じことをしないように心がけて、技術面でも全体通してまだまだな部分があるので、僕の持ってる知識と技量を他の子に伝えていけたらなと思います。時間は2週間後なので短いんですけど、それまでにできるだけしっかり伝えていけたらと思います。