粘りを見せるも、惜敗

◇令和3年度関西学生選手権大会◇男子シングルスA◇6月12日◇和歌山県立橋本体育館◇
【男子4回戦】
●池田1(16-21 21-16 16-21)2橋本(龍谷大)
初戦から約1ヶ月も空いた男子シングルスA。登場したのは池田圭吾主将(人4)だ。相手は強豪である龍谷大学の選手。終始接戦となるもあと一歩届かず。4回戦敗退となった。

第1ゲーム、序盤、両者ともリードを許さない展開となるも中盤、相手に押され6点差を許す。だが、池田も負けていない。相手のミスを誘い、自らもスマッシュを決め2点差まで差を埋める。しかし、相手に逃げ切られこのゲームを落とした。

2ゲーム目は第1ゲームでの負けを払拭するような鋭いスマッシュで開始。しかし相手にリードを許し、なかなか点差が縮まらない。だが15点目、相手のミスを誘い同点に並ぶ。そこから好プレーを連発し、このゲームは勝利。第3ゲームは流れに乗ることができず、9点差で相手にマッチポイントを奪われる。しかし、そこから猛追し5連続ポイント。最後は粘りを見せたが黒星を喫した。

シングルスAは惜しくも4回戦突破とはならなかった。しかし、まだダブルスAが残る。この悔しさを糧にパワーアップした男子ダブルスAに期待がかかる。【文:中山秋桜津/写真:木原綺音】
▼池田主将
「ここまできてレベルも高くて周りも強くて、少し雰囲気に飲まれたところもありました。相手の方が実力が上だったのですが、気持ちでとても押されてプレー自体もゴテゴテになってしまったと思います。上からのショットを色々なバリエーションで出すという自分の強みがあまり出せなかった試合だったかなって思っています。シングルスで負けてしまったので、ダブルスでも他の大学から池田はできるんだなと思ってもらえるようにしっかり結果にこだわって、ダブルスまでしっかり準備していきたいと思います」