エペ1日目は流れを作れず、1勝1敗

◇令和3年度関西学生リーグ戦◇エペ男子2部(1日目)◇5月14日◇滋賀県立体育館◇
[1試合目]
◯関大45-37近大
1 木澤 3(3)-(5)5 武信
2 宮津 8(5)-(5)10 岡田
3 井上 15(7)-(1)11 萩田
4 宮津 20(5)-(2)13 武信
5 木澤 25(5)-(8)21 R西村
6 井上 30(5)-(2)23 岡田
7 宮津 35(5)-(2)25 R西村
8 井上 38(3)-(7)32 武信
9 木澤 45(7)-(5)37 岡田
R 澁谷 西村
[2試合目]
●関大35-45京産大
1 木澤 3(3)-(5)5 堀本
2 宮津 6(3)-(5)10 今井
3 井上 11(5)-(2)12 大矢
4 宮津 15(4)-(8)20 堀本
5 木澤 19(4)-(5)25 大矢
6 井上 21(2)-(5)30 今井
7 宮津 27(7)-(5)34 大矢
8 井上 30(3)-(3)38 堀本
9 木澤 35(5)-(6)45 今井
R 澁谷
勝てば入れ替え戦という重圧の中、3種目目に行われたエペ。2試合ともなかなか流れをつかめず、序盤から相手ペースに持ち込まれる。1試合目は中盤で逆転するとそのまま勝利をつかんだ。しかし2試合目の近大では悪い流れを断ち切れず黒星を喫した。
近大戦は、1戦目から相手に5点先取される。その後2戦目宮津綾(シス理3)が5点を返すも追いつけず、3戦目井上桂太(経4)へ。井上が相手を1点に抑え、先に15点に手をかける。ここから関大に流れを引き込んだ。途中、苦戦する場面もあったが5点を積み重ねる。最後は木澤聡志(環都4)が7点奪取し、勝利をつかんだ。






2試合目の京産大戦も序盤、ペースを作れない。近大戦同様、3戦目の井上が安定したプレーを見せ1点差まで差を詰める。4戦目、宮津もとってはとられての展開を見せるが、後半立て続けに失点。7戦目では7点を奪う健闘を見せた。続く8戦目、井上はお互いになかなか1本が決まらず3ー3で引き分け、点差はそのまま。アンカー井上が窮地でも拮抗したプレーを見せるが、点差をひっくり返すことは出来ず京産大に敗れた。






なかなか流れを作ることが出来ず、1勝1敗で1日目を終えたエペ。2日目の京大戦、中京大戦に向け立て直し、関大らしいプレーで勝利をつかむ。【文/写真:牧野文音】
▼木澤主将
「前々から俺がアンカーというのは決めてたが、総合優勝もそうだし、エペ自体優勝というのもあって、正直プレッシャーあった。いつになく緊張して、普段らしくないプレーが出てしまった。これまで公式戦では2番手、3番手でやって、他のエースの先輩がアンカーをしてくれていて。公式戦以外ではアンカーをやったことはあったが、そういう時はなんのプレッシャーもなかったが、先があるって考えたら、勝たな勝たなって思って。だから、ちょっと硬くなって、距離感とか取り損ねた部分はあった。桂太さん(井上)が流れを作りやすいタイプなので、順番決めの時にじゃんけんで負けて、どうしても俺が頭でアンカーという形になってしまって。自分自身、流れを作るタイプではないので、そこが今日顕著に出た。(2日目に向けて)今日負けた分は仕方がないので、あと2個、両方癖の強いタイプだが、今日みたいに緊張せず、もう少し見ながらやりたい」
▼井上
「(今日を振り返って)流れの作り方が少し下手くそだった感じはする。自分が全部流れ作ってきたが、そこまで乗るのが結構遅いので。いつも僕が最初に出て流れを作っているところを、次は木澤が出たところで、流れを作れなかったところがあまり良くなかった。京産戦は結構逃げがうまいチームで、やりにくかった。(自身のプレーについては)緊張であまり眠れなくて、もうダメだと思っていたが、意外とうまくいったかなと思う。京産戦の2巡目で逆転できなかったのは、ちょっと焦りすぎたところがあったので、そこは要改善。明日は負けたら退部のつもりで、全員退部のつもりで勝ちにいかないと。明日勝てば入れ替え戦にはいけるので、絶対に落とせない戦いになるので、集中して、1本1本大事にして勝っていきたい」
▼宮津
「フットワークと、スピードが1番の強みなので、そこを生かして、近大戦とか、京産大戦もいこうと思ったが、京産大戦の時はそれがちょっと出せてなかった。強みが出せずに、結局最後までやられてしまうことが多かったので、自分を信じて(プレーしたい)。先輩2人が強いので、木澤さんと井上さんに回せるようにしたい。 明日勝てば入れ替え戦なので、気を引き締めて、そしてしっかり休んで明日につなげたい」