神戸大に勝利し、3位決定!
◇2020関西学生リーグDiv.1第3節◇対神戸大◇12月5日◇於・王子スタジアム◇
【第1Q】関大14-0神戸大
【第2Q】関大0-7神戸大
【第3Q】関大3-3神戸大
【第4Q】関大21-0神戸大
【試合終了】関大38-10神戸大
勝てば3位となる今季最終戦。第1Qは2つのタッチダウン(TD)でリードするが、第2Qで点差を縮められる。だが、後半は流れにのり3TDを成功させ、最終戦を白星で終え関西3位となった。

関大のキックオフで試合開始。第1Q、RB柳井竜太朗(社2)がランプレーで1stダウンを2回獲得。その後、QB渡邊貴信(シス理4)がランプレーで8㍎進み、RB大久保寿唐(人4)がTDを決め、先制点を取った。QB渡邊からWR桑田理介(経4)とTE米田克樹(人3)のパスで順調に1stダウンを獲得。最後にQB渡邊からWR桑田のパスが成功し、TD。序盤から快調に得点を伸ばした。第2Qでは反則を取られ、神戸大オフェンスは15㍎前進、その流れによりTDを決められ点差を縮められる。その後、得点のチャンスを迎えるがTDには至らず。フィールドゴール(FG)も失敗に終わり、チャンスをものにすることができなかった。そのまま前半が終了した。



第3Q、神戸大にFGを決められるも、WR小川悠太(経3)がFGを決め返した。第3Q終盤では、DL森川太郎(政策4)のQBサックで神戸大は大きくロス。このまま逃げ切りたい関大は第4Q開始直後、RB前川真司(経3)が33㍎を走り、TD。そこで流れをつかみ、LB青根奨太(商4)が神戸大のファンブルを拾い、そのままリターンTD。最後にはQB渡邊からWR桑田のパスが成功し、点数を重ねた。その後、神戸大に何度かチャンスメークされるも、DB小山剛(法4)のパスカットやDB坊農賢吾(社4)のゴール前インターセプトでピンチをのりこえる。そのまま試合が終了し、38-10で勝利した。




今季は例年とは違い、トーナメント戦のため負けると後がなかったが「GO HARD」というスローガンのもと常に全力で、一勝一勝を徹底し、戦い続けた。この試合で4年生は引退するが、確かな実力を後輩に見せ、終えることができた。主将の坊農は「負けて学ぶとかもうやめよう。勝とう。ライスボウルで日本一のお前らとやりたい」と学生日本一への目標を後輩へと託した。現4年生の思いも胸に、来年こそは学生日本一へと駆け上がる。【文:中山秋桜津/写真:坂井瑠那】