男女ともに全日本インカレ決勝出場決定!
◇第68回全日本学生弓道選手権大会団体戦予選◇11月29日◇関西大学弓道場◇
【男子団体】
[四矢]15中(全20射)
[一手]8中(全10射)
[一本(1回目)]5中(全5射)
[一本(2回目)]4中(全5射)
決勝進出
【女子団体】
[四矢]10中(全12射)
[一手]4中(全6射)
[一本(1回目)]3中(全3射)
[一本(2回目)]0中(全3射)
決勝進出
例年8月に行われる全日本インカレ。個人戦は中止となり、団体戦もいつもとは違う形での開催となった。今回行われた団体予選は、各大学がそれぞれ事前に競技を行い、全参加校の的中数が判明してから12月に行われる決勝出場校が決まる。
関大では、男子から行射が行われた。メンバーは、大前・前原俊介(化生4)、弐的・中西啓(経3)、参的・澤田達矢(経4)、落前・宮下哲也(商4)、落・吉田智哉(情3)の5人。他の参加校が周りにいるわけではないものの、全員がいつもと変わらない緊張感の中で弓を引いた。トップバッターである前原がプレッシャーをはねのけ皆中を出すと、落を任された吉田も皆中となる。四矢が引き終わり、5人の合計は15中。通常、四矢のみでは決勝進出校が決まらない場合に行われる同中競射が今回はできないため、あらかじめ追加で行われた競射でも高い的中率で記録を残した。





続けて行われた女子は、角朋香(政策3)、植木鈴華(商1)、髙平愛花(人3)が出場。昨年の全日本インカレで予選敗退となった悔しさを晴らすため奮闘した。一発勝負という緊張する場面で、植木が皆中、角と髙平が3中を出し、合計的中数は10中。昨年を上回る結果となった。その後行われた一手でも集中力を切らさず弓を引いた。



翌日結果が公表され、見事男女ともに決勝進出を決めた。現時点では、決勝戦はアリーナにて決勝進出校同士の直接対決が行われる。一戦でも多く勝ち抜き、上位を目指す。【文/写真:森本明日香】