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115㌔未満級で山中主将・森田が全国への切符掴んだ!

115㌔未満級で山中主将・森田が全国への切符掴んだ!

◇第47回西日本学生個人体重別選手権大会◇9月4日◇堺市大浜公園相撲場◇

[65㌔未満級]

森 1回戦 ●上手出し投げ

[85㌔未満級]

坂本 1回戦 ●突き落とし

[115㌔未満級]

李 1回戦 ●突き落とし

森田 1回戦 ○上手出し投げ

   2回戦 ○寄り切り

   3回戦 ○うっちゃり

   準決勝 ●引き落とし

   全国大会出場

山中 1回戦 ○上手投げ

   2回戦 ○押し出し

   3回戦 ●寄り切り

   順位決定トーナメント1回戦 ○寄り切り

   順位決定トーナメント2回戦 ○寄り切り

   全国大会出場

インカレまであと2カ月。そこで130代チームの集大成を見せるべく、個人の技術を磨いている相撲部は西日本学生個人体重別選手権大会に挑んだ。けがにより谷口恵太(社4)、坂上翔大(化1)の出場はかなわなかったものの、2人の思いも背負い5人が土俵に立つ。

初めに行われた65㌔未満級には森直輝(シス理1)が挑んだ。両者引けの取らない立ち合いを見せるものの、相手の突きが強く1度は土俵際へ追いやられる。そのときは腰を低くしなんとか耐えたが、まわしをつかまれ上手出し投げを食らう。1回戦敗退となった。

△森

昨年、同じく85㌔未満級で全国の土を踏んだ坂本明優(社2)に期待がかかる。だが、自身より体格のある選手に太刀打ちすることができず短時間で敗北。2年連続の全国大会出場は成し遂げられなかった。

△坂本

115㌔未満級には3選手がエントリー。1試合目から登場した李仁(文3)は早速、今大会優勝者と相まみえる。強豪の勢いを止めることができず、突き落としで苦杯をなめる結果となった。

△李

次に登場した森田力輝亜(社1)は初戦を難なく制すと、2回戦は長丁場となった。互いに左右に揺さぶり相手のバランスを崩そうと試みるが、ここは森田の粘り勝ち。うまく手を使い相手を土俵際に出し次に駒を進めた。3回戦は中学時代に1度敗北を喫している相手と対決した。「全力で」(森田)体当たりするが、2回戦と同じく両者組んだ状態に。ただ、腰を落とし体をねじって、相手を土俵の外へ投げるうっちゃりを披露。審議にはなったものの、森田に軍配が挙がった。迎えた準決勝は引き落としで敗北。ただ、西日本から5枠あるこの階級。3位に入り、全国出場を決めた。

△森田

同階級の山中新大主将(社4)は初戦、強豪・近大の選手を倒すと、勢いに乗り2回戦も圧勝。このまま準決勝までたやすい戦いが繰り広げられると思われたが、3回戦で小回りの利く相手と交え寄り切りで黒星を喫する。残り1枠を懸けて順位決定トーナメントに挑んだ。1回戦は危なげなく勝利するが、2回戦は再び近大の選手に苦しむ。それでも、仲間やOBの声援を背に歯を食いしばり戦った。武器である腕の強さを生かし寄り切りで勝利を手にする。同時に全国への切符も手にした。

△山中主将
△応援の様子

強豪ひしめく115㌔未満級で全国出場を決めた山中主将と森田。個人戦ではあるが、関大の存在感を残す機会にもなった。次は3週間後。今度は全国の舞台で関大の名を轟かせる。【文・写真:木原綺音】

▼森田
「(どのような気持ちで挑んだか)初めての体重別なので、思い切ってやろうと思っていた。(印象に残った一戦について)加納選手(近大)との取り組みが印象に残っている。相手は昔から強いと分かっているので全力で戦ったら勝てた。(以前に当たったことは?)大学になってからは無く、中学の頃は対戦して負けていた。初めて勝ててうれしい。(全国ではどのようなことを意識するか)今回は大きい相撲になっていたので、小さい相撲を取ろうと思う。下から攻めていきたい。(全国に向けて意気込み)全国大会は今回より全力で頑張りたい」

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