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10-3で同大に勝利。リーグ初戦を白星で飾る

10-3で同大に勝利。リーグ初戦を白星で飾る

◇令和2年度統一リーグ戦1戦目◇対同大◇10月18日◇サザンスタジアム◇

1(中)辰巳
2(右)佐々木
3(左)寺田
4(捕)田中
5(DP)吉野
6(一)東
7(三)藤井
8(遊)吉田
9(投)和田
FP(二)笹山

同大000 12=3
関大501 4X=10

(同)津郷-堀米

(関)和田、杉本-田中

4年生は出場せず、3年生以下のチームで臨んだリーグ初戦。関大は同大と相見えた。終盤に失点するも、10-3で勝利し、開幕戦を白星で飾った。

この日、先発を任されたのはルーキー・和田龍馬(1年)。大学に入り、2度目の登板だったため、緊張もあったという。だが、それを感じさせることなく、初回を三者凡退で抑える。

すると、その裏、関大が5点を奪った。辰巳大樹(3年)、佐々木永羽(1年)が死球で出塁する。続く、寺田龍平(2年)はうまく転がし、走者は進塁。寺田自身も一塁セーフとなり、無死満塁のチャンスが訪れた。だが、その好機を生かすことはできず、2死満塁に。しかし、ここでは終わらない。東良一郎(2年)が中前打を放ち、先制点を奪うと、寺田が好走し、もう1点を追加した。2-0とし、打席に入ったのは藤井浩貴(3年)。3球目に捕逸があり、3点目を奪った。そして、4球目を左翼に運び、走者1人を返し、自身もホームベースを踏む。5点のリードを奪い、幸先の良いスタートを切った。

△佐々木
△寺田
△東
△藤井
△本塁打を打った藤井を迎える選手たち

2、3回と出塁を許すも、和田が持ち味の粘り強い投球を見せ、スコアボードに0を並べていった。

3回裏の攻撃では、2死から吉田圭佑(2年)が出塁。盗塁と相手の失策で三塁まで進み、続く和田の左前打でホームに帰還。追加点を奪い、6-0とした。

△吉田

4回からは杉本優太(2年)が登板。先頭打者に三塁打を浴び、その後1点を入れられる。その後も出塁を許すも、三振を重ね最小失点で表を終えた。

△杉本

その裏、寺田、吉野翔太(3年)、東が出塁。1死満塁のチャンスで藤井が安打で2人をホームに帰す。続く吉田も2点適時打を放ち、この回4点を追加した。

△吉野

5回の表には続けて安打を打たれ、2点を奪われてしまう。しかし、その後は藤井の攻守もあり逆転は許さなかった。5-0で試合終了を迎えた。

△藤井

新チームはまだ始まったばかり。今後さらに成長を遂げていく。1試合ずつ勝利を積み重ね、優勝への道を突き進む。【文/写真:遠藤菜美香】

△笹山航希(商2)
△田中大輝(1年)

▼藤井
「(今日の試合を振り返って)新チームになって初めての試合でみんな緊張感もあった。立ち上がり、かたくなっているかな思ったんですけど、初回を0で抑えられたっていうので雰囲気が良くなって、緊張がやわらいだ。それが、得点にもつながったと思う。雰囲気は試合が進むにつれて良くなっていったかなと思う。(自身のプレーを振り返って)9月は調子が良かったんですけど、ここ1週間は調子が良くなかった。少し不安もあったんですけど、1本目が出たことによって次の打席も楽に入れた。それが3安打っていう結果につながったと思う。守備では最終回にゲッツーを取れたんですけど、その前にエラーもしているので、そこはトントンかなと思う。(現在のチームの雰囲気は)新チームになってからこの大会まで2、3週間しかなかっそた。でも、その中でチームがいい方向を向くようにやってきたのでそこはチームとしては良かった。(キャプテンとして意識することは)チームをまとめるために一人一人とコミュニケーションをとって、自分の思っていることと選手が思っていることの意思疎通っていうのを心掛けている。(今年の1年生は)5人と人数は少ないんですけど、みんな技術は高くて、向上心もあるのですごく良い1年生が入ってきてくれたと思う。(次戦に向けて)来週は2日で4試合っていうハードスケジュールなんですけど、1試合1試合勝つことを目標にして、リーグ優勝が達成できるように、やるだけです」

▼和田
「(今日の投球を振り返って)調子が悪い中でキャッチャーと話して、なんとか0点に抑えられて良かった。田中とは長いこと組んでいるので、お互いに欲しい球がわかる。その点では投げやすい。今日は大きい当たりを打たれないように低めに投げることを意識していた。まだ緊張もするんですけど、少しずつ慣れてきているかなと思う。(持ち味は)ランナーを出しても点は取られないっていう粘り強さ。(次戦に向けて)次の試合で投げることがあれば無失点で抑えて、チームを勢いづけられるようなピッチングをしたい」

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